ComfyUIで高解像度スケールアップ!Tiled DiffusionとTiled VAE
書いた理由
img2imgでスケールアップをしたくて、Tiled Diffusionに辿り着きました。
ただ、Tiled VAEという用語も出てきて混乱したので、2つの目的を整理します。
結論から入ると
Tiled Diffusion 単独ではアップスケール不可
アップスケールしたい場合は、Tiled VAE が必要
安定したアップスケール結果を得るなら、両方(Tiled VAE + Tiled Diffusion)を使うのがベスト
Tiled Diffusion と Tiled VAE の比較

Tiled Diffusion とは?
画像を生成する際に、U-Netで処理する領域(latent空間)をタイルに分割して、各タイルを個別に生成・結合します。
拡大というより「大きい画像でも小さい部分ごとに生成してVRAMを節約する」ための工夫です。
「全体の構造が失われる」リスクがあるため、ControlNet Tileで構造保持を補助することが多い。👉ControlNet Tile?こちら
Tiled VAE とは?
VAEは画像を「latent空間」に圧縮/復元する部分。
512×512より大きな画像を扱うと、VAEの処理でVRAMが爆増しやすい。
そこで、VAEエンコード/デコード時にタイル分割して処理することで、高解像度画像でもVRAM節約しつつ処理可能にする。
これはimg2img、写真集合成、大判画像生成に非常に重要。
VAEエンコードはVRAM節約が目的。(アップスケールはVAEデコードのみで可能)
