旧字体変換ツールを自作してみた

こんにちは。
今回はちょっとマニアックだけど、(自分的に)ニーズが意外と高い「旧字体変換ツール」を自作した話を書いてみます。
なぜ旧字体変換ツールが欲しかったのか?
最近、古文書や古典作品のテキスト起こしをしていると、旧字体への変換作業が意外と手間だと感じるようになりました。
たとえば:
「国」→「國」
「広」→「廣」
「帰」→「歸」
などなど。現代の漢字は常用字体が使われていますが、戦前の文書などを再現するには旧字体に直す必要があります。しかも漢字ごとに細かく対応させないと違和感が出てしまいます。
ネット上にも変換サイトはありますが、
辞書が不十分
特定の文字が漏れる
商用利用が難しい
……と、どれも帯に短し襷に長し。
「それなら自作してみよう!」となったわけです。
完全自作!旧字体変換ツールのしくみ
技術的な仕組み
今回作成したツールはとてもシンプルです:
ブラウザさえあれば利用可能
サーバー不要、インストール不要の軽量仕様です。
実際の動作イメージ
作成した画面はとてもシンプル:
入力欄に現代の日本語テキストをコピペ
「旧字体に変換」ボタンをクリック
旧字体に置き換わった文章が下に表示
特に難しい操作はありません。
オフライン環境でも動作するので、古文書作業をする研究室や現地調査でも役立ちます。
こだわったポイント
今回のツールでこだわったのは以下の点です:
✅ できるだけ網羅的な旧字体辞書(400以上の変換ペア)
✅ 全角文字のまま、文字コード変換は使わず素直に置換
✅ 誤変換を防ぐため、置換順序に注意(先に長い単語から置換)
✅ 変換後に編集可能な結果欄(手動修正にも対応)
特に、「壱」「弐」「粋」「誉」など、一般的な変換サイトが見落としがちな漢字も全てカバーしました。
改良予定・今後の課題
異体字セレクターへの対応(より厳密な文字コード変換)
異読字への対応(例:「粋」→「粹」「精粋」→「精粹」など熟語対応)
サーバーレスPWA化(スマホ対応)
趣味の延長ですが、わりとニッチな需要があると思っています。もしご興味ある方はお気軽にコメントください。
まとめ
旧字体変換ツール(安定完全版)は:
辞書拡張も自在
「辞書データさえ充実していれば、あとは単純な置換処理でかなり実用になる」というのが実感です。
馬酔木フォントがもっと広まればいいなと思いつつ
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