【トルコ旅行5日目②】 ガラタ橋を渡り、街の雰囲気が変わる
トプカプ宮殿を出たあと、僕はそのまま海の方へ歩いた。
そしてガラタ橋を渡る。

橋の上ではおじさんたちが無言で釣り糸を垂らしている。
その横を観光客が通り過ぎる。
振り返ると、さっきまでいた宮殿の歴史が遠くに見える。
前を見ると、石造りの街並みとガラタ塔。
同じイスタンブールなのに、空気の匂いが違う。
街を歩くというのは、時代をまたぐことなんだと、この橋の上で思った。
サバサンド、日本との違い
橋の近くの市場で、名物のサバサンドを買う。

一口目で思った。
「魚、強い。」
日本のサバとは違う。
もっと磯の匂いがする。海がそのままパンに挟まれている感じ。
正直、好き嫌いは分かれると思う。
でも僕は、こういう“違和感”が好きだ。
海外に来た意味って、
「日本と同じだな」じゃなくて
「全然違うな」って思う瞬間にある。
その国のサバを食べることで、
その国の海を感じる。
そんな感覚が、ちょっと嬉しかった。
バラット地区、ザ・ヨーロッパ
そのあと向かったのはバラット地区。
「インスタ映えするらしいよ」
女子たちの会話でよく聞くやつだ。
でも実際に行ってみると、想像以上だった。



カラフルな家。石畳。小さなカフェ。
どこを切り取っても、ヨーロッパ映画のワンシーンみたいだ。
スイーツを食べながら、ゆっくり歩く。
ここは観光地というより、“空気を楽しむ場所”だと思った。
写真を撮る人たちを横目に、
僕はただ、街の色を目に焼き付けていた。
トルコアイスに敗北
そして挑戦、トルコアイス。
あの伸びるやつだ。
店員がコーンを渡すふりをして引っ込める。
また渡すふりをして回す。
観光客はみんな笑っている。
僕も笑っていた。
そして、いよいよ受け取ったと思った瞬間。
口に詰められていたのは紙だった。
完敗。
でもこういうくだらない体験が、
後から一番思い出になる。
ムール貝、止まらない夜
夜は、ムール貝の中にピラフが詰まっている料理。

初体験。
殻を開けて、レモンを絞って、一口。
うまい。
派手じゃないけど、ちゃんとうまい。
何個でもいけるやつだ。
旅って、豪華なレストランより
こういうローカルの一皿のほうが記憶に残る。
塩分過多、そしてライトアップ
イスタンブールに戻り、屋台の焼きとうもろこしを買う。

一口目で確信。
「むくみ確定。」
塩、強すぎる。
でもそれもいい。
夜はウォーキングしながら、ライトアップされたモスクを眺めた。
昼とは違う顔。
静かで、神秘的で、少しだけ寂しい。
処理しきれないほどの1日
正直、今日は巡りすぎた。
宮殿、橋、塔、市場、地区、アイス、貝、屋台、モスク。
頭が追いつかない。
でも思う。
“処理しきれないくらい濃い日”こそ、
あとで振り返ったときに満足する。
余白のある旅もいいけど、
圧倒される旅も悪くない。
