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アラフィフ|クッキー缶の中にいた、小さな息子☘️

最近、ちょこちょこと家の中を断捨離している。

使えなくなったのに、オブジェのように置かれていたマッサージチェア、壊れたルンバは粗大ごみに出した。
着ない服はリサイクルショップへ。

昨日は一日、夏休みを取って家の中を整理した。

ずーっと開けていなかったクッキー缶を見つけた。
何気なく開けてみると、中から出てきたのは、今は大学生になった息子の、保育園時代のノートだった。
卒園間近、最後の一冊。

懐かしいなぁと思いながら、パラパラとページをめくる。



――3月6日
この前、寝る時に
「お母さん大好き。だって、お母さんが生んでくれなかったら、ボク生まれてなかったんでしょ?」と言っていました。
「生まれてきて良かった?」と聞いたら、
「うん、良かったよ😊」と言っていました。
良かった😊

――3月7日
保育園に行ける日があと何日と確認して、
「さみしいなぁ」と言っています。
「お母さんも、ボクと二人で保育園に行ける日があと少しだから、さみしいでしょ?」と心配してくれました。
「でも、ボクが大きくなって子どもができたら、〇〇保育園に連れて行ってあげるんだ」と言っていました。

――3月27日
夜、「3月31日で保育園最後だよ」と話していたら、
「ボク、泣きたくなってくる」と言って、涙を流していました。

今まであまり言わなかったので、大丈夫かなと思っていたのですが、やっぱりみんなとお別れするのがさみしいんですね。



……ま、まずい。

喉元がキュッとなる。
目頭が熱くなる。

上の娘もそうだったけれど、息子も保育園が大好きだった。
10ヶ月から通った保育園。
仲間は、家族のような存在だった。

学区外の遠い保育園に通っていたから、小学校ではみんなとお別れ。
知り合いのいない環境で、慣れるまで大変なこともあった。

それでも、この温かい思い出が、今もきっと息子の心のどこかを支えている。

あの頃の、まっすぐな息子に、ふいに出会った気がした。



――ガチャ。

夏休みで家でゴロゴロしていた息子が、部屋に入ってきた。

まずい。
涙を見られるわけにはいかない💦

「埃でくしゃみ止まらないわー。」

そう言いながら鼻をかみ、涙をぬぐう。

「こんなの出てきたよ」とノートを見せると、

「やば、こんなこと書いてたの? はずっ」

そう言いながら、ページをめくる息子。

「まさか今もノート書いてたりしないよね?」
軽いジョーダンを言う息子。

「書いてるわけないじゃん。誰と交換日記するのよ!」

そう言いながら――

(あ、でもnote書いてるわ。みなさんと交換日記してるわ)

と思った、私でした🌿



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