「じゃんけん」で決めることをやめた1年間◎小学校1年生の学級経営◎
大阪市立の小学校で約9年間勤めていました。
教職を辞めて2年経ちました。
現場を離れはしましたが、私は今でも教育者としての誇りを持っています◎
「教育環境プランナー」(自称)として、退職後は活動を続けています。
今は「食育」に力を入れていますが、未来の子どもたちのために、教師として働いてきた経験をnoteでアウトプットしていくことも始めようと思います!!
ぜひ、現役で働いている教員の方々に「いいね!」と感じたものは、取り入れていただけたらと!!
「じゃんけん」で決めること
係活動、当番など、小学校では学級経営の中で「じゃんけん」を使って決めることが多いと思います。
私も、「じゃんけん」を様々な場面で採用してきました。
学級経営だけでなく、順番を決めるときや、遊びの中など、小さなことから大きなことまで短時間で簡単に決めることができます。
「勝ち」「負け」は一目瞭然。
「負け」たんだから、仕方ないね。
フォローする必要もない。お互いの同意で行われることなので、「負け」たら何も言えないのは当然。
だ、け、ど、も!!!!!
「じゃんけん」で決めよう!!と言ったはいいが、それで納得いかないのが子どもですよね。
結局担任は、結局後のフォローが大変!!
「あと出しした!!」とか、
「じゃんけんは嫌って言ったのにー!!」とか、、、
いやいや、「じゃんけん」したんだから、もう何言ってもダメよ。
「勝った」方も納得いかない。
「じゃんけん」で決めることをやめる
1年生の担任でした。
初めての「かかり活動」で決める時のことです。
私自身、「じゃんけん」で決めることに疑問を持っていたので、子どもたちに聞いてみたんです。
「どーやって決めようか??」
これは、私のやり方何ですが、困った時は子どもたちに聞いてみる!!ということをいつもしています。
「じゃんけん!!!」
ですよね。「じゃんけん」で決めますよね。
そこでもう一度、
「じゃんけんで決めたら、勝った人はいいけど、負けた人はそれでいいのかな?」
「何か他にいいの、ないかなー??」
とか、また子どもたちに聞いちゃう!!笑
教師が決めたことを「させる」のではなく、子どもたちで決めたことを「(子ども主体で)する」ということが大事。
すると、
「話し合いで決めます!!」
とステキな案が出てきました◎
「それいいね!!採用!!!!!」
それから、うちのクラスでは「じゃんけん」で決めるということを辞めました。
「話し合い」で決めること
時間、かかります。笑
「じゃんけん」なら数秒で決められることを、一つ一つお互いが納得いくまで話し合います。
子どもたちは自我が強いので、自分のやりたいことを諦めることはできません。
でもやると決めたのだから、絶対に「じゃんけん」はしません。どれだけ時間がなくても、どれだけ小さなことでも、全て「話し合い」で決めることを徹底しました。
ここも大切なことです。教師は決めたことを簡単に変えてはいけません。そしてこれは子どもたちと一緒に考えて決めたこと。クラスの約束です。どれだけ大変で、時間がなくても、教科書の学習を進めることより何より、約束は優先するべきことです!!!
「まぁいいか。」
が学級経営の命取りです。
人数枠を増やしたり、減らしたりということは必要です。
ここは、教師の機転の良さが試されます。
例えば、「かかり活動」を決める時では
「図書係」が人気ですよね。
でも人数枠が少ないんですよね。
定員2人に対して10人とかきますよね。
他にも、誰もやりたい人がいない係が出てくる。
定員4人に対して0人とか。
そこは臨機応変に、
◎4人組を2つ作って、8人枠にする。「図書係A」「図書係B」
◎人気のない係は無しにして、日直に回す。
◎係にこだわらず、したいことを仕事として子どもたちが考える。
結局、「じゃんけん」でも「話し合い」でも、子どもたちが決めた(決まった)ことに納得して、「させた」じゃなくて「(子ども主体で)した」ということに教師が持っていくことが大事!!
納得できれば、別に「じゃんけん」でもいいんです。
でも、「じゃんけん」には子どもの主体性がありません。
あるのはただの運です!!!!
「話し合い」をすることによって、そこには子どもたちの主体が生まれます。
「何でそれがしたいのか」
「そこでどうしたいのか」
「何で嫌なのか」
そういったことを話し合うことで、決めることが重要じゃなくて、決まった後のことが大切なんだということを考えることができます。
「じゃんけん」をやめ、「話し合い」で決めた1年間
2学期をすぎた頃になると、
「じゃんけん」は嫌です。「話し合い」で決めたいです。
と、私が何も言わなくても、子どもたちが「話し合い」を進んで選ぶようになりました。
もちろん、「絶対それじゃないと嫌だ!!」と駄駄をこねる子どももいます。それと比例して、「私はこっちでもいいよ!」と譲る子どもも出てきます。
「あなただけが我慢する必要ないよ、ちゃんと話し合いで決めようね。」
と声をかけると、
「いいの、こっちでこんなことをしたくなっちゃった!!」
その子は、その時の我慢で譲ろうとしているのではなく、後の自分の活動をしっかりと想像することができていました。
そんな声が上がると、
「私もそうしたい!!」
「じゃあ、こっちでこんなことしてもいい??」
子どもたちは、枠にとらわれず、自由な発想で主体的に考え、行動へと移していきます。
ここまでくれば、もう後は流れるまま◎
どんどん「話し合い」の時間も短縮され、みんなが気持ちよく進めていくことができました。
劇の配役も、「話し合い」で決めました。
誰も嫌な思いをすることなく、自分が「これだ!!」と思う配役を選び、進んで取り組むことができました。
「相手の思いを聞く」
「自分の思いを伝える」
「折り合いをつける」
「相手を思いやる」
「主体的に考える」
「後の自分の活動を創造する」
「じゃんけん」をやめ、「話し合い」で決めることを通して、こんなにたくさんのことを詰め込める活動だったなんて!!!!!
1年生でこの結果です。
だから是非みなさんにも実践していただきたいと思い、noteにまとめさせていただきました◎
まだまだアウトプットしていきますので、チェックお願いしまーす◎
