UV-5RのDC12Vで固定器として活用できるように改造してみた
「あかんやつ」こと中華製トランシーバーのUV-5Rは送信を停止する書き換えプログラムに固定することで安価なワイドバンドレシーバーとして活用できます。
UV-5Rは通常はリチウムイオン電池で動作させますが、リチウムイオン電池は充電の繰り返しで劣化したり、夏場の温度トラブルで危険な状態になることもあるのでできる限り、使いたくないと思いました。
UV-5Rを固定受信機として使う方法としてDC12Vの電圧に変換するシガーライターが販売されていますが、コードが何と下から分岐していてUV-5Rをそのまま立てて使うことができません。
そこで、思い切ってUV-5Rのシガーライタープラグを改造して、UV-5Rをそのまま立てて使えるようにしました。
シガーライターの分解にかなり手間取る
UV-5RのDC12V用のシガーライタープラグの分解をしようと思い立ちましたが、情報が少なくてどうしていいか?が分かりません。
初めに後側に出ている+とーの端子にDC12Vの電源を供給しようと考え、端子を磨いて電源コードを供給して通電していましたが、本体の電源は点灯せず・・・
DC12Vのシガーライタープラグの後側にある+とーの端子はどうやらダミー端子のようです。
そこで・・・しばらくシガーライターの本体を眺めてみるとどうもマイナスの精密ドライバーの細いものを使えば分解できそうだ、ということが判明。
いちかばちかで分解してみると・・・見事に分解成功です。

中華ガジェットのいいかげんな設計の悪さもわかる。


分解後に電源ケーブルを穴あけ加工してはんだ付け
何とかDC12Vシガーソケットライターを分解してみると内部はホットメルトで雑に熱で電子回路が接着されていました。中華製ガジェットの動けばいいみたいな雑な作りでしたが、この辺はコストを考えればしょうがないと思いましたね。

内部回路を分析するとやはり+とーの金属端子はダミーで電源とは無関係でした。電源ケーブルを配線するために本体の中心部にドリルで穴を開けて、ケーブルを再配線することにしました。

組み上げる際にゴム系接着剤を使ってクランプを2個活用し、1時間ほど乾燥させます。乾燥後、プラモデル用の流し込み接着剤を隙間に流し込み、安定化させました。

1時間後に固まったら隙間に流し込み系接着剤を使い、固定化。
DC12Vの電源で動作することを確認後、付属の充電スタンドを活用して本体が置けることを確認
DC12Vのシガーライタープラグの加工が無事、終了したことを確認して電源を入れると無事、UV-5Rは動作し、電源が入りました。

本体もテーブルの上にそのまま置けるようになり、何とか固定受信機として活用できるようになり、安心。
元の充電スタンドに新しく加工したUV-5Rを差し込むと無事、刺さるので安定して固定受信機として使えるようになりました。

UV-5Rは価格が4000円台なのであくまでオマケというかおもちゃのような受信機なのですが、実際、固定用としてローカル局のスポット受信機として活用できるそこそこの性能です。
オプションでFMラジオも受信できますし、アナログFM無線の1局を待ち受け受信する用途などのサブ受信機としての実力は結構、すごい。
今まで使いにくくて厄介だったUV-5Rの使用環境がかなり向上しました。
それにしても中華製『あかんやつ』の設計思想は杜撰極まりないのは問題
今回、何とか宿願だったUV-5RのDC12V電源による固定化に成功しました。
でも、自分もそもそも何でDC12Vのシガープラグを開発した時点で本体を素直に縦置きして電源を供給できるようなオプションを開発しなかったのか?にものすごい疑問を感じましたね。
よくある中華製ガジェットで「とりあえず動けばいい」みたいな杜撰な設計思想がUV-5Rのオプションに垣間見られ、ああ、やっぱり中華製ガジェットは日本とは別の品質なんだな、と感じてしまいます。
日本のワイドバンドレシーバーの設計ならば普通に本体を縦置きしても電源が供給できる製品を設計するでしょうが、中華製ガジェットはその辺の考えはなく、要は「安く供給してコピー品まで製造しても動けばいい」の思想が貫かれていますね。
やっぱり、ワイドバンドレシーバーは日本製の方が中華製よりも優れていますが、ただ、中華製は安い。
中華製ワイドバンドレシーバーは安さにつられて購入すると「安物買いの銭失い」になりますが、今回、自分は中華製レシーバーを何とか魔改造してそこそこ使えるようになりました。
実はこのUV-5Rはほぼ、DC12Vシガーライターのおかしな設計のせいでほぼ、休眠状態だったんですね。
