私は愛している
自嘲を一つ
幼稚さの残る自分に
後悔を一つ
怠惰に流される自分に
苦笑を一つ
飽き性の自分に
溜息を一つ
欠点ばかりの自分に
何度も失敗したのに
治せない癖がある
何度も矯正したのに
治らない性質がある
これは徒労か
沈着した汚れを必死に擦っているだけか
これは愚行か
模様と汚れの区別が付いていないだけか
ならば、どうする?
汚れを塗りつぶすか?
模様を削り取ってしまうか?
果たして、それを私だと呼べるか?
認めるしかないのだろう
幼稚で、怠惰で、飽き性で
それを誤魔化してまでは生きたくない
私とは、そういう人間なのだと
その上で愛そう
数多の欠点を抱えながら
苦悩と後悔に向き合いながら
胸を張って生きる自分に
他人は理解者にはなれない
真に自分を理解出来るのは自分だけ
過不足なく自分を愛してやれるのは
やはり、私しかいないのだ
酔いすぎだろうか
自尊が過ぎるか
だが、それでいい
そんな自分を、私は愛している
