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【神社仏閣巡り】大阪 「高津宮」神さまに導かれた、清々しいひととき

こんにちは。
今回は、私が大阪に住んでいた頃、折に触れて足を運んでいた大切な場所をご紹介します。
大阪の喧騒を忘れさせてくれる、小高い丘に位置する「高津宮(こうづぐう)」。ここは仁徳天皇を主祭神と仰ぎ、古くから浪速の街を見守り続けてきた由緒ある神社です。私にとってここは、「偶然」とは思えないタイミングで神事に居合わせることが多い、特別な縁を感じる場所でした。

予期せぬ神事との出会い、温かな人の輪

これまで、2月の「献梅祭」や「的祭(まとさい)」、毎月の「月次祭(つきなみさい)」、そして「湯立神事」など、数多くの神事に巡り合ってきました。
なかでも、ある夏の月次祭での出来事は今でも鮮明に覚えています。
朝から暑かったその日、私と妻はTシャツにジーンズという、あまりにもラフな格好で参拝に訪れていました。すると、ひょんなことから「拝殿へ上がって榊を奉納しませんか」とお声がけをいただいたのです。
「神さまの前へ進むには不敬な装いではないか」
そう戸惑い、一度は辞退しようとしました。しかし、氏子の皆さんが「せっかくだから」「ぜひ」と、熱心に、そして温かく背中を押してくださったのです。その優しさに甘えるようにして、私たちは静々と拝殿へ進み、榊を奉納させていただきました。


緑に囲まれた拝殿。手前には干支の絵があります。

あの時、厳かな空気の中で感じた緊張感と、それ以上に胸に広がった清々しさは、日常では決して味わえない特別な宝物となりました。

新緑が教えてくれた「歓迎のサイン」

先日、数年ぶりに妻と二人で高津宮を訪れました。
桜の季節は過ぎていましたが、境内の木々は生き生きとした新緑に包まれ、目に眩しいほどの鮮やかな緑が広がっています。


緑の参道。左右には梅園があります。


深い緑に囲まれて深呼吸をすると、心の中がゆっくりと洗われていくようです。するとそこで、またしても不思議なことが起こりました。
隣を歩いていた妻の頭に、どこからか小さな枝が「ぽとん」と落ちてきたのです。
驚いて空を見上げましたが、そこには青々と茂る葉の隙間から澄んだ青空が見えるだけ。鳥の姿も、風のいたずらもありません。
「久しぶりに来た私たちを、神さまが喜んで迎えてくださったのかもしれないね」
そんな風に語り合いながら、顔を見合わせました。目には見えないけれど、確かにそこにある温かな「サイン」を感じた、幸福な瞬間でした。

信仰の深さを物語る、遺された宝物

境内を歩けば、歴史の重みを感じさせる建造物が目に留まります。
特に印象的なのが、重厚な佇まいの「神輿庫」です。


神輿庫 入口の天井の丸いところに「龍」がいらっしゃいます

昭和20年の大阪大空襲の際、境内の多くが焼失してしまいました。しかし、この神輿庫だけは、奇跡的に戦火を免れたといわれています。
入口の天井では瓦製の「龍」が見守っています。

おわりに

高津宮は、単なる歴史的な場所である以上に、訪れるたびに何かを語りかけてくれる「生きている」神社です。
神事に招かれる幸運、木々が落としてくれるサイン、そして戦火を乗り越えてきた人々の信仰心。都会の真ん中でふと立ち止まり、背筋を伸ばしたいとき、高津宮はいつでも変わらぬ温かさで私たちを迎え入れてくれます。
皆さんも大阪を訪れた際は、ぜひこの丘の上で、清々しい風を感じてみてください。


皆さまおすすめの神さま、仏さま、お気に入りの場所がありましたらぜひコメントで教えてください。
いつか皆さまの大切な場所を、私たちも訪れてみたいと思います。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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