FUJI ROCK FESTIVAL'26 備忘録⑥音楽体験day3編
はじめに
人生初のフジロックに参加しました。
本当に楽しい時間で、既にあの時間をもう一度味わいたい、願わくば来年また行きたいと思うほどに心を掴まれています。
⓪ 終了した今思うこと
① 準備編
② 行程・寝泊まり編
③ ごはん編
④ 音楽体験day1編
⑤ 音楽体験day2編
⑥ 音楽体験day3編
長くなるので、テーマごとに記事を分けています。本記事〈⑥音楽体験day3編〉は、フジロック3日目に体験した音楽とあれこれです。
音楽体験編といっても音楽レポではなく、音楽オタクでも洋楽に明るいわけでもない、いち社会人がフジロック初参戦した備忘録です。
会場を把握し、持てる体力を存分に使って楽しんだ2日目。3日目はいよいよフジロックホワイトステージのGRAPEVINEを観ます!
宿でたっぷり寝てスッキリ目覚めました。この日も朝から雨。だけど2日目で自分のポテンシャルを把握できたし、体力回復させたし平気!会場へ向かいます。
day3の予実分析
観たいと思っていたアーティスト
・TĀL FRY
・GRAPEVINE
・ソフィアイセラ
・平沢進+会人
・Angine de Poitrine
・MITSKI
・石野卓球
実際に観たアーティスト
・GRAPEVINE
・ソフィアイセラ
・平沢進+会人
・MITSKI
いよいよ迎えた本命たちの日
3日目はじっくり観たいアーティストを厳選した形になりました。
まずはGRAPEVINEの晴れ舞台に挑む。
晴れ舞台なのに、朝からずっと雨。でも、雨の中観るバインもいいかもしれないな、と思いながら会場へ向かったのだが、ホワイトステージに到着したらなんと雨があがった!そのままライブ終了まで雨は降らず。バインが去っていったらまた雨が降り出した。すごくない?晴れバンドの神通力、おそるべし。
ホワイトステージへの到着が早く、最前でも観れたかもしれないが、熱狂するオーディエンスの前でホワイトステージの看板とGRAPEVINEのロゴ前に立ち演奏するバインの全体像を構図にして目に焼き付けたかったため、俯瞰できる位置をキープ。そしてリハ。ドラムの亀井享さんが音を鳴らす。リハの時点から亀井さんの音だ。そしてベースの金戸覚さんが亀井さんに向かって「リズムやる?」と声をかける。そのやり取りまではっきり聞こえた。そして5人揃ってのリハスタート。本番さながらのカッコいい音鳴らしてるし。カッコよすぎてズルい。通りがかった方が「GRAPEVINEってこんな感じだっけ?」とおっしゃっておられた。この方がもし本番を観られたのなら、どんな感想を持たれたんだろうか。
この俯瞰作戦、目的は果たせたもののちょっと位置取りが後ろすぎた。演奏が進むにつれだんだん淋しくなっちゃって、自分も熱狂の渦に入りたくて、途中から熱狂オーディエンスゾーンまで移動しちゃった。すると目の前には拳を振り上げながら超絶盛り上がって踊ってる男性がいて、コレだよこれって思う。フジロックのバインオーディエンスは男性がすごく多くて文字どおり熱狂していた。
ギターボーカルの田中和将さん曰くの、強いセトリのどれもが最高だったが、COREの全員が主役だと言わんばかりのゴリゴリ感が特によかった。Giftedからの西川弘剛さんのギターは私の心に爪痕を残してきたし、全体を通して金戸さんのベースの音がすごく大きく聴こえたのもよかったし、高野勲さんのテルミンがモニターでたくさん抜かれていたのも最高だった。田中さんの声はどこまでも伸びていったし、my love, my guysでは膝突きギタープレイときた。
私の唯一無二のバイン同士でもある友人も、バインをフジロックで観られるのをすごく楽しみにしていて、かなり前方で観ることができたみたい。終演後は2人して大興奮で、ハイネケンで乾杯!普段はひとりでライブに行ってるから、分かち合える喜びはひとしおでした。
ずっと大好きで、1990年後半から2000年前半あたり特に夢中だったGRAPEVINE、2022年のフジロック配信で大人の魅力を纏ったメンバーたちのものすごくカッコいいプレイを観て驚愕して、バイン熱が再燃したんだよね。あれから4年、2022年よりさらにカッコよくなってるバインを苗場のホワイトステージで観られるなんて。いろいろあった個人的な4年間とともに、めちゃくちゃ感慨深いものがありました。
そのままホワイトステージに残ってソフィアイセラ。音源聴いて気に入って、すごく楽しみにしていたのですが、視覚情報のインパクトが強く、感覚が少しキャパオーバーになりそうだったので、半分ほど観たところでステージを離れ耳だけで楽しむことにした。TikTokでバスったというのがよく理解できたな。泥だらけで髪はボサボサでヨレヨレの服を身に纏っているのに育ちの良さが隠せない佇まいなのも、若い人たちに受ける要素なのかもしれないなと思うなどした。
まったく同時刻のタイテになってしまったAngine de Poitrineと平沢進+会人のどちらかを選択できずにいて、前日同様縦断作戦を決行しようとしたけど、アンポワのヘブンの人の多さに怖気付いたのと、いい感じに酔いがまわって動き回る気分ではなかったので、グリーンで平沢師匠を一から楽しむことに決める。この選択正解だったな。舞台芸術を見ているみたいで素晴らしかった。
次はホワイトステージのMITSKI。バイン田中さんがインタビューで観たいアーティストに挙げておられた方。かなりよかったです。多様な表現力がありつつ、包容力があって。最後まで目が離せないライブでした。
「ビールは水分ではございません!」
田中さんがそう言って笑わせた数時間後、MITSKIさんもほぼ同じことを話していて思わず笑ってしまった。
3日目は雨が長く降っていて、雨疲れしたのかな。オールナイトの勢いで楽しむつもりだったけど、テントで一時休息するつもりがそのまま出られなくなっちゃって、朝まで微睡んでしまった。これで夜のTĀL FRYと石野卓球を見逃しました。
夜の会場では、ステージが終了したボードウォークや道が徐々に閉鎖されていった。そして3日目が終わって朝になり、完全に音が鳴らなくなったフジロックは祭りのあとの空気。数時間前まであんなに賑わっていた場所とは思えない静けさで、あれはちょっと切なかったな。
これでFUJI ROCK FESTIVAL'26のnoteの更新は終わりにしようと思います。お読みくださった方、ありがとうございました!
