元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 13 お寺の祝祭日は大人気!
《 写真上:私が暮らすチェンマイの田舎町バンホイプーのお寺、その中にある仏舎利塔です。タイでは一般に高僧や著名人の遺骨が納められています 》
淡々通信 13
今回は、私が暮らす田舎町バンホイプーのお寺の祝日を紹介します。

この祝日は一応ブッダの記念日なのですが、それぞれの町や村など、地域地域で祝日がずれていて、毎年同じ日に行われるものではありません。今日はあちらで、明日はこちらで‥‥ そんな感じで、それぞれ地域色があります。各地のお寺主催のお祭り( お布施祭り )なのです。
上の写真は、そのお祭りに参加するための行列で、皆さん家族も一緒に、お布施をお寺に運んでいるところです。

上の写真は、お寺の裏口になります。大勢の人がやって来るので、警備員が交通整理しています。左の上の方に、お札を花状に飾ったものがお寺へ寄進する布施華です。
上の布施華は、我が家から贈られるものですが、100バーツ札の花で日本円で5000円分ほどお金が飾られている布施になります。
では、寺院の敷地へ入ります‥‥ 下の賑やかな露店が現れます。

最初に目につくのが‥‥ この大勢の人と、長いカウンターの露店です。
これが、日本にはない風習で面白いのですが、野菜を袋詰めにしたものを無料で配っています。 誰でも自由に持って行かれます。 奥の方では、お惣菜や果物、ご飯料理など、全て無料で配られています。
お寺でお布施を集めながら、同時に欲しい人には、誰にでも食料を配布しているわけです。
下の写真は、本堂の中へ花状にお札を飾った進物を仏前に差し出しているところです。右の男性が、我が家の進物を差し出そうとしています。

各家庭から届く進物を展示する場所が下の写真になります。

進物が並べられ、名札や番号が付けられています。右のピンク系花飾りが我が家のものです。 左隣に並んでいるのが、緑系の花飾り、20パーツ札が多く飾られていて、金額では400バーツ( 2000円 )ほどになります。
だいたい、2000円ほどの進物が一般的だと思います。この金額は、女性の畑仕事のアルバイト料1日分と同じ金額です。
では、いよいよ、メインイベント‥‥ リッチな家柄の花飾りをご紹介しましょう‥‥

右のテーブルには、リッチな方の花飾りが展示されています。 右端のつるされているように1000バーツ札が沢山飾られていますが、金額は50000円相当ですので、肉体労働者の一ヵ月分の給料に匹敵するお布施です!
タイの人々の暮らしぶりと、美しいお寺の豪華さとが釣り合わないのは、こうして高額なお布施を得ているので、どんどん立派なお寺になっていくからです。
ちなみに、町の人々にとって、自分の町のお寺が立派である事は、自分たちの功徳の証であり、誇りでもあるわけです。 この記事のトップ画の仏舎利塔も、信者さんの寄進によって作られたものです。
最後に、例年の行事ですが、このお祭りでの見せ場は、奉納おどり大会です。 地域別( 主に山岳民族 )に発表される民族舞踊やジャズダンスなどが公開されます。
下の写真が、奉納される踊りを、本堂の窓から見ているところです‥‥

この窓からは、お寺の広場で催される、奉納踊りがよく見えます。画面の右に隠れてしまっていますが、地域別のそれぞれの衣装を着飾った、大勢の踊り子さんたちが待機しています。
観客よりもダンサーたちの方が多い感じです。ちなみに、なぜか男性の踊り手はあまり見られません。
こうしたお祭りが例年10月頃になると、タイ各地で日にちをずらしながら行われます。
さて、話は変わって‥‥
今現在、没にした短編小説「紙くず吹雪」(2025年2月)を改稿していたのですが、今日ほぼ完成しました。
これなら、エンターテイメント小説としてどの雑誌社の新人賞へも応募できるレベルになったと自負しております。
この小説についてのお話は、次回に紹介させていただきたいと思います。
では、いつものことながら‥‥
深夜の2時( 12月28日 )をまわりましたので、そろそろ、休みたいと思います‥‥
みなさん‥‥ 日本は、忙しい師走を向かえて大変だろうと思いますが、こちらタイでは、12月は大したイベントもなく、大晦日にドンチャン騒ぎ( 下戸のわたしにゃ無関係 )をやるだけで、1月1日は、二日酔いで寝て過ごします‥‥‥‥
年賀状も、おせち料理も、お雑煮や書初めも、初詣も、正月旅行も、年始回りも、何もないのです!
‥‥‥‥と、ここまで書いていたのは、12月の28日の深夜‥‥ 実際にアップするのは2026年の1月9日です。
ですので、実際にこれを読まれる方々は、大晦日を過ぎ、お正月気分も終り、また忙しい365日のスタート‥‥
2026年は、アメリカ経済、世界金融不安、台湾問題、ウクライナ敗戦‥‥等々、ヤバそうな予測がてんこ盛りです。
どうか、皆様、シンドイ一年になるかもしれませんが‥‥‥‥
弱音もはきつつ、憂鬱にもなりつつ、でも、一歩でも前に‥‥‥‥
では、次回また、お会いしましょう‥‥‥‥
「 チェンマイ淡々通信 14 」 へつづく‥‥
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