詩: 昨晩 荒々しく求めたあなた
残り火のように消えかけていた体が
再び目を覚ます朝が来ました
あなたのために
最高に濃くて
最高に熱いコーヒーを用意しましょう
キッチンに
口が裂けそうな大あくびをしながら
虎になったあなたが入ってきました
「あんなに酔ったあなたは初めて見たわ」
「久しぶりの血の滴るステーキだったからな
思わず酒が進んでしまった」
わたしを抱きすくめ
噛みつくようなキスをします
血と またたび酒の匂いがしました
「二日酔いかな 頭が痛い」
「そうかと思ってとびきり濃いコーヒーを淹れたわ」
「そいつはいいな」
あなたにマグカップを渡します
あなたは 一口飲むと
アチッと一声 飛び上がりました
「おい 俺は猫舌なんだぞ」
あなたに
思いのまま 食べられたわたしは
にっこりと微笑みました
いいなと思ったら応援しよう!
応援いただけるととてもうれしいです!