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『純愛山河 愛と誠』― 憧れと拗れ ―


1974〜1975年
東京12チャンネル=現・テレビ東京
金曜日19:00〜19:30

早乙女愛役は
池上季実子 当時15歳。

太賀誠役は
夏夕介。

見てました。

小4。

不良とスケバンを
知る。

ご令嬢と貧乏人の少年。

貧乏人の娘としては、
誠に心動く。

だって、

金持ちで、
お父様、お母様で、
美人で、
可愛く、
頭も良い。

早乙女愛。

もう、
鼻持ちならない。

はい、
ジェラシー。

でも、

直向き
献身的
な、
早乙女愛に
「愛って、
そういうものよねー」
なんて、

幼心は
震えていたか。

いや、

やっぱり、

なんか。

何もかも
上からの愛。
何もかも
下の誠。

昭和の
階級制度を
見ているかのよう

貧乏人の娘は
モヤモヤ。

上から愛する側と、
下から愛される側の
非対称さ。

全て持つ者と、
何も無い者。

それも、

上にいる
全て持つ者が、
清く正しく美しい。

そして、

支配する側の
早乙女愛が、
全てを捧げる
従う側へ
転じる?


愛は戦い。
愛のために死ねるか。
と問い、
無償の愛を語る作者。

一方で、

実生活については
家庭、
女優との関係、
性的嗜好などの
さまざまな噂。

作品世界と
作者の実像。

乖離しているのか。
それとも、
人間の振れ幅なのか。

作品も、
支配従属関係を
愛という言葉で
コーティングしているって
感じ。

なんか、

なぁ。



拗れ。


半世紀前。

「夕日をみているぅ」

口ずさみ、

センターパートの
ロングヘア

憧れていた。


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