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奥行きについて

何かを好きということに理由は求めない。

自然と心が動く対象物があったとして、それが日常を彩る一部となるのなら最早そこに理由なんて要らないのだ。

但し好きになったモノ・コトに関しては
その奥に広がるストーリー、つまり「奥行き」というものを知るともっと面白くなる。

例えばニューバランスのスニーカー。

上から990v6、993、990v3

ニューバランスにはそれぞれのモデルに品番があって、自分が好きな990番台という品番には1000点満点で990点という意味がある。
ニューバランスは元々扁平足等を直す矯正靴やアーチサポートインソールのメーカーとしてアメリカで誕生した会社。履いた人に"新しいバランス"感覚をもたらすというのが社名の由来だそうだ。

単純にデザインがカッコいいとか履き心地がいいとか好きになるきっかけはなんでも良い。ただその奥にあるストーリーを知ることで尚更味わい深いものに変わることがあるのだ。

音楽に関してもそうだ。

例えば自分が好きなグランジというジャンルの話。

NIRVANA

グランジってボロボロで破れたジーンズにネルシャツを着て、歪んだギターサウンドと陰鬱な歌詞を特徴とする80年代後半から90年代前半にアメリカ、シアトルで生まれたオルタナティブロックの一種というのが一般的な解釈だ。
しかし掘り下げていくと、背景にはそれまでのロックシーンにおいて人気を博していた煌びやかなルックスのバンド(グラムロックやヘアメタル)への反発心から着の身着のままでステージに上がり、反商業主義的な姿勢を掲げていることが大きな特徴の一つでもあった。

要するにそれぞれのストーリーが、好きという対象物に奥行き(面白くするならそれはフィクションでも良い)を与え、それそのものがもっと魅力的になるということ。

藤原ヒロシ氏の書籍「FRAGMENT UNIVERSITY」を読んで、氏が大切にする物事の奥行きについて引用を交えながら考えてみた。

総じて人生をより豊かにするには、いろんな人の話を聞いたり、本を読んだり、常に自分自身をブラッシュアップしていくことが大事だなと。

但しそれは自分自身が心躍る方へというのが条件で。

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