京大過去問10年分への挑戦と見えてきた各教科の手応え
2026年7月12日
制限時間を外して挑んだ最初の3年分
7月に入り、東進の京大過去問演習講座に本格的に着手しました。用意されているのは10年分ですが、まずは2016年分からの3年分を最初の塊として取り組むことに決めました。この初期段階での優先事項は、とにかく答案をできる限り埋め切ることです。そのため、制限時間は一切気にせず、これまで使ってきた参考書や問題集などの教材を机の上にフル活用して臨むということにました。
この方法でじっくりと時間をかけて取り組んでみたところ、英語、生物、国語の3教科についてはすべての問いに答えを書き込むことができ、化学についても全体の7割の答案を埋めることができました。初見の京大過去問に対して、これだけの記述を行えたことは大きな自信になったようです。
過去問の難しさと基礎固めの確かな手応え
一方で、事前に準備していた参考書や問題集といった教材は、いざ実践が始まるとそれほど有効には活用できませんでした。というのも、やはり京大の問題は、その場でのひらめきや深い想像力が強く求められるため、一般的なテキストに載っているような典型的な問題がそのまま出るはずもないからです。
しかし、これは決してマイナスの結果ではありません。類題を探しても見つからない中でこれだけの答案を作れたということは、息子がこれまで続けてきた本質的な基礎固めの学習が、確実に実を結んでいるという何よりの証明です。これまでに蓄えた知識をその場で引き出し、自分の頭で論理を組み立てる力がわずかながらも確実に機能しているのだと、大きな手応えを感じることができました。
数学の壁と少しでもやってみること
ただ、やはり数学だけは全く歯が立たず、今回はほぼ白紙の状態で提出せざるを得ませんでした。『数学の真髄』や『青チャート』を徹底的にやり込んできた息子であっても、京大数学の壁はそれほどまでに高いものでした。
この結果を受けて息子ともじっくり相談し、これからのアプローチを少し変えることにしました。すべてを解き切ろうとするのではなく、まずは各問題の導入部分だけでも書けないか、問題文の意図を正しく理解し、スタートからゴールまでの長い道のりのうち最初の見通しだけでも立てることに全力を注いでみよう、という作戦です。この具体的な提案に対して、息子も「それなら何とかやれそうだ」と前向きな返事をしてくれました。
教科の特性に合わせた演習計画
これからの具体的な進め方についても、息子主導で非常に合理的な計画がまとまりました。10年分の過去問のうち、英語、理科、国語については、まず3年分をいっきに解いて答案を作成し、まとめて提出して添削してもらいます。そして返却後に、3年分の解説動画を視聴しながら添削内容を確認し、その都度、基礎教材に戻って徹底的な確認を入れるという、過去問と参考書の往復を徹底します。
しかし、数学だけは他教科とは完全に分けて進めることにしました。数学は3年分をまとめず、1年分ごとに答案をできる限り埋めて提出し、すぐに解説動画の視聴と添削指導の確認を行います。1年ごとに詳細な検証を行って軌道修正をかけなければ、京大数学の感覚は掴めないという息子の提案によるものです。教科の性質を見抜いて自分で戦略を立てる姿に、親としても頼もしさを感じながら、この徹底した往復学習を見守っていきたいと思います。
