【音楽】「あんぱん」は美味しいが「賜物」ではない
朝ドラ「あんぱん」がおもしろい。初回からずっと見ているが終盤が近くなるこの頃さらに盛り上がっているように思う。だが、主題歌だ。
展開が凝っててすごいな、と思う反面、歌詞が全く聞き取れないので何も伝わってこない。Radwimpsって結構メッセージ性の強いミュージシャンだと認識してたんだけど、伝える気、ないの?
ちなみに私は地獄耳なのだが、それでも歌詞がわからない。朝ドラはほぼ毎日見ているので100回以上は聴いているのだけど歌詞がわからない。はて?
英語のリスニングはそんなに上手な方ではないが、むかしの洋楽のほうがよっぽど聴き取れる
(最近のはあまり聴かないのでわからないが)。
ふと思った。あえて聞き取りづらいようにして興味を持たせ調べさせるようにしてるのか?いやいや、そんな手には乗らない。絶対に調べない。
たとえばpopsなど音楽のジャンルによっては歌詞は添え物みたいなものなので聞き取れなくても一向に構わない。大滝詠一なんかも「Naiagara Moon」なんかはおそらく意図的にヴォーカルのミックスが異常に小さくて、曲によってはほとんど聞こえなかったりする(バッキングの音を聴いてほしいというメッセージなのかもしれない)
だが朝ドラの主題歌でそれやっちゃダメでしょ。プロデューサーとかもなんでダメ出ししなかったんだろう?特に「あんぱん」は脚本がいいだけに余計に残念感が増す。私がRadwimpsあんまり好きじゃないっていう補正もかかっていることは確かだけど、正直ガッカリである。まぁドラマがもうすぐ終わるのでその時になったら調べてやってもいいか、と思っている。
彼らに限らず最近の流行りのミュージシャンはヘンに凝りすぎてちょっと方向性を見失ってる気がする。某🍏とか、某サバンナの王様とか、too muchでリピートして聴こうという気にならない。
見方を変えればポピュラー音楽がもはや飽和状態になっているのかもしれない。坂本龍一が30年くらい前に音楽限界論みたいなのを発言していて「ドレミファソラシドの組み合わせでできる音楽は出尽くした」みたいなことを言っていたが、まさにそこまで来てしまったのかもしれぬ。そういう意味では現役の特に若いミュージシャンはちょっと可哀想な気もする。通り一遍のことをやっても何かの模倣になってしまうだろうから、頭をこねくりまわして曲を書いているのが想像できる。
だけどやっぱり歌詞で何か伝えたいのなら少なくとも誰でも聴き取れるようにしたほうがいいと思うよ。一リスナーの希望です。
