【初心者向け】GoTプロンプト
はじめに:AIの思考能力の向上について
AI(人工知能)の応答品質が大幅に向上していることにお気づきでしょうか。
これは「Graph of Thoughts(GoT)」と呼ばれる新しい思考手法が開発されたことが要因の一つです。従来のAIが直線的に思考していたのに対し、GoTでは複数の観点を同時に検討し、より人間らしい複合的な判断を行うことができるようになりました。
本記事では、この技術を身近な「レストラン選び」を例に、分かりやすく解説していきます。
※CoTとToTプロンプトについてまとめています。よければご参考に!
第1章:AIの思考プロセスの進化を理解しよう
1.1 従来の思考方法:Chain of Thoughts
まず、従来主流だった「Chain of Thoughts(CoT)」について学習しましょう。
これは、AIが段階的に思考を進める手法です

Chain of Thoughtsの特徴
- 論理的で理解しやすい思考過程
- 一つずつ順序立てて処理
- 一度決定した内容は変更が困難
1.2 発展形:Tree of Thoughts
次に登場したのが「Tree of Thoughts(ToT)」です。
この手法では、複数の選択肢を同時に検討できるようになりました

Tree of Thoughtsの特徴
- 複数選択肢の並行検討が可能
- より広範囲な候補の比較検討
- 依然として一方向的な思考プロセス
1.3 最新技術:Graph of Thoughts
そして「Graph of Thoughts(GoT)」です。
GoTの特徴
- 循環的な思考プロセス(フィードバック可能)
- 複数要素の同時並行処理
- 動的な思考経路の調整
- より人間的な複合判断
この技術により、AIは以下のような高度な思考が可能になりました
- 複雑に見えますが、本質は「いろいろな角度から同時に考える方法」です
- 専門知識は不要、概念を理解することが重要です
第2章:実例で学ぶGraph of Thoughtsの動作原理
2.1 従来の質問方法との比較
効果的なAI活用のために、質問方法の違いを理解しましょう。
従来の一般的な質問
「新宿でおすすめのレストランを教えてください」
Graph of Thoughts活用型の質問
新宿でのレストラン選びについて相談があります。
【検討条件】
・予算:5000円程度
・立地:新宿駅徒歩圏内
・時間:今度の土曜日19:30
・人数:2名(私と友人)
【考慮していただきたい観点】
1. 予算との適合性
2. アクセスの利便性
3. 店内の雰囲気・サービス品質
4. 料理の品質・種類
これらの観点を総合的に検討し、最適な選択肢をご提案ください。
また、「友人が和食を好まない可能性」という追加情報があった場合の再検討もお願いします。
2.2 AIの思考プロセスの可視化
Graph of Thoughtsを活用した場合のAIの思考プロセスは以下のようになります

Graph of Thoughts
並行処理:複数の条件を同時に検討
統合評価:全ての要素を総合して判断
動的調整:新しい情報に基づいて再評価
第3章:実践的な活用テンプレートの習得
3.1 基本テンプレートの構造
効果的なGraph of Thoughts活用のための基本構造を学習しましょう
【課題・相談内容】について支援をお願いします。
【検討条件】
・条件1:具体的な制約や要件
・条件2:具体的な制約や要件
・条件3:具体的な制約や要件
【考慮すべき観点】
1. 第一の評価軸
2. 第二の評価軸
3. 第三の評価軸
これらを総合的に検討し、最適な解決策をご提案ください。
3.2 分野別活用例
学習のため、異なる分野での活用例を確認しましょう
例1:映画選択
週末の映画選びについて相談があります。
【検討条件】
・視聴時間:2時間程度
・視聴場所:自宅(ストリーミング視聴)
・目的:リラックスとエンターテイメント
【考慮すべき観点】
1. ジャンルの適合性(コメディ、ドラマ、アクション等)
2. 評価・評判の高さ
3. 最新作か名作かの選択
総合的にご判断いただき、推奨作品をご提示ください。
例2:商品購入(スマートフォン)
新しいスマートフォンの購入について相談があります。
【検討条件】
・予算:10万円以内
・主な用途:写真撮影、SNS、動画視聴
・重視点:バッテリー持続時間
【考慮すべき観点】
1. 価格とコストパフォーマンス
2. カメラ性能・画質
3. 操作性・ユーザビリティ
これらを総合的に評価し、推奨機種をご提案ください。
例3:学習場所選択
集中できる学習環境について相談があります。
【検討条件】
・場所:渋谷駅周辺
・利用時間:平日午後、3時間程度
・目的:資格試験の学習
【考慮すべき観点】
1. 学習環境(静寂性、集中しやすさ)
2. 座席確保の容易さ
3. 費用対効果
総合的に判断し、最適な学習場所をご提案ください。
第4章:Graph of Thoughts活用の利点と注意点
4.1 活用によって得られる利点
Graph of Thoughtsを適切に活用することで、以下の利点が得られます:
利点1:回答品質の向上
従来:表面的・一面的な回答
GoT活用後:多角的で深い洞察を含む回答
利点2:時間効率の改善
従来:何度も質問し直す必要
GoT活用後:一度の質問で満足度の高い回答を取得
利点3:新たな視点の発見
従来:予想の範囲内の回答
GoT活用後:考慮していなかった観点や選択肢の提示
4.2 効果的活用のための重要なポイント
ポイント1:条件の具体性
❌ 不適切な例:「良いレストランを教えて」
✅ 適切な例:「予算5000円、新宿駅近く、静かな雰囲気のレストランを教えて」
ポイント2:観点数の最適化
推奨:3〜4つの観点に絞る
理由:多すぎると焦点がぼけ、少なすぎると検討が不十分になる
ポイント3:総合判断の依頼
重要なフレーズ:
「これらを総合的に検討し、最適な選択肢をご提案ください」
4.3 避けるべき使用方法
注意点1:情報の不足
❌「何か良いものを教えて」
→ AIが適切な判断を行うための情報が不足
注意点2:矛盾する条件
❌「安価で高級な商品を教えて」
→ 相反する条件は適切な判断を困難にする
注意点3:範囲の過度な拡大
❌「人生のあらゆる問題を解決して」
→ 具体的で実現可能な範囲に限定することが重要
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
3種類の思考プロセスいかがだったでしょうか?
使用する際は、
CoTで思考して
ToTで思考して
GoTで思考して
と、伝えるだけでやってくれるのでオススメですよ!
私は、まだ使い分けがよくわかってないですがw
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今後ともよろしくお願いします!

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