3月、小さく試した3つのこと
3月前半、店はわりとゆっくりしていました。
お昼の時間帯にぽつりぽつりとお客さんが来て、14時を過ぎるともう静かで、「今日はこんな感じか」と思いながら片付けを始める。そんな日が続いていました。
焦りがなかったと言えば嘘になります。
でもまぁ、こういう時期は毎年あるし、ここで慌てても仕方がない。落ち着いて、できることをやろうと。
それで、3月はちょっとしたことを3つ、試してみました。
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ひとつめは、焼きそば専用ふりかけの販売。
うちの焼きそばに合うふりかけを作って、店頭で売り始めました。まだ「バカ売れ」なんて状態にはほど遠いですが、少しづつ手に取ってくれる方が出てきています。買ってくれた方の反応を見ながら、「もっと伝え方を考えないとな」と思っているところです。売り方も、置き場所も、まだまだ改善の余地だらけ。でも、まずは棚に並んでいる、ということ自体が前進だと思っています。
ふたつめは、法人向けの食事券の案内。
いつも来てくださる常連の社長さんたちに、「従業員さんの福利厚生にどうですか」と、食事券の案内を手渡しで配り始めました。正直、すぐに注文が入るとは思っていません。こういうのは、渡してから少し時間が経って、「そういえばあの食事券の話、どうだったっけ」と思い出してもらうところからがスタートなので。効果が見えてくるのは4月の後半くらいかなと読んでいます。気長にいきます。
みっつめが、映画「えんとつ町のプペル」のムビチケプレゼント企画。
これは正直なところ、大失敗でした(笑)。
いや、企画自体の発想は悪くなかったと思うんです。でも、エントリーの方法が複雑すぎた。条件があって、手順があって、期限があって。自分で作っておいてなんですが、お客さんの立場で考えたら「めんどくさ」ってなりますよね。完全にユーザー目線を見失っていました。反省です。
でも、失敗してよかったと思っています。
「シンプルじゃないと届かない」ということを、身をもって学べたので。頭ではわかっていたはずなのに、いざ自分で企画を立てるとなると、あれもこれもと足し算をしてしまう。このクセは気をつけないといけないなと。
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結果的に、3月は最終的にかなりいい数字に落ち着きました。
前半のゆっくりした日々がなんだったのかと思うくらい、後半に持ち直して。
ただ、この3つの取り組みが数字に直結したかと言われると、正直よくわかりません。たぶん、そんなに単純な話ではない。ふりかけが何個売れたとか、食事券の問い合わせが何件とか、そういう目に見える成果はまだ小さいです。
でも、僕はそれでいいと思っています。
小さく試して、反応を見て、ダメだったら直す。
派手じゃないし、誰かに自慢できるような話でもない。けど、この「小さく試す」を続けていくことでしか、自分たちの店に合ったやり方は見つからないんだろうなと思っています。
大きな施策を一発ドカンとやるより、小さな種を何個もまいておく。どれかが芽を出すかもしれないし、出ないかもしれない。出なかったら、また別の種をまけばいい。
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4月も、また何か小さなことを試します。
よし。今日もまず、目の前の一杯をちゃんと作ろう。
