8月24日
人は1人では生きられないと、よく言われている。私には「生きられない」はあまり適してはいない(「死ぬことができない」だけなので)が、そんな私でも最近同じようなことを思う。
人は人の言葉に生かされている。
身近にいてくれる大切な友人や恋人はもちろんのこと、病院で出会った看護師さんとか、たまたま道端で話したおばあちゃんとか。本当に色んな人の言葉に生かされていると思う。生きている人や会ったことのある人からの言葉だけではもちろんなくて、本や音楽から受け取るものも、またそうだ。
こんなに生きることに絶望していても、ハッとして、涙が出るような、そんな言葉を紡いでくれる人がいる。そう思えた時はなぜか、心がキュッと締め付けられて温かくなる。自分は絶望ばかりしていると常々思い込んでいるけれど、確かにこういうあたたかい経験もしているんだ、ということに気づく。
だからと言って日常の絶望はそう簡単には希望には変わってくれない。でも、そういうものに触れるたびに、自分も誰かにとってそういう言葉を紡げる人間でありたいなと思う。そんな崇高なことは到底できないとも同時に思うけれど、もっと丁寧に、大切に言葉を選べる人でありたいなと思った。
私は感情に支配されることが多々ある人間なので、すぐには難しいかもしれないけど。死ぬことができずに生かされているうちは、少しでも努力したい。
