イベント会場で感じた心地よさを、会社にもつくれないだろうか
今日も引っかかったことをひとつ。

囲まれる心地よさっていいよね!
「観に行きたい」と思っていたものを、
実際に観に行けると、
やっぱりうれしいものだなと思います。
チケットを予約して、いざ会場へ。
それが今まで行ったことのない
場所だったり、普段の生活では
同じものを観ている人が
あまり周りにいなかったりすると、
そのうれしさは少し特別なものになります。
先日、家族そろって観に行きました。
会場では、
同じ作品に惹かれて来た人たちの、
少しマニアックな会話があちこちから
聞こえてきました。
「あの場面、よかったよね」
「あの表現、すごくわかる」
「そこに反応するの、いいな」
そんな空気の中にいると、
不思議と心がほどけていきます。
普段はなかなか出会えない
「同じ熱量」が、
その場にはたしかにある。
知らない人たちなのに、
なんだか会話の輪に入りたくなる。
時間を忘れて、
その場にいること自体が心地いい。
分かり合える空間って、
こういうことなのかも
しれないな
ここで大事なのは、
みんなが同じ価値観を
持っていることではない気がします。
感じ方は人それぞれだし、
どこに強く反応するかも違う。
でも、それぞれが持っている熱量には、
どこか通じ合えるものがある。
この心地よさは、
相手を否定しないことや、
相手の考えを尊重すること
から生まれている。
完全に同じ意見じゃなくてもいい。
自分とは違う見方だったとしても、
「そんなふうに感じたんだ」
と受け止めてもらえる。
その前提があるから、
人は安心して、
自分の好きなことや
関心やこだわりを
言葉にできるのかもしれません。
自分が心を動かされたことを、
少し深めに話してもいい。
相手のこだわりや熱中を、
おもしろがって聞ける。
「わかる」とまではいかなくても、
「その熱、いいね」と受け取ってもらえる。
そういう空気があるだけで、
その場は、
ただ人が集まっているだけの場所とは
少し違って見えてきます。
会社も、
そんな場所になれたら
いいよね
会社だから、
同じ趣味である必要はないし、
同じ考え方である必要もない。
むしろ、
価値観が違うのは自然なことだと思います。
それでも、
その人が何に心を動かされるのか。
何に悔しさを感じるのか。
どこに強いこだわりを持っているのか。
そういう「熱量」が、
ちゃんと見えて、
ちゃんと受け取られる
会社は、きっと居心地がいい。
採用でも組織づくりでも、
条件や制度はもちろん大事です。
でも最後に人が惹かれるのは、
「ここなら自分の熱量を
持ち込んでも大丈夫そうだ」
と思える空気
うまく言語化できなくてもいい。
少しマニアックでもいい。
まだ形になっていない思いでもいい。
それを雑に流さず、
「その話、もう少し聞かせて」
と言える会社
そんな会社には、
人が集まりやすくなるし、
そこにいる人も、
自分らしく関われるようになる。
これまでの会社では、
同じ方向を向くことが
大事にされてきました。
もちろん、
それは今も必要なことだと思います。
でも、同じ方向を向くことと、
同じ感じ方をすることは少し違う。
同じ目的に向かいながらも、
それぞれの関心やこだわりや
違和感が、消されずに
そこにある。
これからの会社に必要なのは、
全員を同じ色にそろえる力だけではなく、
違う熱量が違ったまま持ち込まれる
余白なのかもしれません。
分かり合えるというのは、
全部が同じということではなくて、
違いがあっても、
その人の熱量に敬意を
向けられる
ことなのかもしれません。
その熱量が、
この場では歓迎されると
感じられることなのかもしれません。
イベント会場で感じた
あの心地よさは、
きっと会社にもつくれる。
誰かの関心や情熱が浮かずに、
むしろその場を少し豊かにしていく。
そんな空間が増えたら、
働くことはもう少しあたたかく、
もう少し前向きなものになる
のかもしれません。
会社が、
ただ人が集まる場所ではなく
それぞれの熱量が通じる場所になったらいい。
そんなことを思ったのでした。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
会社を、ただ働く場所ではなく、
共感や関心でつながれる場に
したいと考えているあなたにとって
何らかの気づきになればうれしいです。
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