ドサクサ日記 7/13-19 2026
13日。
大きなスタジオから、母屋脇の小さめのコンソールルームにブースがひとつ付いているスタジオに移動。広さとしては、MUSIC inn Fujiedaの規模感に似ている。天井は藤枝よりやや低め。ひたすらケンさんのギターをダビングしていく。FEEDERのタカさんが見学に来てくれて、夜は一緒にご飯。タカさんがロンドンに来た頃に通っていたPUBで乾杯。とても楽しい1日だった。

14日。
ギターダビング2日目。この日で、ロンドンでの録音は終了。時間の許すところまで作業を行って、スタジオの食堂にあるオリジナルビールで乾杯。そのあとは皆でキルバーンから少し歩いたところにあるフィッシュ&チップスの店へ。イリギス人のJJが美味しいと喜んでいたので、良い店だったのだと思う。ケイジャン風のチップスがカラームーチョみたいな味で楽しかった。

15日。
空港移動の集合まで時間があったので、美術館まで買い物へ。Apple Payの調子が良くないので、オイスターカードをチャージして地下鉄で目的地まで。サウスケンジントンで買い物をしてから、ふたつ隣の駅の丸亀製麺で饂飩を食べた。一応、「こういう味」という本部的なコントロールがあるのだろうけれど、饂飩に親しみやこだわりのない従業員たちが作り続ければこのくらいに着地するだろうという感じの味で、ガチの丸亀ユーザーからすると饂飩は物足りなかったが、天ぷらや唐揚げは美味しかった。もうあとひとつ沁みるような感じだったら最高だったのに。そのあとはノッティングヒルを散歩して、再び地下鉄に乗ってホテルに戻った。途中で子供連れの方に「英語は話せるか?」と声をかけられた。「少しね」と答えると、彼は興奮を抑えるような感じで「アジカンの人ですよね?大ファンなんだ」と言った。道を聞かれるのかと思っていたので、大変に驚いた。「ありがとう」と告げて握手をした。本当に不思議な感覚だった。日本だったら、やはり自分の静かな生活を守りたいので、避けるような動きになってしまう。海外だと朗らかでいられる。藤枝でも、かも。その違いについては、よくわからない。

16日。
飛行機のなかで過ごす1日。行きは1日増えるけれど、帰りは1日減る。機内食の和食の繊細な味付けにびっくりした。普段はテレビを見ないけれど、ダイアンの特番があったので視聴、ほっこりとした気分になった。地球を一周して帰ってくるような日程だったけれど、移動は待遇の良い席で、なんだか申し訳ないような気持ちになる。飛行機から降りると、暑すぎると言われていたロンドンの100倍暑さの湿った風を肌で感じた。羽田に着いてからは、ひとり寿司屋へ。光り物の刺身盛3点、ビールと焼酎の炭酸割り、寿司5貫で5000円以下。概ね同額の20ポンドをロンドンで払っても、このレベルの食べ物と飲み物が提供されることはないと思う。そら旅行客増えるわと感動しながら、円の弱さについても考えざるを得ないなと思った。帰宅。お疲れ様。
17日。
出国前に本屋で取り寄せをお願いしてあった本を引き取りに行く。蕎麦屋でとろろ蕎麦を食べた。ずっと前の敬老の日に「今まで食べた蕎麦のなかで一番不味い」と老婆が友人に向かって呟いていた店で、饂飩にしようかなと思ったけれど、気分で蕎麦にした。もっと不味い蕎麦は他にもあると思うが、ここが最も不味いということは、老婆は普段から贅沢をしている違いない。
18日。
出国前に車検に出していた車を取りにでかけた。そろそろ買ってから10年くらい経つなと考えて、ディーラーに勧められるがまま追加のコーティングをお願いしたが、これは余計な出費だったかなと帰ってから思った。時差ボケで朝は5時に目が覚め、決まって夕方に猛烈な眠気に襲われる。眠くなる前にスタジオに行って除湿をチェックして、機材を持って帰ってきた。
19日。
図書館と美術館へ。海外では一音たりとも聞こえなかった蝉の音。ホームセンターでダンボールを買って、友人に機材を発送。夕方にやってきた猛烈な睡魔がこの日は19時過ぎにやってきた。ソファで1時間くらいドスンと眠りに落ちて、それから少し本を読んで就寝。思い立って、スペイン語の勉強を始めることにした。Hello! Nancy. Oh! you are Takeo的なところから開始。
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