タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「1975年のニューミュージック特集」2026,4,27つまみ聞き
‘75は小3だったが鮮明な記憶で「一億人のポップス」はほぼ歌えるDJと生まれる5年前は面白そうだと感心しきりのDJ二人の音楽トーク番組。BAYFM9の音粋(#キュウオン)月曜日。2026,4,27《1975年のニューミュージック特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)Twitter・Xでゴルスターさん《今日の仕事これを楽しみに頑張れた、今夜もよろしくお願いします》ありがたいですね「これ」ってこの番組ですねありがとうございます。そういう時ありましたよ私も、サラリーマンなってすぐの時。BAYFMですよねサザンの毛ガニ(パーカッション野沢秀行)の番組日曜日の夜だったんじゃないかな、それを聞いて翌日に備えるっていうのありましたね。
ミ)日曜の夜っていうのがね。
スー)あのねTFMの萩原健太の番組もあったんじゃないかな、それは「翌日から頑張ろう」。この人はこの番組を楽しみに今日一日仕事をしたと、ありがとうございますお疲れ様でございます。今週の特集は《1975年のニューミュージック特集》ということで「日本の新しい音楽1975年~」(日刊現代)という私の新刊が出まして(’26,4,24)、感想を寄せてもらっています。バラードきりんさんいつもありがとうございます練馬ピーターソンさん芋ようかんさんmoonyさんありがとうございます。
ミ)たくさん届いてますね。
スー)「ニューミュージック」って定義がフワっとしてるんですけど、まあ“戦後生まれの若者の自作自演音楽”くらいなんです。約50年前1975年昭和50年にニューミュージックってのがブワーッと出て来たっていうようなことを書いた本なんですけれども。その辺を軸にしまして’75のニューミュージック系の曲、ニューミュージックだけじゃないんですけど、かけて行こうかなと思っています。まずこの30分間は、この本の中で“スージー鈴木が勝手に選ぶ1975年個人的レコード大賞”っていうのを第三章で書いております。今51年後の視点から見て’75っていうのはこの曲だろう、っていう賞を与えています。気分的にこのゾーンは全部ライブ盤にしまして、今ここが帝国劇場という感じでお届けしようと思ってますフフッ。1975年の最優秀新人賞、本チャンのレコ大では細川たかし『心のこり』だったんですよ。
ミ)へえー。
スー)でも今から考えるとやっぱり岩崎宏美だろうと、実際かなり競ったんですよ。岩崎宏美『ロマンス』じゃないかと。今回本の為に調べてわかったんですけれど、ピンクレディーは別格として置いとく
と、新御三家よりも花の中三トリオよりも岩崎宏美の『ロマンス』が売れてるんですよ。
ミ)ええー。
スー)ピンクレディーを巨大現象とすれば、’70年代のアイドルで最も売れた曲と言っても過言ではないという事実は、かなり鮮明に記憶されるべきではないかと。スージー鈴木は195年の最優秀新人賞は岩崎宏美に選びました。1975,10/18今は無き芝郵便貯金ホールでの初めてのライブでございます。
♪岩崎宏美『ロマンス』
※MC音源「…私は新人ですので、まだテレビでは私の曲以外歌わせてもらえません。ですからその分も含めていっぱい歌いたいと思います。」
スー)歌わしてあげろよハッハッハッ初コンサート。芝の「郵便貯金ホール」その後「メルパルク東京」になって解体されたという所で。どうですか51年前ですよ宏美ちゃんハハッホントに上手い。『心のこり』私バカよねと争ったんですよ、どっちかっていう話があったんですけれど、後に考えるとこの歌声素晴らしい。ホントに売れたってことですよね。’75,12発売のアルバム「ロマンティックコンサート」からお届けしました。さて本の中で「最優秀編曲賞」を選んでおります。ユーミン初のオリコン№1『あの日に帰りたい』言うまでもなく日本のボサノヴァヒットの最初期ですね。この前流れました(’26,4,25)テレビ「スージー鈴木の音楽ソムリエ」(スージーさん初の冠番組月イチBS日テレ)でもおんなじ話しましたけれども、この’75№1ヒット『あの日に帰りたい』を基軸にして、丸山圭子の『どうぞこのまま』(‘76)や尾崎亜美『マイ・ピュア・レディ』(‘77)に繋がって行くということで、ボサノヴァっていうリズム・音楽が日本に巣立って行ったという契機となった曲でございます。これも「音楽ソムリエ」でかけましたけれど、ライブで冒頭のMCから行きます。1996年8月に中野サンプラザで松任谷由実が荒井由実時代の曲を歌うというコンサートがありまして。そこでねぇ一番初めのユーミンのMCがこの曲のヒットした一番の理由みたいなことを説明してるって感じでイイので、聞いてみたいと思います。’96「Yumi Arai The Concert with old Friends」から。
※MC「次にお送りする曲は私にとって本当に記念すべき初の№1ヒットになった曲です。ヒットっていうのはイントロで決まるっていう話もあるから、そうだとしたら多分彼女のボーカルのおかげかな、なんて思ってますではゲストに山本潤子さん!」(拍手)
♪松任谷由実『あの日に帰りたい』
スー)このボサノヴァのアレンジから日本のボサノヴァのヒットが始まった。林立夫が長らくドラマーの活動を休止してたんですけどこのコンサートでユーミンに呼ばれたと。「しばらく叩いてないんだ」って言ったら「自転車1回乗ったら忘れないだろう、大丈夫よ」って言われたってハハハッそれで呼ばれてこのドラム叩いてるっていう逸話もございます。次に「最優秀歌唱賞」なんですけども、非常に熟議熟議を重ねた結果、本家のレコ大と同じでございます。
ミ)あら。
スー)五木ひろし『千曲川』まぁまぁ大好きな曲なんですよね、ホントに歌上手いなあと思うんですけどライブだと更に引き立つ。当時のレコ大や紅白のビデオも持ってますけど、アメリカの舞台で歌ったらもっと際立つんじゃないかと思いましてですね。翌年の秋に発売されました「ラスベガス・オン・ステージ」というですね五木ひろしがラスベガスのヒルトンホテルで行ったライブのLPがありまして。そこで歌ってるんですよ。
ミ)凄いなあ。
スー)アメリカに響き渡る『千曲川』、まぁアメリカの方は千曲リバーがどこにあるか知らんと思いますけれどフフッそん中で臆せず五木ひろしが素晴らしい歌唱を決めております。これはあの’75本家レコ大の最優秀歌唱賞でもあり、本の中にも書きましたけれど紅白の中でもベストパフォーマンスかなと思うような、五木ひろしのベストオブベストだと思います。それがラスベガスに行くとどうなるかということですね’76,8ヒルトンホテルで歌っております。
♪五木ひろし『千曲川』
スー)千曲river is the longest river in Japan! Hiroshi Ituki『千曲RIVER』でした。先程の『あの日に帰りたい』メール貰ってました、金輪際やらんさんありがとうございます《’75当時小学生、ダイヤルを1242に合わせていました。大好きな欽ちゃんのラジオ「欽ドン」⇒「欽ちゃんのド~ンと行ってみよう」》「ドーンとやってみよう」はテレビで「行ってみよう」がラジオなんですね。《欽ドンを待っていると、不意に流れて来た歌に涙がポロポロと溢れて止まらなくなりました。それがユーミンの『あの日に帰りたい』でした》いいですねえ小学生で泣いたんだあの曲に、センスがある。今の『千曲川』はaiaiさんからも予想リクエスト貰いました。本の中でレコード大賞を選んでおります、ただそこは大事なトコなんで本読んで確かめて貰うと。“準レコード大賞”を今日は紹介したいと思います。これは今でも歌われてるということで『なごり雪』のイルカバージョンだろうということでございます。本の中では『なごり雪』の駅が、様々な実証データを通じて八王子駅であると、この番組では1回言いましたけどね国鉄の八王子駅であると証明をしました。で、これは多分大学を卒業して地方へ帰る女性なので大学はどこなんだと。
ミ)はい。
スー)八王子近辺で当時キャンパスがある大学はどこかと、調べました。’71に八王子に開学しました、多分創価大学です。この女性は創価大学の女子大生だったと、さっき研究しましたんで一応報告しておきますフフッ憶測ですけれど。レコード大賞はホントにスタンダードなんですけれど、この曲もいまだに歌われていて、数年前(‘24)に紅白でイルカさんがミニスカートで歌いましたね。今でも歌い継がれているという。’76,4に、これもいいなぁ「九段会館」、九段会館でのライブ音源というのがありまして、当時のイルカ氏の声というもので『なごり雪』を聞いてみたいと思います。’76アルバム「イルカライブ」から。
♪イルカ『なごり雪』
スー)’75の歌唱、だから今よりも音響装置とかも貧弱ですしいわんや加工とか編集もできない。やっぱり“地肩の強さ”っていいましょうかねフィジカルが強いボーカリストが。岩崎宏美が典型ですけれども、今と違う所はそういう所ですねえ。あみーごぜぇっとさんから《スージーさんの新刊、聖地書泉グランデで購入しましためちゃ面白いです。どこかの音楽本のように偏ってなくて健全な音楽書です》偏ってる本は何かな?私もある意味偏ってると思いますけどフフッ’75というだけで偏ってますよね。《ラッキーコードとラッキー背番号いつか書いて頂こうと思ます》ありがとうございますいつでも書きます。22時台1曲目クイズです、これねえこの曲ねぇ今月かけましたねフフッでもバージョン違います、ある日ある時にかけましたそのライブ盤で’75の伝説的なコンサートの1曲目ということです。その音源かなりモコモコな音質ですけれども、4月に1回かけた曲のライブ盤。’75の伝説的なコンサートの1曲目、曲名と歌手名を書いて下さい。正解者の中から1名に番組ステッカーを差し上げます。 いつも見ない方も番組公式ページとか見て頂ければ「これだろう」と、簡単だと思います。瞬間で特定できるかもしれませんフフッ。
ミ)どしどし応募下さい。
【21:00後半】
スー)メールでナイス国務長官さん《もうすぐ36歳、’75は生まれる15年前》と。この方こんな若かったんだ。ミラッキさんは生まれる5年前ということですね。
☆’75発売アルバム「HORO」
♪小坂忠『しらけちまうぜ』
☆‘75アルバム「あゝ、我が良き友よ」作詞松本隆
♪かまやつひろし『仁義なき戦い』
スー)細野晴臣チョッパーがブンブン唸ってましたね。
☆’75アルバム「かえり道」
♪南こうせつ『マイダーリン』
スー)これはファンキーですね、おいちゃん、こんなことやってたんだ。
ミ)ここまでの曲のベース細野晴臣です。
スー)その後ほとんどやんないスラップチョッパーベースやってますね。
☆この曲でも細野晴臣ベース’75発売。
♪ハイ・ファイ・セット『エイジズ・オブ・ロック・アンド・ロール』
スー)ヒューマンでフィジカルでよろしいですな。
ミ)過去を顧みるような歌詞。
スー)そう『あの日に帰りたい』に代表されるんですけれど、とにかく若者が昔振り返るんですよ。第一次振り返りブームハハハッ!紙風船とハイ・ファイ・セット、赤い鳥から分かれて行くんですよ全然違う。このボーカルの方がさっきの『あの日に帰りたい』のイントロ歌ってる人ですよね山本潤子さん。
☆’75フォーライフレコードができた。’75アルバム「ライブ‼泉谷~王様たちの夜」
♪泉谷しげる『眠れない夜』
スー)“うっすらレゲエ”がいいんですよ’75“うっすらレゲエ”。
ミ)そーなんですか⁈
スー)’75にはもう日本にはレゲエ入ってますよ。人気モンでしょ泉谷しげる。
ミ)いやあ当時のラジオテレビつけたら面白そうだなと。
スー)禁句言うていいですか?
ミ)はい。
スー)言うていいですか?炎上しますよ。やっぱり’75の音楽ええわぁー、今よりも。
スー・ミ)ハハハハッ!
【22:00前半】
【告知タイム】
スー)先程から宣伝めいたトークで失礼してますけれども、新刊が先週出ました「日本の新しい音楽1975~」(日刊現代)今、買おうかどうか逡巡しているあなたに、序章「なぜ今「1975年のニューミュージック」なのか」を無料公開ということで、先程私のnoteに載せましたんで、もしよければ見て下さい。見てから買うか買ってから見るか、あ、買ったら意味ないかハハハッ。日曜日(スージーさん言い間違い’26,4,25土曜)例のBS日テレ「スージー鈴木の音楽ソムリエ」記念すべき第1回が放送されました。TVerに乗ってますんで、TVerのURL。あと番組スピンオフイベント5/24(日)15:00大井町E-LOUNGE私がQueenの聞き方を語ると『ボヘミアンラプソディー』だけじゃないぞと『I was born to love you』(スージーさん「I will born」と言い間違えてる^^;)なんてつまんない曲聞くなと。あ、すみません個人的意見ですけど。
ミ)ハハハハハッ!本の中にもたまに“個人的意見”出て来ておもしろいですよね。
スー)やっぱり隠せないんですよね。Queenの聞かれ方がね、もっといい曲ありますよっていうことを穏便に優しくトークショーしたいと思います。今Twitter・XにTVerのURLとイベントについてポストしました。明後日(’26,4,29)下北沢B&Bで松尾潔さんとのトークショーもあります(配信あり)是非来て下さい。
△ミラッキさん:5/30(土) 代々木WOOFERトークライブwithヒャダイン
スー)先程のクイズ4月にかけた曲のライブバージョン’75の伝説的なコンサートということで、割とわかり易いと思いました。吉田拓郎「つま恋コンサート」’75,8に開催され、その1曲目が吉澤嘉代子回(’26,4/13)でかけました吉田拓郎『あゝ青春』という曲。その時はアルバム「ぷらいべえと」の中のスタジオ音源でした。本の中にも書きました日本初のオールナイトフェス、それがつま恋だということでその1曲目がこの曲だったと、映像も残っております。今日は正解者の名前全員行けるんじゃないかな?青い三角フラスコさんウサさん千葉の子ルンルンさんtamatamaさんリスナー人生さんBMさん二番煎じさんシミケズンタロウさん金輪際やらんさんみっちゃんさん。一番始めに読みました青い三角フラスコさんステッカー当選です、おめでとうございます《私1975年の「つま恋ライブ」のVHSをまだ所持しております。ただしビデオデッキがもうありませんので見ることは不可能ですけれど…》ビデオデッキねぇウチはまだ稼働してるんですよ。
ミ)すげー。
スー)2個買いましたからずっと使ってなかった方を今メインにしてます。メインって言ってもフフッ見ないですよ、でもたまーにダビングとかする時にね。山ほどVHSあるからねえ捨てられないんですよ。かと言ってデジタル化って言っても大変だろうということで。青い三角フラスコさんすみませんビデオデッキは差し上げられませんけれど、ステッカーで我慢して下さい。新刊では「GREAT3」という名前にしましてですね、吉田拓郎・井上陽水とユーミンが’75の段階でも人気が爆発してると。後で言いますけれど‘75デビューしたのが矢沢永吉ソロデビューそして中島みゆき浜田省吾、山下達郎をこの本の中で「BIG4」と言ってます「GREAT3」として拓郎・陽水・ユーミンとプラスサディスティック・ミカバンドについて第二章では言及しております。抹茶チンさんからメールで凄い情報《’75はあのQueenもつま恋でコンサートを行いました》スゲーな!知らなかった「エキシビジョンホール」という所でやったそうです情報ありがとうございます。というわけで伝説的な日本初のオールナイトフェスの1曲目でございます当日のライブ音源です、ちょっと音がアレですけど聞いて下さい。
♪吉田拓郎『あゝ青春』
スー)8/2つま恋でオールナイトで行われた、田家秀樹のライナノーツがあるんですけど《全てが終ったのが8/3の4:40》朝の、もうちょっとやってくれんかってフフッ。
ミ)アハハッ!
スー)ハハッ交通の便もありますしね。吉田拓郎が59曲約12時間(歌った)ということでございました、熱気が伝わって来ますけれど。これが’75の音楽シーン最大の出来事だったような感じですね。さて井上陽水も元気でございます、フォーライフ移籍第一弾シングルは高中正義・後藤次利が参加した”
サディスティック陽水バンド“という感じの『青空、ひとりきり』でございます。ミカバンドと陽水が一緒にやったような音でございますね。加えてミカバンドからも1曲行きたいと思います、本の中にも克明に書きましたけどもイギリス公演の後、空中分解と。ラストアルバム「HOT! MENU」の中に、これねぇ多分シティポップブームに乗るんじゃないかと、この番組から火がつくんじゃないかと思うような曲でございます。というわけで’75のミカバンドメドレーでございます。
♪井上陽水『青空、ひとりきり』
♪サディスティック・ミカバンド『ブルー』
スー)両方共、後藤次利ベース。2曲目のミカバンド『ブルー』ってのがちょっとシティポップっぽっくて流行るんちゃうかと思いましたけど、作詞高橋幸宏でね。アルバム「HOT! MENU」お風呂のジャケットなんですけど、加藤和彦が「あーアイアンクロウ痛かった~」っていう顔してますけどフフッ。
ミ)ハハハッ。
スー)この曲いいんで、ミカバンドの『ブルー』って曲でございます。是非シティポップブームに火をつけて下さいよろしくお願いします。ユーミン行きたいと思います、どれにしようかなと思ったんですけどアルバム「COBALT HOUR」でございます『卒業写真』とか『ルージュの伝言』とか入ってます。後でまたシュガー・ベイブの話しますんで、よーく聞くと山下達郎のコーラスの声が聞けるという曲でございます。変なコード進行にも注目して下さい
♪荒井由実『少しだけ片想い』
スー)メールでアマノジャクさんありがとうございます《70年間生きて来て特に印象的な年です、一浪して念願のW大》早稲田ですかね《W大に合格した、学籍番号が67500》凄いのが《番組の中で流れた岩崎宏美の「ロマンティックコンサート」多分私は行ってました。スタ誕の決勝の時は黒木真由美がいいなと思っていたのですが、父が「この子いいね」と言ったのが『あなた』を歌った岩崎宏美ちゃんでした》。
ミ)はあーー。
スー)この黒木真由美って人が人気ありましてね、本の中に出て来ますけど阿久悠が1回岩崎宏美じゃなくって黒木真由美の方に力入れようと思ったんだけど、諸般の事情で岩崎宏美やったら『ロマンス』で大ヒットしたと。黒木真由美かわいい人でしたね、私今でもインスタフォローしてますけれどもねフフッ。というわけで拓郎・陽水・ユーミン・ミカバンド行きました《1975年のニューミュージック特集》締めくくるのは誰でござんしょうか。
【ラスト・ゾーン】
スー)今回は《1975年のニューミュージック特集》’75にもうホントにどっぷりつかるような感じでございます。
ミ)つかってますねえ。
スー)さっき冗談ぽく今の音楽よりこっちの方がいいと言いましたけれども、当然プロ野球も音楽も 今の方が全然多様性がありますし、音楽生活は豊かだと思うんです基本的にはね。ただナンシー関が 1975年の紅白のビデオを見て「全曲歌えた」って言うんですよフフフッ。その感覚は私にもあって、’75とか’78のビデオ持ってますけど歌えるんですよ「知ってる知ってる」って。だから捉え方の違いですね、様々な音楽があって様々な人が東京ドームを満員にする音楽文化の方が豊かに決まってる。が、一億人の首根っこ掴んで「おらぁ聞け!」って一億人が全員同じ音楽に熱狂してるっていうのは、また別の意味の、なんつうんだろうなあポップスとして一億人を相手にしてると。自分のファンの自分を推してくれるファンだけ聞いてくれというんじゃなくて、「一億人聞かせるぞ」っていうね。それがこの時バカ売れしてる井上陽水であったり歌手で言えば美空ひばりであったり、洋楽で言えばカーペンターズがとにかく売れてる。みんなカーペンターズ聞いてて、みんな美空ひばり上手いって言ってて 「氷の世界」っていうLPをみんな持ってた。
ミ)全部バラバラですもんね面白いなあ。
スー)振り返ると、あああの年っていうのは今日聞いて頂いたようなああいう年だったのかっていう、これはこれで“ポップス”としての妙味があるんですよ。だから大谷翔平も素晴らしいけれど、この年に頑張った衣笠祥雄も素晴らしいみたいな話をしてるわけですねハハハッ。さっき冗談ぽく言いましたが、そういう感じで当時のポップスというものの迫力の話をしてるというわけでございます。さて私の本の第一章はこの年デビューした浜田省吾・山下達郎・中島みゆきそしてキャロルを解散してソロデビューをした矢沢永吉「BIG4」について書いております。広島県人から浜田省吾と矢沢永吉行きたいと思います。浜田省吾はバンド愛奴でデビューしております『恋の西武新宿線』で有名なフフッ(’26,4,6オンエアで選曲された)。今日はデビュー曲『二人の夏』行きたいと思いますけども、やっぱりねシュガー・ベイブに対して愛奴ってね、メンバーそれぞれがちゃんと意見してて民主的で、逆に方向性が見えなくなってるんじゃないかなと本の中では書いております。『二人の夏』作詞作曲浜田省吾なんですがリードボーカルは彼ではないです、でもコーラスとか今聞いたらいいんですよ。そして矢沢永吉のデビューシングルは『I LOVE YOU, OK』でございます。これは私の大好きな「成りあがり」(‘78矢沢永吉自伝)の中で、広島時代のバンドメンバー藤田っていう人がいましてね、一番始め矢沢永吉が鼻歌で歌う『I LOVE YOU, OK』聞くんですよ、でこういう風に言うんですよ「すげえなあ、まるでビートルズのレノン=マッカートニーみたいなメロディーじゃないか」。フフッこれ好きでね、ビートルズ当時リアルタイムの『Oh! Darling』とかそういう感じだと思うんですよ。そういうエピソードもいいなあと思ってます。’75 広島からデビューした♪ツツツタツツ・ツツツタツツ!ロッカバラードのメドレーでございます。
♪愛奴『二人の夏』
♪矢沢永吉『I LOVE YOU, OK』
スー)広島出身’75デビュー♪ツツツタツツメドレーでございました。さてシュガーベイブ行きたいと思います、先程うすーく達郎のコーラスで声を聞きましたので、バランスを取ってここは大貫妙子の曲を行きたいと思います。もう若い頃大学時代とかずーっとシュガー・ベイブ聞いててですね、朝カセットテープのオーディオタイマーでシュガー・ベイブで目が覚めるんですよ。そこで食パン食べるとねちょっとオシャレな気分になったんですよハハッ。
ミ)いいですねフフッ。
スー)やっぱり大貫妙子の曲っていうのは、私が歳をとるごとにドンドン良くなって来ますね。というわけでシュガーベイブの中で大貫妙子の曲でございます
♪シュガー・ベイブ『蜃気楼の街』
スー)最後は中島みゆきが残ってましたね、中島みゆきはよくこの番組月曜日のラストに来ます、ラストっぽいんですよフフッ。なんか中途半端な所で出すなよって怒られそうな感じがしますんで今日もラストでございます。皆さんご存知の『時代』でございます、シングルは1975年12/21というかなり土壇場に発売されております。というのはこの『時代』という曲はその前月11/16の「世界歌謡祭」でグランプリに輝いたということで、それを受けてジャケットには「世界歌謡祭グランプリ」と書かれているわけですね。私の本ではこの『時代』という超!名曲に始まりアラジンまで行ってしまう(「世界歌謡祭」)というハハハッ!なぜだ!完全無欠じゃねえじゃないか!って。別にアラジンを否定してるわけじゃないんですけど中島みゆきの『時代』と一緒はないだろうと、どんな大会やねんという話を書いてますけど。とにかく素晴らしい。この前少し言いましたけれども、大貫妙子がNHKのEテレの番組で《最近の若いミュージシャンは自分のことばっかり歌ってる外側のこと歌った方がいいのに》っていう発言があって、私最近この意味について割と考えてるんです。この『時代』っていう曲、本の中で「最優秀作詞賞」にしたんですよ。何かと言うと《まわるまわるよ時代はまわる 喜び悲しみ繰り返し》どれ目線だ?これ「私」目線じゃないですよね、多分これ「神」目線ですよねフフッめっちゃくちゃ大きな地球的規模で。『ファイト』もそうなんですけど、視点の置き方が「自分」とか「外側」じゃなくってもう「神」の域まで達してる。これシングル2曲目でなんと書いたのが23歳。
ミ)ハアーー⁉
スー)フフフッ『時代』はもうみんな名曲って言うから殊更に私が「この部分がいいんだよ」なんて言う必要もないんですけど。佐野元春は《日本のポップスは全部私小説だ》って言うんですよ、そして大貫妙子はさっきのように言ったと。いう話を一回前段に置いて‘75の23歳が神の視点から「時代はまわるんだ」っていうコペルニクスですか?なんか地球的な大きな規模で歌ってるのが凄いなあということでございます。今日聞くバージョンは’06のアルバム「元気ですか」に入っていて、冒頭の部分’75,11/16「世界歌謡祭」の音源、歌い出しの音源がミックスされているものであります。司会は坂本九で英語で喋る女性はジュデイ・オングでございます。
♪中島みゆき『時代』
スー)ありがとうございました。手前味噌でございますけれども新刊「日本の音楽1975~」(日刊現代)青い表紙でございます、この青は井上陽水『青空、ひとりきり』の青でございます。さて、来週5/4の特集は《帰ってきたゴールデンディスコ特集》久々のキュウオンディスコでございます。メドレーのように曲を繋ぐということで、踊れるかどうか別として繋ぎまくる。ということはスジノミクスが出るかもしれません。クレジットは久々サウンドボタン(スージーさんて作り^^;)を使って「BAYFM9の音粋月曜日お相手は、アシスタントディレクター岡部いさこ「♪ヘイ~(ビートルズの『ヘイジュード』)」あんまり使わないですね、ミキサーイトウさん「♪♪♪(夢伝説のイントロ)」使いにくいですね、ディレクター浜野勉さん「どうしたぁん(番組イベント録音観客席の声)、プロデューサー西宮博基「どうしたぁん(谷村新司ライブでの声^^;)」フフッいろんなボタンがあります。
ミ)DJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木でした。
ミ)芋ようかんさん《サディスティック・ミカバンド『ブルー』気持ちのいい曲でしたね》。
スー)これ流行りまっせ、火がつきましたね。「HOT! MENU」ねサラッとしてていいんですよ。『I was born to love you』よりもサラッとしてていいんです。
ミ)ハハハッ。
スー)個人の意見です。(新刊は)日刊ゲンダイっていう媒体での連載だったんで筆滑るんですハハッオヤジ向けに。
ミ)来週はゴールデンディスコ特集です。
スー・ミ)ありがとうございました。
===終了===
★みにょん:リクエスト回、コンセプト選曲対決投票、総選挙企画が続き久々の通常回。スージーさん新刊を基軸にした特集であり、プロとしての楽曲解説や時代と音楽の語りはさすがの聞き応えがあった。51年前の歌い手のフィジカルな地肩の強さ、音楽性を確立して行った「GREAT3」この年デビューの「BIG4」の時代絵巻が広がる。そして現代の「推し」「ファン」だけが集まるある種“タコ壺”音楽シーンと決定的に違う「一億人が熱狂する」ポップスの存在。中島みゆきの時を超越した「神的」視点の歌詞の凄み。スージーさんが繰り返し言うことだが、古い時代の音楽を懐古的に聞くのではなく、現代のJポップへ通じる検証的な切口が、とても興味深いし音楽を楽しむ世界が確かに広がると感じる。リスナー参加企画・お祭り系が多いのは、若いリスナー新規リスナーを集める目論見なのかもしれないが、月9の最大の魅力である音楽評論家としてのスージーさんの知見を、楽しく聞き音楽世界を深める方向を大事にして頂きたい。
☆来週(5/4) 《帰ってきたゴールデンディスコ特集》踊れるかどうか別としてメドレーのように曲を繋いで行く。
☆番組特製ステッカー:シェア大賞・PK.HINATAさん:メール大賞・年とっても髪カタシさん
