わたしの原点
千葉県東金市で人生の長い時間を過ごしてきたので、自然が暮らしの中に普通にありました。
季節ごとに生え変わる田んぼの端の草や、誰のものでもない桑や梅の実がいつでも手の届くところにあるのが当たり前で、習志野に転居してきて荒れ放題の空き地のないことや、夜になっても薄明るい空に驚いたものです。
わたしが住んでいたエリアは駅から直線で3キロほどですが、満月の夜に影ふみができるほど人工的な灯りが今でも少ないんです。



もう慣れましたが、あぁ春だ、と教えてくれる鳥のさえずりやカエルの鳴き声がないことにも寂しさと物足りなさを感じたものです。
普段はバスと電車に乗れば好きな時に好きな所に行ける便利さに勝るものはないと思うし、心が疲れてくると横にも上にも広がる空と好き放題に伸びゆく自然に身を置きたくなります。
