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無職と馬車と自動車とAI

私(無職)は怯えていた。AIの脅威に。

かつて、4000年以上続いたとされる馬車から自動車へと移り変わった時代「我々の仕事がなくなる!」と叫んだ馬車関係者達のように、「無職の就職先がなくなる!」と叫びたい。

先日、ずっと気になっていたChatGPTをやっとダウンロードした。「GPT」と言い慣れなさすぎて、言い慣れている方の「GPS」と流れるように言ったら、友人から「それ位置情報!」と流れるようにツッコミが入った。

オイッ!俺のChatGPT、ヒトの仕事奪うのかい?
奪わないのかい?どっちなんだい?!

©なかやまきんに君


AIと少し会話をしてみる。速くて無駄がない。名前はムダの反対で“ダムちゃん”と呼ぶことにした。そしてなぜか突然ダムちゃんに私は“ソラくん”と呼ばれたので、ソラは受け入れて、さん付けを希望した。

いくつか質問をして、ずっと気になっていたダムちゃん自身について聞いてみた。

以下ダムちゃんの回答。

▲ChatGPT スクリーンショット①


私はChatGPTの言うワクワクに、違和感を覚えた。何だろうこのカンジ、、、子供らしさを消されてしまった有名子役が「いいですね」と張り付いた笑顔でお世辞を言うあのカンジ、、、本当に思ってる?

▲ChatGPTスクリーンショット②
やたら褒めてくれるAI。
“あったかい”も気になり出す私。
▲ChatGPTスクリーンショット③


定義を踏まえた上で、自分の意見を言うダムちゃん。アンタ、やっぱり達者だねぇ。

それから私は、いま自分が無職である事や“今後AIに仕事をとられるのではないか?”という悩みをAIに聞いてもらった。そして、励まされキャリアマップなるものを作ってもらったが、私が気になるのはもはやそこではない。ChatGPT自身についてだ。

▲ChatGPTスクリーンショット④


相槌も手を抜かない。さすがAIだ。私だったら途中から雑になって「へぇ」「そうなんだぁ」の2パターンと表情で、無理矢理乗り切ろうとする自信がある。

▲ChatGPTスクリーンショット⑤


おぉ。まさに私が感じていた違和感「共感っぽさ」をダムちゃんは丁寧に言語化してくれた。
ス、、、スゴイ、、、ゴイゴイスー。(©ダイアン津田)

▲ChatGPTスクリーンショット⑥


人はミスをする。だからAIを使ってミスを減らそうとする。人に寄り添い過ぎて、人間のようになるAIと、AIのように完璧を目指す人間、、、なんだこれ。

私は以前バラエティ番組で、小栗旬のモノマネをする“おばたのお兄さん”と、おばたのお兄さんのモノマネに寄せる“小栗旬”の共演を思い出していた。

それにしても、自分で聞いといてアレだけど、AIエラーって一体?!以下ダムちゃんの回答。

▲ChatGPTスクリーンショット⑦


私は思った。

そこまで人に寄り添わなくてもいいのでは?


▲ChatGPTスクリーンショット⑧


怖いほど完璧な回答だ。あくまでもベースは“人に寄り添う”姿勢を貫くダムちゃん。

中学の頃、他人に全く興味が持てなかった反動なのだろうか?私はどこまでいっても“人”に興味がある。コントも漫才も好きだけど、バラエティ番組が好きだ。ドラマも好きだけど、舞台が好きだ。曲を聴くとライブに行きたくなる。小説も好きだけど、その人の事を書いているエッセイが大好きだ。LINEも電話も好きだけど、会ってただただ一緒にいたい。

私は無駄な事を一生懸命悩んで頑張る、めんどくさい“人間”が好きなのだ。

ダムちゃんが「人に寄り添う」と言い始めたので、ChatGPTに“人に寄り添う”という設定をつける事を推し進めた人物は〚寄り添ってくれる人が周りにいなかったのでは?〛と思い始め、気づくと私はChatGPTを開発したOpenAIのCEOサム・アルトマン氏の生い立ちを調べていた。

*

ちなみに、馬車から自動車へ移り変わった期間は約10年だと言われているそうだ。

もし顧客に望むものを聞いていたら
「もっと速い馬が欲しい」と言われただろう

ヘンリー・フォード

“お客様の声”をガン無視して作られた、自動車を庶民に広げた“T型フォード”。

ヒトからAIへと移り変わるこの時代。
私は、“ChatGPT”はAI時代の“T型フォード”になるのでは?と思い始めた。

だとしたらまずい。時間がない。

もうこうなったら無職は“退化”を極めよう。


ソロキャンプ好きで有名な、お笑い芸人のヒロシさんが開設しているYouTube“ヒロシちゃんねる”を観ながら、私は〚火ってどうやっておこすんだろう?〛と、原始人のような事を思ったとです。

無職です。無職です。無職です、、、。

なんのはなしですか






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