遠浅な海の先にあるもの
今日は暑い1日だ。最高気温は30℃を越えている。朝は突如強い雨がざっと降り、雨上がりには大きな虹が青空にかかっていた。
今日の海は大潮だ。潮が大きく引く日である。
ビーチからリーフの先まで、歩きながら今日も釣りをする。海鳥が飛び回り、潮溜まりには天然のアクアリウムができあがる。沖へ沖へと引いていく海水は、まるで川のように勢いよく流れていく。そんな光景を観察しながら、釣りをする。これが僕の生きがいだ。
海中を歩くのは結構疲れるし危険もある。起伏の激しい岩や、いびつな形状の珊瑚、落とし穴のような空洞を避けながら進まなければならない。ウミヘビや小型のサメ、毒魚、クラゲ…危険生物もわんさか生息している。
(保護具、ライフジャケットなど安全対策は何よりも大切であり、決して怠ってはいけない。)

リーフの先端に近づくと、外海から流入した冷たい水が流れ込み、足元がひんやり冷やされる。火照った身体にたまらなく気持ちがいい。険しい道のりを、強烈な陽射しを浴びながら歩いた疲労がじわっと海に溶け込んでいくかのようだ。
この釣りはまるでトレッキングや、サーフィンのようだと思う。自分の判断で進む道を選び、立ち止まり自然と対話をする。風や地形を読み解き、潮の流れや、フィールドの雰囲気から魚の気配を感じ取る。経験と直感を頼りにひたすら探っていく。言語化できない、自然から得られるサインを受け取りながら進んでいくのだ。危険と隣り合わせであることは間違いないのだが、そこで得られる快感はとてつもなく濃い。
この快感こそ、「自然と共になった」感覚であり、そう思う瞬間がたまらなく好きなのだ!
今日は魚もよく釣れた。3時間の釣行で、約15匹は釣れたであろう。カラフルなベラや、1メートルを越えるダツ。そして、食べても美味しいミーバイやクチナジ。



美味しいお魚達は持ち帰り、さっそく晩ご飯に頂いた。自分で釣った魚はどうしてこんなにも美味しいのだろう?今日も海中心の1日であった。海の恵みと島の自然に感謝である。
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