超初心者が詠進歌を紡ぐまで③漢詩
漢詩は義務教育で習うものの、社会生活で目にすることはほとんどありませんね。
高校では選択芸術科目で書道を選んだので、いくつか臨書した記憶はありますが「春暁」以外覚えがありません。。。
今回は他言語圏の短歌的な文化をさらっと学びなおすことで、短歌を対照的に捉えようという初心者的試みです。
~漢詩の歴史~
中国、後漢時代は25年から220年のこと。
その頃から漢詩は体系化されたとあり、なかなかの先輩です。
あまりに大先輩過ぎるので、和歌のように形式が決まってきたとされる唐時代(618年~)からの漢詩について少し掘ります。
このころになると「近体詩」という括りで五言絶句、七言絶句といった私でも知っている形式が確立されたとのこと。
「五言」や「七言」の数字は1行に含まれる漢字の数を表し、
「絶句」は4行の詩のスタイル、「律詩」は8行のスタイルとなるそうです。
まったく覚えがない。(学びなおせてよかった)
~代表的な漢詩 五言絶句~
歓怒さんが書かれた記事を見つけました。
とても分かりやすく参考になります。ありがとうございます。
春暁 孟浩然
春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少
この漢詩(横に読む)、「暁」「鳥」「少」は中国語読みで似たような音になるそうです。
確かに日本語でも「ぎょう」「ちょう」「しょう」ラッパーが韻を踏みそうな感じがしてきました。こうした表現を「押韻」と呼び、漢詩の特徴になっているのだそうです。
~実際の音は?~
中国語で読むとどうなるか気になって調べてみました。
孟浩然の生きていた時代とは発音が異なるようにも思いますが、参考に聞いてみました。
Saint Peter (Saint彼得大叔)さんの動画。
中国語、日本語、英語が丁寧で聞き取りやすいです。
・・・でも漢詩の押韻がわからない。。。
~漢詩らしさ~
(※超初心者の個人的感想です)
超初心者の目から、韻をふむところは特徴的に思います。
漢字のみを使う漢詩はその見た目から硬さを感じますが、韻を踏むことでどこか馴染みやすい雰囲気を感じ取ることができます。
和歌でも韻を踏むことはありますが、和歌の場合は漢詩よりも全体的に柔らかい印象を受けます。
自然描写も何故か、和歌に比べて力強く感じますね。
自然ありき、その上で人の心情が描かれるような構成に思いました。
これは中国の壮大な自然環境が背景にあるのでしょうか。
山水画の風景のような。
~まとめ~
中国の歴史、侮ることなかれ。
漢詩は字数制限の美学の原点か。
自然と人の心情のレイヤー、個人的には自然描写が印象的。
調べる中で、古典に限らず、現在でも漢詩の作家さんがいらっしゃることは驚きでした(無知、失礼しました)。
折を見て新しい漢詩にも触れてみたくなりました。
奥深すぎてまとまりませんでしたね・・・難しい~。
【⏳締め切りまであと125日】
