ごまめの思い出 地球と宇宙と繋がる
子どもの頃、豆球をつけて寝ていた。
とても小さい頃。
お布団に入ってから姉とゲームをしていた。
畳を指で叩いて何の歌か当てるというものだ。
タタタータ、タタッタン、タタータタタッタン
あなたーを待つっのテニッスコオート
だ。
タタタタタタタタタン、タン、タン、
君たち男の子、ゴーゴー
である。
これはゴーゴーを入れるかどうかで喧嘩になった。
姉が先に眠ってしまうと、
やることがなくなってしまう。
私は片腕を突き上げて
腕の重みが無くなるポイントを探す。
腕を真っ直ぐ上げて肩の関節に上手く乗ると
腕の重みがスッと消える。
オレンジ色の豆球と、天井板の木目と、そこにあるのに重さがない自分の片腕は、小さい頃の夜の全てだった。
宇宙と地球に繋がった私。
それだけのはなし。
