#3つのお題に空想のひらめきを「人類の行く末」
第33回 3つのお題
お題①:「神さまの留守電」
お題②:「七回目の人類」
お題③:「失敗作の楽園」
ヘビの誘いに乗り、イブが最初に知恵の木のりんごの実を食べた。
「おいしいわ」
神さまに食べてはいけないと言われていたのに、アダムも食べた。
ふたりは知恵を持ち始め、神さまに反抗するようになってしまい、楽園を追われた。やがて、人類は核戦争で滅びたのである。
「またか」
七回目の人類もまた、同じように滅びてしまった。神さまは、さすがに懲りた。失敗作の楽園はもういい。知恵の木を排除して、最初から命の木だけの楽園を作った。知恵を持たず永遠の命を授けられた人類は、盲目的に神さまを信じ、「神さまの言う通り」に生きた。七転び八起き。ようやく、神さまの理想とする人類が誕生したのである。
しかし、ある日突然、人類に神さまの留守電のような声が聞こえた。
「なんか、反抗しない人類ってつまんない」
その意味もわからず、神さまに放置された人類は途方に暮れるばかりであった。人類の行く末は、どうなるのだろうか。
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