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#21 18歳上の妻だけど、歳の差を感じない理由。

18歳も離れていて、歳の差を感じることはないの?

周りからよくそう聞かれますが、私自身の答えは「まったく感じない」です。

世間一般では18歳上妻と聞くと、一方的に甘やかしたり、母親のようになってしまう関係を想像されるかもしれません。けれど、私は少なくとも年の差は感じずに過ごしています。

1. 見た目は30そこそこ、でも芯はピシッとした彼

夫は見た目こそ30歳そこそこで若く見えるのですが、中身の芯はとてもしっかりしています。 私が何か行き過ぎたことをした時は、年下だからといって遠慮せず「それは違う」とピシッと注意してくる強さを持っています。

一方で、社会人経験の長い私が論理的に理詰めで話しすぎると、ちょっと涙目になってしまうような純粋な一面もあります。

イスラム教徒であり、アフリカ人男性としての誇りとプライドをしっかり持っている。その強さと不器用な可愛らしさの同居が、彼の魅力であり、一人の男性として愛すべき理由です。

2. フィジカルと感覚の相性

私自身、実年齢よりも若く見られることが多く、体力的にも感覚的にも若い男性と過ごす方が自然でしっくりきます。

振り返ってみると、これまでに付き合ってきたアフリカ人の元彼氏たちも、23歳年下から5歳年下まで様々でした(一番多かったのは30代です)。
年上に見られないように、ジムでトレーニングしてカラダを絞り、メイクやファッションにも気を使って年齢負けしないように頑張ってきたこともプラス要素でした。

外国人男性たちは日本人男性ほど相手の年齢を気にしません。
年齢はただの数字(age is just number)
と彼らはよく言いますが、
年上の女性の魅力や落ち着きをよく理解しています。
またパートナーから学びたい、自分が男として成長したい気持ちも大きいからかもしれません。

彼らとお付き合いすることで、年齢という「数字」にとらわれず、自分自身のエネルギーやライフスタイルに合う相手を選んできた結果が、今の夫との充実した生活につながっています。

また少し前ならば、大幅な年齢差のあるカップルはセンセーショナルな話題になりましたが、近年は海外のセレブリティや日本の芸能人も年の差婚が増えたため、世間が受け入れ易くなったのも良い時流だと感じています。
シニアに近くなってから再婚、再再婚に超年下のパートナーとの人生を選ぶケースも多くなっています。

私の憧れの女性・キム・キャトラルも14歳年下の男性と60代後半で再婚

3. 故郷の風土が育てた「自然に相手を立てる」気風

歳の差を感じずにうまくいっているもうひとつの理由は、私自身の生い立ち(ルーツ)にあると感じています。

私が生まれ育った茨城県は、歴史的観点から見ても保守的で(徳川御三家の水戸藩)「男性を立てる」文化や気風が残る地域。男性は女性を「守り・食べさせる」ことが当たり前という中で育ちました。幼少期からの環境の中で、祖母や母のように自然と男性を立てる考え方や立ち振る舞いが身についていたのです。

食事の時、祖父や父より先に箸をつけない。入浴の順番も男性から。父の出勤の前には母が用意した背広やネクタイがきっちり用意されていて…。家長である祖父や父を敬うことは、日常でした。これは無理をして演じているわけでも、我慢しているわけでもなく、自分の中のごく当たり前として今も染み付いています。

プライドを大切にするアフリカ人男性、とりわけ男性は厳格な尊厳を持つムスリムの男性にとって、この「自然に相手を立ててくれる姿勢」は、とても心地よく安心できるものなのだと思います。

毎日のお祈りの時間、私は夫の後ろに座ります。
イスラム教では礼拝の際に男性が先頭に立つことが神への敬意を表すとされているためです(※教えの中では基本は男女平等)。
夫の背中はたくましく、頼りがいを感じます。

私の育った風土と、彼の文化・カルチャーが、意図せず完璧にフィットした瞬間でした。

4. 平均寿命から考えると、実は「これからの残り時間」は同じくらい

さらに言えば、世間が気にする「歳の差」も、統計上のデータで見ると少し違った景色が見えてきます。

  • 日本の女性(50代): 女性の平均寿命が87歳のため、これからの平均余命は約30年余り

  • セネガルの男性(30代): 男性の平均寿命が68歳のため、本国の統計ベースで見るとこれからの残り時間は約30年前後

「18歳差」という数字だけを見ると大きくズレているように思えますが、日本女性の長寿とセネガル男性の平均寿命を掛け合わせると、実はふたりがこれから共に歩む残り時間は、ほぼ同じ長さなのです。

「年上だから早く先に行ってしまう」と引け目を感じる必要もなければ、焦る必要もありません。データの上でも、私たちは全く同じ時間軸を生きる対等なパートナーなのです。

年齢差を超えて「人」と付き合うということ

歳の差婚において大切なのは、「どちらが上か下か」「どちらが若くてどちらが年老いているか」ではありません。

  • 相手のプライドや尊厳を傷つけず、自然に立てることができるか

  • 自分の軸を持ちつつも、相手のまっすぐな意見に耳を傾けられるか

  • お互い限られた時間を、対等なパートナーとしていかに大切に歩めるか

数字上の「18歳差」にとらわれていたのは世間だけで、私達にとってはただ「自分たちのルーツやエネルギー、そして人生の時間軸にぴったり合った関係」を営んでいるだけに過ぎません。


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