見出し画像

『チャンピオンロード』kokoro_hashiruレビュー⑤

チャンピオンロード | もちもち

【Kokoroのレビュー】

漫才コンビと作者の、その本気に少し悔しくなる。


この作品をレビューするのは、実は2回目です。
作者であるもちもちさんは、もう一度この作品に挑戦しています。

以前はどんなレビューを書いたかは覚えていません。
でも、だからこそ、今の自分でもう一度向き合いたいと思いました。

初めて読んだ時と、今とでは感じ方が違います。

前にに読んだ本を久しぶりに読見返した感覚?

いや、違います。それはきっと、この作品自体が「熱を持った」からだと思います。

『チャンピオンロード』は、売れない漫才師が“売れる”ことを夢見て挑戦し続ける物語です。
けれど、ただのサクセスストーリーではありません。

読んでいると分かるのは、これは「誰かの物語」ではなく、作者であるもちもちさん自身の叫びに近いということです。

まぶしい作家さんなんです、もちもちさんという作家は。
正直、読んでいて少し悔しくなりました。
自分も似たようなことをしているのに、ここまでがむしゃらにはなれていない。
だから、思わず応援したくなるんです。

「売れたい」
「バズりたい」
「もっと面白くなりたい」


その焦りや葛藤、もがきが、文章の端々から滲み出ています。

だからこそ、綺麗すぎない。
だからこそ、リアルで刺さるんです。

改稿を重ねていること自体が、この作品への本気度の証明であり、
その積み重ねが、物語に“魂”を宿しています。

夢を追いかけたことがある人なら、きっとどこかで自分を重ねてしまうはずです。私も、たぶんその一人です。

『チャンピオンロード』を読むということは、
もちもちさんという作家の“今”を読むということ。

その熱を、ぜひ感じてみてください。


【もちもちさんのTALES作品】

観察日記 | もちもち

幸せの鳥〜花束を咥えたコンドル〜 | もちもち

永遠の命が終わるとき | もちもち

【もちもちさんのnote記事】

いいなと思ったら応援しよう!