娘、大学中退す
がん保険でガバッと入った保険金は全て娘の大学費用と生活費に消えていった。
大学から退学届の用紙が届き、娘に自分で書いてもらい、夫が郵送した。
娘が一人暮らしを始めて直ぐに泣き言を電話で言ってきた時、あの時に中退して実家に帰ってきていたら、メンタルをやられずにすんだのかな?
私が病気で倒れた時期で、大学やアパートの段取りまでしたのに、半年も経たずに辞めたいって娘に言われて、「一年は頑張ってくれよ。」と思ったけど、今思えば、娘の性格から考えると、嫌なものは嫌な性格なので、冷静になって今考えてみると、無理だったんだよなって思う。
「私も治療を頑張ってるんだから、あなたも大学生活を頑張ってよ。」
今思えばだけど、
「私も頑張ってるんだから、あなたも頑張りなさいよ。」の典型例だったんだな。
私が一番陥りやすい考え方。
気をつけていたはずなのにな。
大人になる前段階で、一種の修行と考えて、「頑張りなさいよ。あなたが選んだ好きな道じゃないの。」と、様子をみた。
その裏には、「お金もいっぱいかけた。入学金や授業料、アパート代に生活費。その元を取って頑張りなさいよ。投資したんだから。」って思いはあったと思う。
私は根は勝気な人間なので、なんでも最後までやり遂げたい性格。
だけど、娘はそうじゃなかった。
無理なものは無理。
嫌なものは嫌。
別人格だもんね。
もともと私は大学に行ってほしいとか思ってなかった。
専門学校に行って手に職をつけてもらいたいなとは思っていた。
生きていくのに学歴よりも手に職派と思っているから。
でも、娘が大学に行きたいって言うから親としてサポートした。
一応念のために、大学費用は貯めていた。
だから、ガバッと入った保険金は全部娘の大学費用と生活費に消えたってのは嘘。備えていた。
ここでまた勝気な私が出てくる。
「私、まだまだ大丈夫よ。」ってな具合に。
モームリって言ってみたい。
題名に戻すけど、これでサッパリした!
スッキリした!
私は頭を切り替えて次のステップに行けるけど、娘はそう易々と次のステップに行けないんだろうな。
まだまだ今の状況は続くんだろうね。
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