シガラミのコツ/詰め方ひとつで効果が上がる
わたしの家の裏山は、植物が生えていない斜面になっています。植物の根がないと、土をつかんでくれるものがなく、少しずつ崩れてしまいます。このままだともっとひどくなるので、土砂が流れないように工夫をしています。
土砂が崩れないようにする工夫
土が流れるのを防ぐために、柵(しがらみ)や石積みで段差を作っています。
柵(しがらみ)とは、木で作る段差のこと。
石積みは、石を積み上げて作る段差のこと。
どちらも、水の流れをゆっくりにして、土がしっかり留まるようにしてくれます。
大事なのは、すき間を作らずにぎゅうぎゅうに詰めること
しばらく観察してわかったこと。
柵や石積みで段を作るだけでは、土中の水と空気は流れてしまい、土砂の崩れは完全に防げませんでした。
大切なのは、柵や石積みと地面の境い目にすき間を作らないことでした。ある程度ぎゅうぎゅうに詰めたほうが、柵・石積みは、斜面の崩れが少なく、落ち着くようです。
すき間が空いていると、地面と段の境い目に空気が通ってしまい、細かな土や砂が流れ出てしまいます。表面では段差ができていても、内側では斜面のままなので、段の上から土が動き続けていました。

柵のすき間には、落ち葉、小枝、小石などをしっかり詰めます。
指先でぐいぐい押し込みながら、できるだけすき間をなくしていきます。

水平部分の山側は、転圧をして締める。
段差の下の部分がすき間なく詰まっていることで、水と空気の流れが一旦とどまります。柵の場合、足で上から軽く踏みつけるくらいに圧をかけておくといいです。有機物同士がくっつきあうので、分解され、土と同化しやすくなります。足で踏みつける程度では通気性は損なわれません。水や空気は完全に止まることなく、ゆっくりと動き続けます。
その結果、土が流れにくくなり、斜面が崩れにくくなります。
ぎゅうぎゅうに詰めた場合とすき間がある場合の違い
写真ではわかりづらいのですが、すき間があるのとないのと、斜面の崩れ方に大きく違いが見られました。
ぎゅうぎゅうに詰めた場合
柵の下部にすき間なく落ち葉などを詰めたものは、見た目は一緒なのですが、山側の斜面が崩れていませんでした。土がしっかり留まっています。

注意したのは、すき間をできるだけ埋めて、枝葉どうしを密着させること。

特に地面としがらみシガラミの境い目にしっかりと詰める

土を入れると、密着度が高まる
すき間が空いている場合
段差の下部で水と空気が抜けていると、上の斜面の土がどんどん流れてしまってました。


まとめ
柵や石積みを作るときは、段の下部にすき間を作らずに、ぎゅうぎゅうに詰めることが超重要!
🔹 小石や小枝、落ち葉をしっかり押し込んで、すき間をなくす。
🔹 そうすると、水と空気の流れがゆっくりになり、土が流れにくくなる。
🔹 すき間があると、せっかく作った柵の効果が出にくい。水と空気が動いて、斜面が崩れてしまう。
柵は、段の下の部分にぎゅうぎゅうに詰めることこそが、土中の水と空気の勢いをとどめます。表面だけでなく、内側の形状が段差となるように、意識するといいです。
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