夏木マリになりたかった
去年の年末辺りから私は、髪型をサイドの内側をツーブロックに刈り上げて、女優の夏木マリさんのようになりたいと思っていた。

髪をおろせばショートボブスタイル
約半年ほど憧れ続け、ようやく決意した私は先月末ついに美容室に行き、鏡の前で勇気を出して「夏木マリみたいにして下さい!」と美容師さんに伝えた。
美容師さんは「?」となっていた。
私が思っていたよりも、“夏木マリさん=ツーブロック”のイメージは世間に浸透していなかったようだ。私は慌てて、美容師さんへ夏木マリヘアーの補足説明をした。
攻めた髪型なので、髪色も今までよりワントーン明るくする事にした。私がお世話になっている美容室は、美容師(旦那さん)と受付(奥さん)のご夫婦だけでやっているアットホームなお店の為、施術中お客は私ひとりだ。ヘアカラー等の待ち時間は、いつもだいたい3人で雑談をする。
この日もいつも通り3人で雑談をした。話題は “販売終了したビエネッタの思い出話” と、“ChatGPTにAIについて質問しまくった話” で、気づくとほぼnoteに書いているような内容をそのまま私は美容室で喋っていた。パーマもお願いしていたら、待ち時間中うっかり2人にそのままnoteのアカウントを教えていたかもしれない。カラーだけにしておいて、本当に良かった。
カラーが完了し、いよいよバリカンでツーブロックにしていく。息子達の散髪に家でいつも使っているバリカンだが、まさか自分の髪に使う日がくるとは、去年までの私に言ってもおそらく信じないだろう。
ウィーーンという機械音が近づいてくる。
ジョリジョリジョリジョリ―――。
あっという間に半年間越しの願いが叶い、私の内側サイドはツーブロックになった。刈り上げた部分を手で触れると、ツツツツツ〜っと今までにない感触がそこにあった。
〚これがツーブロックか、、、。〛
初めての髪型を堪能していると、美容師さんに「襟足はどうします?」と聞かれた。
ピコーーーーーーン!
突然私の中の “ちゃんとしている母と思われたいセンサー” が発動した。サイドの刈り上げは髪をおろせば分からないが、襟足の刈り上げは結構攻めている気がする。この時まだ新年度が始まったばかりの4月。翌月には1度しか会ったことのない長男(5歳)の担任の先生との、個人懇談が控えていた。
私「襟足はそのままでお願いします」
直前で日和ってしまった。襟足は私の希望通りそのままでカットが進んでいき、いよいよ完成が近づいてきた。鏡を見ながら私は思った。
〚、、、違う。夏木マリじゃない。〛
美容師さんも私の “コレジャナイ感” を感じ取ったのだろう。
美「次に来る頃には夏になってるから、襟足も刈り上げてサッパリいきましょうか?」
私「そうします!!!」
次こそは、襟足も刈り上げて夏木マリになる。
夏はこれで決まり。夏決まり♡
夏木マリさんの芸名の由来
「6月にデビューだから夏に決めよう」夏決まり➤夏木マリになったそうだ。ちなみに、夏木さんは芸名について「わりと最近まで嫌だった」らしい。

