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夏土用|自然とともに、巡りを整える暮らし

今日、7月20日から8月7日まで
「夏土用」が始まりました。

土用は、一年に四回ある季節の変わり目。
夏土用は、夏から秋へ向かう
準備の期間です。

まだまだ暑さは続きます。
それでも、暦の上では、
自然はもう次の季節へ
向かって歩き始めています。

私は、この自然の巡りに、
いつも心を動かされます。

春には芽吹き、
夏には大きく育ち、
秋には実り、
冬には静かに力を蓄える。

自然は決して急ぎません。
季節を飛ばすこともありません。

その時々に
必要な時間を大切にしながら、
淡々と巡り続けています。

私は以前、立ち止まることが苦手でした。
休むことは甘え、
頑張り続けることが正しい。

そう思って、
自分を追い立てるように生きてきました。

でも、その生き方は長く続きませんでした。
身体は正直です。

無理を重ねれば、
「もう頑張れないよ」
体が教えてくれます。

東洋医学は、
病気を治すためだけの
医学ではありません。

日々の暮らしに寄り添い、
季節に合わせた生き方を
教えてくれる先人たちの智慧です。

だから私は、
養生とは健康法ではなく、
生き方だと思っています。

自然の流れに逆らわず、抗わず、
その時々の自分に
必要な過ごし方を選ぶこと。

それが、心と体、
そして暮らしを整えることに
つながるのだと感じています。

夏土用は、
前へ進むことを急ぐ季節ではありません。

夏に頑張ってきた心と体をいたわり、
次の季節へ向かう土台をつくる時間です。

食事を見直す。
睡眠を大切にする。
暮らしを整える。

そして、
「私は今、どんな毎日を送りたいのだろう」と、
自分の心に問いかけてみる。

そんな時間も、
養生なのだと思います。

まだまだ暑い日が続きます。
でも自然はもう、
秋への準備を始めています。

夏に大きく育てたものを、
秋に実らせるために。

私も自然の巡りに寄り添いながら、
焦らず、一歩ずつ
歩んでいきたいと思います。

整えて、巡らせて、生きる。
それが、私の大切にしている養生です。


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