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Google × noteが提携 ユーザーにどう影響?

note社がさきほど、Googleとの業務資本提携を発表しました。

後藤達也noteでは、個別企業のニュースはあまり多くとりあげませんが、ここの読者は全員noteユーザーでもあり、とりあげてみますね。

以前、日テレがジブリを子会社化した際、「企業価値」についてコラムにしたら好評でした。身近な企業を事例に、企業経営を考えるのは頭に入りやすいかなとも思います。

財務とか苦手な方にもなるべくかみ砕きつつ、「なるほど」感がでるようにまとめられればと思います。

なお、後藤は公表情報以外のことは何も知りません。note株についての投資判断・推奨するものでも全くありません。

まず下記が発表資料ですが、文字が多くて、敬遠する人も多いでしょう。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05592/e42828b2/4a61/400a/836b/ffb1ece89116/140120250114550200.pdf

後藤流にサクッとまとめると、下記の2点です。

① noteとGoogleが「AI開発」で業務提携
② Googleがnote社に約5億円出資し、資本提携も 


まず①の業務提携。GoogleのAI「Gemini」を活用して、クリエイターの活動を支援したり、炎上防止やコンテンツ分類に役立てたりするそうです。

②の資本提携。5億円程度だと、Google社からすれば小さな金額ではありますが、お金を投じるわけですから、コミットの大きさは「資本関係のない業務提携」よりは深いものになりますね。

note側からみるとどうか。下記はnoteの公表資料のバランスシートの変化です。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05592/2fe6caab/cf64/4ed1/8b90/826ba3b250e1/140120250114550537.pdf

資本に約5億円が追加され、企業の安定性が増します。会社に入る約5億円のキャッシュは人材採用を含め、主にAI開発に充てるとしています。

◆ 株価にプラスかマイナスか

Google社の出資が完了すると、Google社はnote社の6%ほどの株をもつ大株主となります。

既存の株主からすると、保有比率が下がる(=希薄化、ダイリューション)ため、1株の価値(株価)が下がる可能性があります。

一方で、Googleとの業務資本提携でnoteのプラットフォームとしての魅力が高まったり、事業基盤の安定が前向きに評価されたりする場合もあるでしょう。

計算上、希薄化が起きても、note社の魅力や成長性、継続性が高まれば、株価は上がりやすいということですね。

明日の株式市場でどう反応するかはよくわかりませんが、発表後のPTS(私設市場)では、100円高の628円となっており、ひとまずは好感されているようです。

◆ クリエイターやユーザーにとってはどうか

これは基本的にいい話だと思います。

後藤自身のnoteクリエイターの立場での感想としては約5億円のGoogleの出資はかなり前向きにとらえています。

ちょっと不穏な言い方をしますが、note社に予期せぬ逆風や事故が発生した場合、資本のバッファーが十分にないと、経営の持続性が危ぶまれるリスクは無視できません

万一そうした事態になると、後藤のnoteも継続しづらくなるかもしれません。

その点で、従来17億円だった株主資本が22億円に増えるというのは、そうした万一のリスクを低くする効果があります。

noteは最近、小幅ながら黒字化を達成したものの、十分な利益を稼ぎ出しているわけではありません。私にとっても、資本に厚みが増すことの安心感は結構大きいですね。

つまり、後藤が「みなさんの長期の信頼を軸に日々運営する」というスタンスを安心して続けやすいということにつながります。

出資者もGoogleという世界的大企業です。また、Googleが6%の株をもったといっても、創業者かつ代表である加藤貞顕さんが34%以上の保有比率を保っており、noteの運営スタイルがすぐに激変するということもたぶんないでしょう。(急にGoogleの圧力が強まり、note画面に広告があふれたりしないことを個人的に期待…)

ただ、業務提携の効果はよくわかりません

クリエイターがGeminiを活用できるのはよさそうな話ですが、具体的にどれくらいの改善につながるのかは不明です。5億円近くの調達資金をAI開発に充てるということですが、これも奏功するかは未知数です。

いいかえると、ここはnoteの経営陣や社員のがんばりどころで、株主にきちんと成果をみせていかないといけないということですね。

とはいえ、私のようなクリエイターや、読者であるみなさんのユーザーにとって、マイナスになる話ではありません。

総合すると、株価がどうなるか、Googleにとって出資がいい判断だったのかはこれから次第ですが、クリエイターやユーザーにとっては基本的にいいことが多いということかと思います。

◆ こういうのもアリですかね…?

夕方にnote×Googleのニュースをみて、上記のようなことを思いふけっていました。「なら、記事にしてみてもおもしろいかも」と、急遽走り書きのようなコラムにしてみました。

XやYouTubeでは取り上げませんが、この場はみなさんがユーザーなのでひょっとしたらアリかもと…。

あと、もしかしたらnote内でいろんな人に読まれるかもしれないので、全文無料にしてみました。

これもまた試行錯誤なので、ご意見お寄せください。

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