Led Zeppelinと私 ビジュアルブック①
20年ぶりぐらいに書棚を見たところ、Zepのビジュアルブックが出てきて驚いた。40年ぐらい前に買ったと思うのだが、読んだ覚えは全然ない。書棚の肥やし状態。そもそも、こういう本を今も持っていたことに驚いた。写真集の類は20年ぐらい前、図書館に寄付したから。
この機会に改めて読んでみたところ、なかなか面白い内容だった。
メンバーの発言や写真の説明が貴重なビジュアルブック

「レッド・ツェッペリン イン・ザ・ライト」。モノクロページが多いのは惜しい。
この本の著者2人のうちの1人、ハワード・マレット氏はZepに関する世界の第一人者とのこと。奥付けに、なぜか卒業した学校名まで書いてあった。もうひとりの著者、リチャード・バントン氏はZep最後のツアーに同行した書店の店長とのこと。2人のZepへの愛情が感じられる、ボンゾの思い出に捧げられた本とのことだ。
そのためか、ボンゾの貴重な発言が収められている。私が注目したのは、ボンゾが「俺たちのコンサートは、すべて録音して残してあるんだ。あとになって役立つから。特に俺にとっては、ドラム・ソロの組み立ての参考になるんだ」。その音源はドラムソロだけを集めたものなのだろうか? ボンゾ所蔵なのだろうか? やはりジミーが所蔵している音源か? それが公開される日が来ることを切に願う。
パーシー&ジョンジー 聞こえないのに名演とは!
この本の親切なところは、掲載写真が何年のどこで誰と何があったのか、丁寧に説明を入れている点。写真自体がどういうものか、理解できるほか、リリースされた曲やライブの日にどんなことがあったのか、曲を聴く背景として参考になる。
驚いた発言は、ジョンジーの1968年「ボストン・ティー・パーティ」出演について。「4時間ぶっ通しでやった。ところが、その頃は1時間半の曲しかリハーサルしていなかった。だから、ステージ後半は誰かが少しでも知っている曲があったら、片っ端から演る以外、手がなかった。1人が曲のアタマ4小節を知っていれば充分だった。ビートルズ・ナンバーやチャック・ベリーなんかも演った。でも、素晴らしい一夜だった。物凄い反応があったから、メンバー全員、受けているっていう実感があった」。こういう心情があったことを知ると、当時の音源を聴くときの感慨もひとしおだろう(私は、まだ聴いていない)。
また、本文の「大会場をカバーするための大音響は、時としてメンバーの聴力を冒すことがあった」として、1977年にパーシーが「ライブ当初は片耳が聞こえなかったが、今は治った」と言っていたことも書いている。ジョンジーがサンタ・モニタで音がまったく聞こえない状態で3時間以上のライブを務めたという発言も驚きだ。ほとんど超能力の世界。テレパシーで演奏したのか?

1980年のツアーでジミーが曲紹介をしていたことに驚いたが、それに加えて「その国の言葉で曲紹介することさえあった」ということがビックリ。ドイツ語を話すジミーって? そもそも、なぜパーシーがMCを担当していないのか?
そんな出来事を紹介した貴重な内容のビジュアルブックだったが、この本を眺めながら、近所のBOOK OFFを思い浮かべた。軽く10年は来店していないが、Zep関連の音源などがあるかもしれない。
そこでは、意外な発見があった。
(続く)
