『君の長い夜が明ける魔法』 枝本 幸 Kokoro_hashiruレビュー
君の長い夜が明ける魔法 | 枝本 幸
【KoKoRoのレビュー】
魔物も人間も一緒に暮らせる世界に、どっぷりはまってしまう
——君の長い夜が明ける魔法
——どんな魔法?
そんな気持ちで物語の扉を開けてみました。
主人公のエンディは重い怪我を負い、ソルという青年に介抱されるところから物語は始まります。
ファンタジーらしく、ドキドキとワクワクの連続で次をめくる指が止まらなくなりました。
10万字越えの作品のため、すぐに読んでしまえるものではないと思いましたが、作者の筆力のせいか、本当に止まらなくなり、出勤寸前まで読み耽っていました。
それでもあえて、二日にわたってゆっくり読んだのは、心のどこかで、もう少しこの世界に留まりたいと思ったからかもしれません。
——なぜ?
このストーリーはどこかあったかいんです。
作者の人柄が出ているせいか、描写される世界の住人がみんなあったかいんです。
何度も涙腺が緩むことがありました。
いつの間にか私自身もこの物語の住人になっていたのかもしれません。
ありえるような話ではないのに、涙を誘うということは、やはり私自身がどっぷり世界に入っているからなのでしょう。
私もこの物語の魔法にかかってしまったのかもしれません。
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他にも作品があるようなので、また覗きに行かせていただきます。
素敵な作品ありがとうございました。
