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英語を話すってネイティブっぽくなることじゃない

僕は今、日本で日英通訳兼ITエンジニアとして働いています。

同僚とのミーティング、会議通訳、海外顧客とのやりとり、チャットやドキュメント作成…。
英語を8割使う環境にいる中で、改めて感じていることがあります。

英語を話すって、ネイティブっぽくなることじゃない。


最初は「発音」ばかり気にしていた

英語をある程度話せるようになってきたころ、
自分の日本語アクセントがどうしても気になっていました。

ネイティブに聞き返されるたびに「発音が悪いのかな…」と不安になり、
できるだけネイティブのように聞こえるようにと
映画やドラマを観て、アメリカ英語やイギリス英語の真似をしようと必死になったこともあります。

でも結局「どの発音が正解なのか」ばかり気にして、
肝心の“中身”や“伝えたいこと”が頭から飛んでしまうことも多々ありました。

今振り返ると、本当にくだらないところを気にしていたなと思います笑


たくさんの英語に触れて、気づいたこと

英語を使って国籍の違う人たちと仕事をしていると、
本当に多様な英語に出会います。

アメリカ英語でも地域差があるし、イギリス英語も何を言っているかわからないほど強いアクセントもあるし、インド英語は意外と聞き取れたり、ドイツ英語、フランス英語、フィリピン英語、中国の訛りもそれぞれ特徴的でした。

そんな中で気づいたのは、“正解の英語”なんて存在しないということ。

みんな、自分の話しやすい英語で、自然体で話している。
それでいて、しっかり伝わっているし、コミュニケーションは成り立っています。


自分の英語も、混ざっていていい

僕自身の英語も、今はかなり「混ざった」ものになっています。

長く聞いていたアメリカ英語のリズムやアクセント、
仕事の中でよく耳にするイギリス英語のアクセント、
一緒に働いている同僚たちのイントネーション…
そしてもちろん、自分の第一言語である日本語の影響。

全部が少しずつ混ざっていて、
どこにも属していない英語かもしれません。

でも僕は、それを恥ずかしいとは一切思っていません。

むしろ、「これが今の自分の英語だ」と少し誇らしくさえ思っています。


なぜ、自信が持てるようになったのか

一番の理由は、伝わることが大事だと心から理解したからです。

どれだけきれいな発音でも、伝えたいことが曖昧だったり、
相手の反応を無視して一方的に話していたら意味がないですよね。

逆に、たとえアクセントが強くても、
相手に合わせて話し方を調整したり、言葉を選んだりできれば、
信頼関係はちゃんと築けるし、仕事も円滑にできます。

「英語を話す能力」は、発音やスピーキング力だけじゃない。
むしろ、相手の話を“どう聞くか”とか、
“必要な情報をどう組み立ててどう表現して伝えるか”のほうが大切だと気づきました。


自分のアクセントは経験そのもの

今の僕は、話すときに「これはどこの英語だろう?」とは考えていません。
自然と出てくる、自分なりの英語をそのまま使っています。

それは、いろんな人と話してきた証でもあり、
いろんな環境で働いてきた証でもあります。

そう思えるようになってから、
英語を話すことがずっと楽になりました。

いちいちそんなところで気にしていたら何もできないですからね笑


これを読んでくれている人たちに向けて

もしあなたが今、
「自分の発音に自信がない」
「日本語訛りが恥ずかしい」と感じていたら伝えたいです。

ネイティブっぽく話さなくても、英語は使える。
伝える力があれば、あなたの英語は十分通じている。

英語は、ただの誰かとつながるためのツールです。
英語が完璧に話せるから偉いとかすごいとか正直無いと思っています。
また、そのツールの使い方に正解なんてありません。
だから堂々と話してください。

英語を話すって、ネイティブっぽくなることじゃない。
自分らしく相手に伝えること。

それができていれば、もう英語は“使えている”と言っていいと思います。

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