【詩】等間隔
春夏秋冬
花は散る
無惨に散る
僕を無視して
エスカレーター
等間隔で立つように
距離は縮まらない
黄色い線が邪魔をする
ベルトの匂いが馬鹿みたいだ
背後の誰かも馬鹿みたいだ
春夏秋冬
グルグルと
僕だけ無視して
エスカレーター
等間隔で立つように
距離は縮まらない
黄色い線が邪魔をする
ベルトの匂いが馬鹿みたいだ
背後の誰かも馬鹿みたいだ
伝えられないなら
等間隔だ
君と僕の距離は
等間隔
ヒリヒリと
等間隔
エスカレーター
花のサイクル
すべてが
等間隔
すべてが
ヒリヒリ稚拙な距離
まるで馬鹿
僕と同じ
まるで…
