【決算分析】Coca-Cola──“価格力”が支えた安定成長、世界最強ブランドの底力【FY2025 Q3】
1. はじめに
2025年10月21日、コカ・コーラ(The Coca-Cola Company / NYSE: KO)は第3四半期(7〜9月期)の決算を発表しました。
結果は、売上・利益ともに市場予想を上回る好決算。
世界的な物価高や為替逆風の中でも、「価格を上げても売れる」ブランドの強さが際立ちました。
CEOのジェームズ・クインシー氏は次のようにコメントしています。
“By offering choice across our total beverage portfolio and leveraging our franchise model’s unique strengths, we’re gaining ground and strengthening our leadership position.”
(多様な飲料ポートフォリオとフランチャイズモデルの強みを活かし、リーダーシップを強化している)
この記事では、まず四半期業績の全体像を整理したうえで、
有料パートでは「地域別の成長ドライバー」「利益率改善の実像」「株価シナリオ分析」を掘り下げます。
☕️ コカ・コーラを「配当株」として見るか、「ブランド×価格力の成長株」として見るか。
投資スタイルごとに戦略が変わる――その“分かれ目”を、有料パートで一緒に見ていきましょう。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
※本記事の一部はAIツールを活用して作成しています。データや内容は著者が可能な限り確認を行っていますが、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
2. 連結業績サマリー(GAAPベース)

※Non-GAAPベースではEPS $0.82(+6%)、営業利益率31.9%。
営業利益の大幅増は、前年同期に発生した商標・再編費用などの特殊要因がなくなったことも寄与しましたが、
それを除いても価格ミックス改善とコスト管理の巧みさが光りました。
3. 地域別ハイライト
北米:価格改定とミックス改善で売上+4%、営業利益+15%。「Powerade」「fairlife」が好調。
EMEA(欧州・中東・アフリカ):ボリューム+4%、価格+4%、営業利益+10%。トルコ・英国・中東がけん引。
アジア太平洋:価格+8%で営業利益+13%。フィリピンと日本でシェア拡大。
ラテンアメリカ:通貨安で減収・減益も、ブラジルとアルゼンチンでNARTD(非アルコールRTD)シェア上昇。
地域ごとの収益バランスは依然として北米が約4割を占めますが、
新興国でのボトラー再編(インド・アフリカ)が長期的な利益率改善をもたらす布石となっています。
4. 成長ドライバー
価格ミックス効果 +6%:インフレ下でも消費者離れは限定的。ブランド力の証明。
ゼロシュガー製品の伸長:Coca-Cola Zero Sugarは世界で+14%。
スポーツ飲料の“二枚看板”:「Powerade × BODYARMOR」戦略が奏功。
fairlife/Santa Clara(乳製品):米・メキシコともに成長ドライバーに。
コカ・コーラは“清涼飲料”の枠を超え、「機能性・低糖・乳製品」まで裾野を広げています。
特に非炭酸カテゴリーの成長が、今後のEPS押し上げ要因となりそうです。
5. 展望(ガイダンス)

為替の逆風は続くものの、2026年には通貨の追い風へ転換する見通し。
リフランチャイズ後のボトリングモデルが利益率の底上げに寄与する構造です。
6. 次回予告(有料パートへの導線)
ここから先の有料パートでは、以下を詳しく解説します👇
北米・EMEA・アジアで営業利益率が改善した理由
「ゼロシュガー」と「Powerade戦略」によるブランド再構築
EPS成長シナリオ(Bull/Base/Bear)× 株価レンジチャート
為替や金利環境が揺れるなかで、コカ・コーラはなぜ“安定して稼げる”のか。
長期投資家が注目すべき「収益構造の強さ」を数字で解き明かします。
【有料パート】
“価格を上げても売れる”コカ・コーラ──利益構造の強さと株価シナリオ分析【FY2025 Q3】
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