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朝のコーヒーをやめたら元気になった

コーヒーを毎朝飲むことを止めました。

そしたら、体が元気になりました。


我ながら時代に逆行している感じがします。
オシャレさのかけらもない。
「朝はコーヒーを自分で挽いて、美味しい一杯を楽しむところからスタートするんです。その余裕作りが人生を楽しむ秘訣」って飄々と言える人の方が人気出そう。


でも、私にとっては「朝のコーヒー」が体のブレーキになっていたようなんです。


なぜコーヒーを止めようと思ったのか

最初にコーヒーを止めてみようかと思ったきっかけは、トイレの頻度です。

もともとカフェインの覚醒・利尿作用が強く出る体質で、14時以降にコーヒーを飲んだら夜眠れなくなるし、朝1杯のコーヒーを飲んだらその後1時間くらいは10分おきにトイレに行かざるをえない。
トイレトイレトイレトイレ〜!!!!!!
そう、トイレ回数が増えすぎるんです。これだと移動が恐怖になってしまう。
だから移動する日は水筒にコーヒーを入れて、着いてから昼頃にかけて少しずつ飲んだりしていました。

そんなこんなでコーヒーに対してリスク意識を持っていた私は、妊娠を機にデカフェに切り替えて、味を楽しむだけの生活へシフトしました。
しかし、トイレ頻度はさほど変わらず。
冷え性なのもあってか、寒い時期はデカフェでも「10分おきにトイレ」が発生してしまいました。

「どうしてだろ〜デカフェにしたのにぃ〜」とぼんやり過ごしていましたが、ある日ふと当たり前のことに気付きます。

毎朝、薬を飲む用の水とコーヒーであわせて絶対に300mlを超えている。
カフェインがなくても、単純に水分量が多すぎてトイレの回数が増えているんですね。

話は単純。
水分量を減らせばいい。

わかっていても長年の習慣は簡単に変えられなくて、ずるずると「デカフェくらい許してよ」と自分にゴネながら飲み続け、1年ほど経ってからようやく、ストックが切れたタイミングでえいっとやめられました。

そしたら1週間も経たないうちに、明らかに体のエネルギーが満ちてきた気がしたんです。

なんでだろう。

ここで出てくるのが、私が処方されているビタミン剤を飲むタイミングです。

朝。


激弱体質

そもそも私は「体が弱すぎて食物のアレルギー反応がたくさん出る」という残念な体質です。

通常、アレルギーは免疫の話になりますが、私は一般的な免疫ルートではなく「体が弱いせいで、特定の食べ物によってアレルギーと同じ症状が出る」らしいです。

なんそれ!!
薬学部でも習わなかったぞ、そんなルート!!!!!


この医療の発展を疑うような話が、町医者では扱いきれずアレルギー専門医に診てもらった結果です。
「あなたは体が弱すぎるので、まずは体を丈夫にしましょう。筋トレして筋肉つけてください」と言われました。

紹介状もらってアレルギー専門医に診てもらって、まさかのフィジカル話。


血液検査をしたところ弱弱(よわよわ)の体は万年貧血・栄養不足だったようで、鉄剤とビタミン数種を処方されました。
更にビタミン系のサプリメント2種と、マグネシウムも摂るために"にがり"を買うように言われ、自分で買って飲んでいます。

そうして朝は処方薬とサプリメント、併せて4種を飲む生活を5年ほど続けています。
※その他は夜に飲む


「薬は常温の水で飲んでください」の正体

なぜ朝のデカフェコーヒーをやめたら急に体が元気になったのか。

それは間違いなく、朝のビタミン剤の吸収が良くなったからでしょう。


なぜデカフェコーヒーでもビタミンの吸収ができていなかったのかというと、

  • デカフェコーヒーでもタンニンなどが含まれているから、それらがビタミンと結合してしまい吸収を阻害していた

  • トイレ頻度が多いせいで吸収される前に流れ出てしまっていた

あたりが理由でしょうか。


ここまで思い当たったところで、急に思い出します。

薬学部の実習で「薬は常温の水で飲んでください」と教えられた時のことを。

先生は言いました。
「『薬は水で飲んでください』と服薬指導をするけれど、みなさんは本当に水で飲んでいますか?麦茶で飲んだりしていませんか?」

・・・こういうことか!!!!!!

薬学部では薬やサプリメントの飲み合わせについても学びます。
「鉄剤を飲む時に牛乳を飲むと吸収が阻害される」
「この種類の血圧の薬を飲んでいる人はグレープフルーツジュースを飲んではいけない」
「セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)のハーブティーは一部の薬に影響がある」
とかです。

そういう有名なものは散々叩き込まれたので、もちろん私も知っています。
でも、それ以外に関しては無頓着だった。
自分のことでさえ。

「薬を飲む時は水」。
それ単体を満たしていても、前後でコーヒーを飲んでいたら、それはもう「コーヒーで薬を飲んでいる」と同じなのだ。

そんな当たり前のことが抜け落ちていました。


薬剤師資格を持っているくせに、こんなに大事なことを見落としていたとは!
ドアホ〜!!!そんで悔しい〜!!!!5年も無駄にした〜!!!!!


元気になった理由に納得がいったので、「朝のコーヒー」は習慣ではなくなりました。

どうしても朝にコーヒーを飲みたいなら、薬は別の時間にずらす。
たまに飲みたくなった時は、昼前に飲むようにする。
意識的に調整しています。


案外、朝にコーヒーを飲まなくても人生は悪くならないし、ビタミンで体が元気になったからか、おやつを欲しがらなくなりました。
食欲も落ち着いてちょっと痩せたので、万々歳!


☕️☕️☕️


久しぶりに「薬剤師免許持ってるくせに…」の大失敗をしました。
いやぁ恥ずかしい!!

体質や状況については、そんな人もいるんだな〜と想像力の幅に使ってあげてください。


この反省をした直後、アレルギーの定期受診で初めて
「飲み物は何を飲んでいる?」と訊かれました。

やはりコーヒーで飲んでいないかが気になったそうで。

丁度勉強したところだぜ!とばかりに
「コーヒーはほとんど飲みません」と威勢よく返したら、
「1日1杯くらいならいいよ…」と呆れられました。

いい加減、知識だけじゃなく柔軟性も身につけたいよ〜!!!

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