「数学の真髄」演習編を終えて見えた息子の成長
2026年8月7日
理論編の積み重ねが試される演習編
東進の「数学の真髄」は、理論編を終えたからといって簡単に進められる教材ではありません。
息子は半年以上かけて理論編を終え、この夏から演習編に入りました。演習編は「論証」「図形」「解析数学」の3分野で構成されており、それぞれ映像授業と確認テストが5回ずつあります。そして最後には修了判定テストが用意されています。
この修了判定テストは、本質的な理解ができていなければ何度もやり直さなければならない内容です。演習編に入ると、理論編で学んだ内容を自然と復習しながら進めることになるため、かなり負荷の高い教材だと感じています。
思っていた以上に順調だった論証編
親としては、演習編ではかなり苦戦することを覚悟していました。ところが息子は、毎日集中して取り組み、論証編の修了判定テストまでをわずか1日で終えてしまいました。
もちろん、それだけで演習編を完全に理解したと言えるわけではありません。しかし、理論編を終えていても難しいと言われる教材を、ここまで順調に進められたことには正直驚いています。
最近、息子は「数学がわかるようになってきた」「わかると面白い」と話すようになりました。以前の記事でも書きましたが、京大過去問に取り組み始めてから、作問者の意図を考えながら解くことが楽しいと感じるようになったそうです。
今回の論証編を見ていると、その言葉にも納得できます。これまで積み重ねてきたものが、少しずつ形になり始めているのだと感じました。
「頑張った」から「理解できた」へ
私は、この変化は想像以上に大きいものではないかと思っています。これまで息子は、「数学は嫌いだ」「苦しい」と口にすることが少なくありませんでした。共通テストでも得点が安定せず、京大レベルの二次試験対策に入ってからは、さらに難しさを感じていたようです。
それでも勉強を続けてきたのは、「頑張る」という努力があったからでした。しかし最近は、その努力に加えて「理解できる」という実感が伴うようになってきています。
「数学がわかるようになってきた」「わかると面白い」という言葉には、以前にはなかった手応えが感じられます。
「頑張った」という経験ももちろん大切ですが、「理解できた」という経験は、「次も理解できるかもしれない」という自信につながります。この違いは、今後の受験勉強にとってとても大きいのではないでしょうか。
本当の勝負はこれから
とはいえ、演習編はまだ始まったばかりです。論証編は終わりましたが、この先には息子が苦手意識を持っている図形問題があります。そして解析数学も控えています。本人も「どれくらい難しいのだろう」と少し不安を感じているようです。
だからこそ、この8月は息子にとって大切な一か月になると思っています。ただ、ここでいう真価とは、すべてを一度で完璧に理解することではありません。難しい問題にぶつかったときに、自分で考え、試行錯誤を繰り返しながら前へ進み続けられるかどうか。その姿勢こそが、この夏に試されるのだと思います。
親としてできること
最近の息子を見ていると、数学に向き合う姿勢そのものが変わってきました。以前なら「苦しい」と感じていたことも、今では「もっと理解したい」と思えるようになっています。この変化は、点数が何点上がったということ以上に価値のあることではないでしょうか。
もちろん、これから先も思うようにいかない日や、壁にぶつかることは何度もあると思います。それでも、ここまで積み重ねてきたものが少しずつ実を結び始めていることは確かです。
息子が自分の力で壁を乗り越えていく姿を信じながら、静かに見守っていきたいと思います。
