【VOL.11】洗濯が“5歩”で終わる家事ラク動線|年間120時間を取り戻す間取り術
その洗濯、まだベランダまで運んでいますか?
こんにちは、W&B companyです。
濡れた洗濯物を抱えて何往復もしたり、取り込んだ服がソファに山積みになったり…。
洗濯は「やることが多い」だけでなく、「移動が多い」家ほど負担が増えやすい家事です。
洗濯(洗う→乾かす→しまう)を"最短ルート化"して、家事の手数と移動を減らすこと。

手順
洗濯機の近くに「干す/乾かす」を寄せる
その場で「畳む/仕分け」できる台を置く
最後に「しまう(収納)」を隣に置く
しんどさの正体は「距離 × 障害 × 待ち時間」
洗濯が大変になる原因は、単に"量"だけではありません。
次の3つが重なると、毎回の疲労が積み上がります。
距離:洗濯機→物干し→取り込み→収納が離れている
障害:扉・段差・人の動線とぶつかる(渋滞する)
待ち時間:乾き待ちで部屋が散らかる/取り込みが後回しになる
だからこそ、発想はシンプルでOKです。
「洗う→乾かす→しまう」を"ひと続き"に並べる。
これが核になります。
「5歩動線」とは?(目安:3.5m前後にまとめる)
ここでいう"5歩"は、厳密な歩幅の話ではなく、洗濯の一連作業が「数歩で届く範囲」にまとまっている状態のことです。
目安として、洗濯→乾燥→収納を約3.5m前後にまとめられると、移動のストレスが減りやすくなります。
※歩幅には個人差があるため「距離の目安」として扱います
配置解|3.5畳あればOK。「直線」か「L字」が失敗しにくい
「そんな便利な動線、広い家じゃないと無理では?」
そう感じる方も多いのですが、必要面積は"目安として"約3.5畳から検討できます。
A|直線型(目安:2.6m × 1.4m)
迷いがなく、最短距離で回せる基本形です。
配置の順番:
洗濯機 → 乾燥(室内干し/乾燥機) → 作業台 → ハンガーパイプ → 収納

B|L字型(目安:2.6m × 2.3m)
収納量を増やしやすく、複数人で作業してもぶつかりにくい形です。
配置の順番:
洗濯機 → 乾燥 → 作業台 → (90度曲がり) → ハンガーパイプ&収納
失敗しないための寸法("再現しやすくなる"目安)
寸法は「体に無理が出ない」ことが最優先です。
以下は目安です。

作業台
W1200 × D600 × H850mm
立ち作業がつらくなりにくい高さの一例
通路幅
800〜900mm
カゴを持って回転しやすい目安
収納棚
奥行:350mm
棚間隔:350〜400mm
可動棚だと運用が楽になります
ハンガーパイプ
必要量は家族構成・干し方で変わるため、まず「普段干す最大量」を基準に逆算するのが安全です
※「家族×◯m」は便利な目安ですが、暮らし方で大きく変動します


空気設計|"臭わせない・カビさせない"3点セット
室内干しで気になるのは、結局ここです。
換気+除湿+送風の3点で、失敗が減ります。
換気
換気扇や給排気の流れを確保(空気が抜ける道を作る)
除湿
連続排水できる除湿機だと運用が続きやすい
パワフルなガス衣類乾燥機(例:乾太くん)を導入する場合は、計画段階で
排気ダクトとガス配管の経路を確保することが成功の鍵です。
送風
サーキュレーターで風を当て、乾きムラを減らす
斜め上から送風すると、室内の温湿度ムラがなくなりやすく、乾燥効率が上がります。
床の仕上げについて:
耐水性のある仕上げ(クッションフロアや塩ビタイルなど)だと、日々の手入れが楽になります。
Before/After|「年間120時間」はどうやって生まれる?
ここは誤解が出やすいので、**前提つきの"計算例"**として示します。
計算の前提:
1回の洗濯で、移動・仮置き・畳み待ち等が減って約28分短縮できた場合
週5回洗濯する場合:28分 × 5回 × 52週 = 7,280分(約121時間)
もちろん、短縮幅は間取り・家族人数・干し方で変わります。
ただ、動線が整うと「後回し→山積み→余計に時間がかかる」の連鎖が止まりやすく、体感的な負担が軽くなるのは多くのご家庭で起きやすい変化です。
この「5歩動線」がもたらす変化(一例):
移動距離:30〜40m → 約3.5m
家事時間:45分/回 → 18分/回(条件により変動)
リビングのソファが洗濯物の"一時置き場"になる日は、もう終わり。
生まれた時間の余白は、家族との大切な時間や、ご自身の趣味の時間に変わります。
【保存推奨】わが家の洗濯動線チェックリスト10
2つ以上当てはまらなければ、改善余地があるかもしれません。
洗濯→乾燥→収納が"数歩"で届く範囲にまとまっている
干す場所に、カゴの仮置きができる
その場で畳める(仕分けできる)作業面がある
収納が「干す場所の近く」にある
扉の開閉や回り込みが多くない
段差や狭い通路で詰まりやすくない
湿気がこもりやすい場所になっていない
除湿/送風の置き場(電源)が確保できる
"一時置き"がリビングに流れていかない仕組みがある
濡れた物が通る床・壁が汚れやすくない(掃除しやすい)
ありがちな誤解(ここだけ注意)
洗濯動線について、よくある誤解を整理します。
誤解①「広い家じゃないと無理」
→ 3.5畳程度の面積があれば、配置の工夫で実現できる可能性があります。
広さより配置が重要です。
誤解②「ハンガーパイプは長いほど良い」
→ 実際に必要な長さは、干し方や家族構成で大きく変わります。
「家族×◯m」は便利な目安ですが、実際の使用量から逆算するのが安全です。
誤解③「室内干しは臭う」
→ 換気・除湿・送風の3点セットで対策すれば、臭いやカビのリスクは減らせます。
まとめ(保存・シェア用)
洗濯が大変な原因は「距離×障害×待ち時間」
解決は「洗う→乾かす→しまう」を数歩圏内にまとめること
年間120時間は"条件つきの計算例"(週5回、1回28分短縮の場合)
3.5畳程度あれば、配置の工夫で実現できる可能性がある
よければ保存・シェアして、家族会議で使ってください。
ご相談(無料)
「うちの間取りでも、もっと暮らしやすくできるかも」
そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
オンラインでの無料相談の際、次の3点があると整理が早いです。
今の洗濯にかかっている時間(だいたいでOK)
洗濯機→干す場所→しまう場所の距離感
つまずくポイント(例:扉が邪魔、置き場がない など)
毎日の動線が変われば、暮らしはもっと豊かになります。
あなたからのご連絡を、心よりお待ちしています。
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