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「マイルがキャットホイールに化けるまで」③待ち人来たらず

一番外の箱から出てきた3つの箱。中身を確認すると、そのほとんどがプチプチに包まれた大量のパーツでその多さに果てしなさを感じた。

前回の話はこちらをどうぞ。

説明書を読むとパーツは全部で24個。気疲れしながらも、せっせと箱から出して玄関から2階の空き部屋へ運び、広げてみた。

回転部は段ボール製だが、土台は木とローラーで作られており、家具のようにしっかりとした「装置感」に圧倒される。

サンタからの贈り物に最初はわくわくしていたけれど、いざ目の前にすると一人で組み立てるには少し勇気がいる。夫はあいにく出張で不在だ。

「一人でも作れるけれど、この楽しさを誰かと共有しないともったいない」
そう思い立ち、一人暮らしをしている大学生の息子に連絡してみた。すると、2週間後なら手伝いに行けるという。

ところが、間際になって、何やら忙しいらしく、さらに一週間延期になってしまった。

主役であるはずの愛猫は、部屋に広げられたままのパーツを不思議そうに眺めている。

「これ、いつになったら遊べるの?」
と言いたげな、寂しそうな愛猫の視線が痛い。完成への道のりは、まだまだ遠そうだ。つづく

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