採用面接を15年やった僕が見てきた、介護転職で「後悔する人」の共通点
こんにちは。介護福祉士のナガサワです。
特別養護老人ホームやデイサービスの現場で働いたあと、 採用する側として面接を15年ほど担当してきました。 のべ何百人と会って、採用し、そして何人もが辞めていくのも見てきました。
今日は「転職ノウハウ」というより、 採用する側にいたからこそ見えた、 介護の転職で"後悔する人"と"しない人"の違いを、 正直な実感として書いてみます。転職を考えている方の、判断のヒントになればうれしいです。
■ 後悔する人①:「時給」と「休み」だけで職場を決める
気持ちはすごく分かります。給料は高いほうがいいし、休みも多いほうがいい。 でも、条件だけで決めた人ほど、入って3か月くらいで表情が曇っていくのを何度も見ました。
理由はシンプルで、介護の"つらさ"や"やりがい"は、 数字(時給・休日数)にほとんど表れないからです。 人間関係、教育体制、利用者との相性—— 辞める理由の上位は、いつも求人票に載っていない部分でした。
■ 後悔する人②:「今がイヤだから」で終わってしまう
「人間関係がしんどい」「夜勤がきつい」。 その気持ちを原動力に動き出すのは正解です。 でも"逃げる"だけで終わると、次の職場でも同じ壁にぶつかりやすい。
面接をしていて「あ、この人はまた同じ理由で辞めそうだな」と感じるのは、 「前の職場の不満」しか語れない人でした。悪気はないんです。ただ、 不満の裏返しである「じゃあ次は何が欲しいのか」が、言葉になっていない。
■ 後悔しない人の共通点:「次に欲しいもの」を言語化できている
逆に、長く活躍する人はほぼ全員、 「私は"人間関係が穏やかな職場"で"利用者とじっくり関わりたい"」 のように、次に欲しい条件を自分の言葉で持っていました。
これがあると、求人選びの軸がブレません。 面接でも伝わるし、入ってからのミスマッチも減ります。
■ 採用側の本音:面接で本当に見ているところ
正直に言うと、面接官が見ているのはスキルや資格だけではありません。 「この人はうちで長く続きそうか」——ここを一番見ています。 だからこそ、あなたの側も「長く続けられる職場か」を見極めていい。 面接は"見られる場"であると同時に、あなたが職場を"見定める場"でもあります。
■ じゃあ、どうすればいいか
後悔を防ぐ具体的なチェックポイント(求人票の見方、 面接で聞くべき質問、入って1か月で判断すべきこと)は、 運営しているブログのほうで、採用側の視点も交えて詳しくまとめました。
▼ 介護転職で失敗・後悔する理由TOP5と防ぎ方 https://kaigo-no-tenshoku.com/kaigo-tensyoku-shippai-kokai/
「どの転職サービスを使えばいいか分からない」という方向けに、 主要サービスを目的別に比較した記事もあります(登録は無料です)。
▼ 介護転職サービスの比較・ランキング https://kaigo-no-tenshoku.com/kaigo-tenshoku-service-hikaku-ranking/
転職は、うまくいけば毎日の景色が変わります。 焦らず、「次に何が欲しいか」だけ、先に言葉にしてみてください。 それだけで、後悔する確率はぐっと下がります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 現場と採用、両方の視点から、これからも本音で書いていきます。
ナガサワタクマ 介護福祉士/元・採用担当(面接15年) 介護転職メディア「介護転職ガイド」運営
