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【GⅢ】高校野球東京新聞杯2026

スプリントルール
・投手3イニング制限
・7回制
・通常球

以上の3点のルールから、大量得点での試合にはなりにくく、各高校の投手総合力が命運を分ける。
一点の重みが特に重いのがこのスプリントである。

◼️準々決勝

①山梨学院 1 - 0 花巻東

山梨学院高校
1番 (遊) 前田 憲一 [右打] .385 0本
2番 (左) 廣瀬 匡哉 [左打] .243 6本
3番 (一) 梶谷 貴浩 [右打] .337 9本
4番 (右) 都築 月明 [右打] .261 5本
5番 (中) 岩田 咲人 [右打] .276 4本
6番 (三) 橋本 昭是 [右打] .315 6本
7番 (二) 大槻 直人 [左打] .143 0本
8番 (捕) 初田 信一 [右打] .252 1本
9番 (投) 角田 義博 [左打] .213 0本

花巻東高校
1番 (遊) 大田原 義信 [右打] .304 4本
2番 (左) 泉 雄作 [左打] .300 12本
3番 (右) 権田 真二 [右打] .323 8本
4番 (捕) 塙 駿一 [右打] .309 2本
5番 (中) 岸永 慎一郎 [右打] .299 2本
6番 (三) 酒井 壮真 [右打] .230 3本
7番 (一) 美津 栄一 [左打] .293 6本
8番 (二) 有賀 将平 [左打] .218 0本
9番 (投) 大森 一輝 [右打] .226 2本

投手成績

勝利投手:林
敗戦投手:大瑞

試合総括
坊っちゃんスタジアムで行われた開幕カードは、延長12回に及ぶ息詰まる投手戦となりました。
両チームともに守備が堅く、スコアボードには0が並び続けました。山梨学院は花巻東を上回る9安打を放ちながらも、花巻東の粘り強い守備と投手・大瑞の力投の前にあと一本が出ない展開が続きました。一方、花巻東も5安打無失策と健闘しましたが、山梨学院投手陣の前にホームベースが遠い展開となりました。
試合が動いたのは延長12回裏。山梨学院が遂に均衡を破り、劇的なサヨナラ勝ちで二回戦進出を決めました。勝利投手の林は、長丁場の激闘を見事に投げ抜きました。

山梨学院は守備が光った

②花咲徳栄 0 - 1 聖光学院

聖光学院高校
1番 (三) 西守 公一 [右打] .200 3本
2番 (中) 丸峰 将俊 [右打] .280 4本
3番 (捕) 大嶋 敏正 [右打] .335 9本
4番 (一) 波田 竜士 [右打] .250 6本
5番 (右) 渋谷 大祐 [左打] .299 3本
6番 (左) 佐藤 爾 [右打] .321 1本
7番 (二) 暁 知哉 [右打] .313 0本
8番 (遊) 堀部 敏史 [右打] .286 0本
9番 (投) 滝川 浩 [右打] .353 1本

花咲徳栄高校
1番 (捕) 鈴木 ヘンリー [右打] .309 7本
2番 (中) 村瀬 大輔 [右打] .300 6本
3番 (右) 氏原 海介 [右打] .331 12本
4番 (二) 古賀 夏夫 [右打] .262 7本
5番 (三) 岩井 虹太朗 [右打] .293 9本
6番 (遊) 七海 陽介 [右打] .269 1本
7番 (左) 日吉 任 [左打] .278 6本
8番 (一) 平田 久治 [右打] .247 0本
9番 (投) 佐伯 信一 [左打] .500 0本

投手成績
勝利投手:加治
敗戦投手:望月
セーブ :大村
試合総括
坊っちゃんスタジアムで行われた準々決勝第2試合は、最小得点差の緊迫した投手戦となりまし。序盤は両チームの先発が好投し、スコアボードに0を並べます。均衡が破れたのは4回裏、聖光学院の攻撃でした。暁選手がタイムリーツーベースを放ち、貴重な先制点を奪いました。
対する花咲徳栄は、聖光学院の継投策(加治→大村)の前に打線が沈黙。散発2安打に抑え込まれ、最後までホームベースを踏むことができませんでした。聖光学院は6安打を放ちながらも追加点は奪えませんでしたが、虎の子の1点を守り切り「辛勝」。準決勝への進出を決めました。

聖光学院は粘り勝ち。
先発の滝川は56試合40勝1敗4S.防御率0.53
花咲徳栄は自慢の攻撃を活かせず

③東洋大姫路 4 - 2 神村学園

東洋大姫路高校
1番 (中) 寒乃 勝幸 [右打] .295 1本
2番 (左) 透司 朗 [右打] .313 3本
3番 (二) 小節出 智隆 [右打] .297 8本
4番 (右) 正惣 晃紀 [右打] .288 4本
5番 (三) 下北 久彦 [右打] .253 14本
6番 (一) 保志芋 貴照 [右打] .329 4本
7番 (遊) 大館山 幸博 [右打] .275 2本
8番 (捕) 行剛 優希 [左打] .281 4本
9番 (投) 黄 昌平 [右打] .238 1本

神村学園高校
1番 (捕) 宮沢 栄治 [右打] .332 8本
2番 (中) 加藤 聡 [右打] .299 14本
3番 (右) 台馬 恭兵 [左打] .306 7本
4番 (左) 黒田 元 [右打] .354 11本
5番 (二) 高橋 光一 [左打] .333 3本
6番 (遊) 小野寺 桜介 [右打] .318 9本
7番 (三) 神岡 隼汰 [左打] .263 1本
8番 (一) 真鍋 透真 [右打] ---- -
9番 (投) 大西 司 [右打] .000 0本

• 勝利投手:折上
• 敗戦投手:大西
• セーブ :伴袖
• 本塁打 :大塚 1号(神村)、行剛 1号(姫路)
試合総括
ZOZOマリンスタジアムで行われた準々決勝第3試合は、序盤から激しい点の取り合いとなりました。
1回表、神村学園が台馬のタイムリーツーベースで先制し、試合の主導権を握ったかに見えました。しかしその裏、東洋大姫路は即座に反撃。正惣のタイムリーツーベースで同点に追いつくと、続く保志芋のタイムリーで逆転に成功しました。
東洋大姫路はその後も2回と6回に追加点を挙げ(6回の得点は行剛の本塁打と思われます)、リードを広げました。神村学園も7回に大塚の本塁打などで反撃を試み、東洋大姫路(6安打)を上回る9安打を放ちましたが、東洋大姫路の継投策(折上→伴袖)の前にあと一本が出ず、4対2で東洋大姫路が逃げ切りました。

東洋大姫路の反撃開始は1回ウラから
神村学園は悔しい敗退

④金足農業 3 - 6 関東第一

投手成績
• 勝利投手:本田
• 敗戦投手:野村
• セーブ :品川

金足農業高校
1番 (一) 藤城 孝太 [左打] .257 2本
2番 (中) 宮嶋 司門 [左打] .345 3本
3番 (捕) 葛飾 玲也 [右打] .311 8本
4番 (二) 渡並 駿介 [左打] .313 11本
5番 (三) 東出 風太 [右打] .338 21本
6番 (遊) 大松 数馬 [右打] .330 4本
7番 (左) 須賀 透輝 [左打] .272 2本
8番 (右) 幸村 大輔 [右打] .250 0本
9番 (投) 高砂 壮 [右打] ---- -

関東第一高校
1番 (捕) 川辺 俊介 [右打] .348 4本
2番 (遊) 二本松 将大 [右打] .277 15本
3番 (三) 星 忠徳 [右打] .273 3本
4番 (右) 兵庫 源翔 [右打] .349 6本
5番 (一) 清川 千翔 [右打] .305 3本
6番 (二) 但馬 元也 [左打] .358 6本
7番 (中) 杉春 大輔 [右打] .120 0本
8番 (左) 町野 朋 [左打] .500 0本
9番 (投) 上野 雄作 [右打] .000 0本

試合総括
楽天モバイルパーク宮城で行われた準々決勝第4試合は、終盤にドラマが待っていました。
試合は1回裏、金足農業が宮嶋のタイムリーツーベースなどで2点を先制し、主導権を握る形でスタートしました。その後も4回に追加点を挙げ、リードを保ちます。
しかし、関東第一は諦めずに食らいつきます。3回と6回に1点ずつを返し1点差に迫ると、迎えた7回表、一気に試合をひっくり返しました。二本松のサードゴロの間に走者が生還して同点に追いつくと、清川のタイムリーなどで畳みかけ、この回一挙4得点。3対6と逆転に成功しました。
投げてはリリーフの本田が1回を無失点に抑えて勝利投手に。最後は品川が締めて、関東第一が逆転勝利でベスト4進出を決めました。

金足農業は本格派が揃った
関東第一の最終回の猛攻が素晴らしい。

◼️準決勝

①山梨学院 1 - 0 聖光学院

投手・打撃成績
• 勝利投手:大岳
• 敗戦投手:加治
• セーブ :反町
• 本塁打 :都築 1号(山梨学院)
試合総括
横浜スタジアムで行われた準決勝は、1点を争う極限の投手戦となりました。
試合を決めたのは序盤の一発でした。2回表、山梨学院の都築選手がソロホームランを放ち、貴重な先制点を挙げます。
その後は両チームの投手陣が好投。特に聖光学院打線は山梨学院の継投(大岳→反町)の前にわずか2安打に封じ込まれ、二塁を踏むことさえ難しい展開でした。山梨学院は虎の子の1点を守り切り、見事な完封リレーで決勝進出を決めました。聖光学院は投手陣が踏ん張りましたが、打線の援護がなく涙を飲みました。

聖光学院は降格もかかる大会。
気持ちをひとつに決勝へ。。
しかし山梨学院の壁は大きかった。
都築の強烈なHRが試合を決めた

②東洋大姫路 1 - 3 関東第一

投手・打撃成績
• 勝利投手:本田
• 敗戦投手:伴袖
• セーブ :上野
• 本塁打 :川辺 1号(関東第一)、星 1号(関東第一)

東洋大姫路高校
1. (中) 寒乃 勝幸 [右打] .295 1本
2. (左) 透司 朗 [右打] .313 3本
3. (二) 小節出 智隆 [右打] .297 8本
4. (右) 正惣 晃紀 [右打] .288 4本
5. (三) 下北 久彦 [右打] .253 14本
6. (一) 保志芋 貴照 [右打] .329 4本
7. (遊) 大館山 幸博 [右打] .275 2本
8. (捕) 行剛 優希 [左打] .281 4本
9. (投) 黄 昌平 [右打] .238 1本

関東第一高校
1. (捕) 川辺 俊介 [右打] .348 4本
2. (遊) 二本松 将大 [右打] .277 15本
3. (三) 星 忠徳 [右打] .273 3本
4. (右) 兵庫 源翔 [右打] .349 6本
5. (左) 板橋 潤二 [左打] .247 5本
6. (二) 但馬 元也 [左打] .358 6本
7. (一) 清川 千翔 [右打] .305 3本
8. (中) 杉春 大輔 [右打] .120 0本
9. (投) 細井 瑛 [右打] ---- -

試合総括
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた準決勝第2試合は、終盤に試合が動く劇的な展開となりました。先手を取ったのは東洋大姫路でした。1回裏、正惣選手がタイムリーツーベースを放ち1点を先制。その後も東洋大姫路は相手を上回る7安打を放ちながら試合を優位に進めましたが、追加点を奪えず膠着状態が続きました。
試合の流れが変わったのは終盤7回表。関東第一の星選手がソロホームランを叩き込み、試合を振り出しに戻します。続く8回表には、川辺選手が値千金の2ランホームランを放ち、ついに勝ち越しに成功しました。
投げてはリリーフの本田投手が2回を無失点に抑える好投で勝利投手に。最後は上野投手が締めて、関東第一が3対1で逆転勝利を収め、決勝進出を決めました。

延長戦で見事な一発

◼️決勝

関東第一 4 - 3 山梨学院

投手・打撃成績
• 勝利投手:牧谷
• 敗戦投手:岡間
• 本塁打
• 山梨学院:梶谷 1号、都築 1号
• 関東第一:兵庫 1号(サヨナラ)
試合総括
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた決勝戦は、延長戦にもつれ込む激闘となり、劇的な幕切れで決着しました。
先手を取ったのは関東第一。3回裏、三苫選手のタイムリーヒットで1点を先制します。しかし山梨学院も直後の4回に反撃し同点に追いつくと、6回表には梶谷選手、都築選手の攻勢などで2点を勝ち越し、3-1とリードを奪いました。
追い込まれた関東第一はその裏(6回裏)、兵庫選手のタイムリーツーベース、清川選手のタイムリーツーベースで粘り強く2点を返し、3-3の同点に追いつきます。
その後は両チームのリリーフ陣が踏ん張り、試合は延長戦へ突入。山梨学院は関東第一(8安打)を大きく上回る14安打を放ちながらも、あと一本が出ず得点に結びつけられません。
迎えた延長11回裏、関東第一の4番・兵庫選手が値千金のソロホームランを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。関東第一が見事、激戦の東京新聞杯2026を制し、優勝を飾りました。

総括

今大会は「投高打低」の息詰まる接戦と、関東第一による「劇的な逆転劇」が印象的な大会となりました。
1. 1点を争う極限の投手戦
開幕カードの「山梨学院 vs 花巻東」が延長12回 1-0 のサヨナラ決着であったことを皮切りに、準々決勝の「聖光学院 vs 花咲徳栄」、準決勝の「山梨学院 vs 聖光学院」がいずれも 1-0 で決着。多くの試合で守備力が光り、1つのミスが命取りとなる緊張感のある試合が続きました。
2. 関東第一の驚異的な粘りと勝負強さ
優勝した関東第一は、決して楽な試合運びではありませんでした。
• 準々決勝:金足農業にリードを許すも、7回に一挙4得点で逆転勝利(6-3)。
• 準決勝:東洋大姫路に先制されるも、終盤の2本塁打で逆転勝利(3-1)。
• 決勝:山梨学院にリードを許し、延長戦にもつれ込むも、最後はサヨナラ本塁打で優勝(4x-3)。
全ての試合で「接戦」や「逆転」を制しており、驚異的な精神力と勝負強さが光りました。
3. 激闘の決勝戦
決勝は大会を象徴するような名勝負となりました。打撃戦の様相を見せつつも決定打を許さない両投手の粘りで延長戦へ突入。山梨学院が14安打を放ちながらもホームが遠かったのに対し、関東第一は少ないチャンスを長打でモノにし、最後は兵庫選手のサヨナラホームランで幕を閉じました。

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