Sora2に対する今のアプローチ
Sora2を使い始めて、ふと気づいたんです。
最初の頃は「夕焼けきれい!作ろう!」みたいなノリで思いついたままプロンプト投げてたのに、今では映像を作る前に必ず生成AIと延々対話してストーリー作ってる自分がいる。しかも秒単位でカット割りまで考えてる。
え、私いつからこんなことやってる人になったんだっけ?
この記事は、そんな私のSora2利用を振り返る、ちょっと恥ずかしいけど多分誰かの役に立つかもしれない記録です。
初期:とりあえず投げてみるマン
最初の頃は本当にシンプルでした。
「夕暮れの海辺を歩く女性」とか「雨の中を走る猫」とか「ネオンが輝く未来都市」とか、脳内に浮かんだビジュアルをそのままプロンプトに放り込んでは、出てきた映像を見て「おお〜」ってなってました。完全に勢い任せ。
完全にビジュアル先行というか、ビジュアルしか考えてない。ストーリー?そんなもの知らない。キャラクターの見た目と場面の雰囲気だけで勝負です。
生成された映像は確かに美しいんですけど、なんというか「綺麗な断片」って感じ。インスタで流れてくる動画みたいな。綺麗だけど、で?みたいな。
でもその時はそれで満足してたんですよね。だってAIがこんな映像作れるだけですごいじゃん、みたいな。完全に技術に酔ってました。今思えば平和な時代でした。
中期:「あ、動かせるんだ」フェーズ
しばらく使っていると、だんだん欲が出てきました。というか飽きてきた。
静止画みたいな映像じゃなくて、もっとこう、何か起きてる感じのやつ作りたいなって。それで「夕暮れの海辺を歩く女性が、途中で立ち止まり、振り返って微笑む」とか「雨の中を走る猫が、突然足を止め、水たまりに映る自分の姿を見つめる」とか、動きや演出の要素をプロンプトに足すようになりました。
ここで初めて「あ、これストーリーっぽくなってきた」って気づいたんです。キャラクターが何かをする。それには多分理由がある。次に何かが起きそう。これって物語の基本じゃん、と。
とはいえ、まだプロンプトは単発。場面ごとの繋がりとか、キャラクターの心情の変化とか、そういう深いところまでは考えてませんでした。なんとなく「それっぽい動き」を入れてるだけ。我ながら浅い。
現在:完全にストーリー沼にハマった人
そして今。私のワークフローは完全に変わりました。というか別人です。
現在はこんな感じでやってます。
まず、映像を作る前に生成AIと対話しながらストーリーを作ります。それもかなり詳細に。キャラクターの背景、感情、場面の流れ、展開。AIに「こういうシーンどう思う?」とか聞きながら一緒に作り上げていく感じ。もはや共同脚本作業です。楽しいけど時間かかる。
次に、そのストーリーをもとに映像用のプロンプトを設計します。ただ場面を描写するだけじゃなくて、カメラワークとか、キャラクターの動きとか、光の当て方とか、演出的なことまで考えます。「ここでクローズアップして」とか「ここで引きの画で」とか。完全に脳内映画監督です。
しかも最近は10秒の映像でも、シーン分割して5カットくらいに分けて設計するようになりました。
女の子が巨大キャンバスに絵を描くシーン
0秒から2秒で、女の子が巨大キャンバスを前に身構える。カメラは少しローアングルで迫力を強調。耳がピンッと立つ、しっぽも動く。
2秒から5秒で、ジャンプしてキャンバスに飛び乗る。ブラシを振り回しながらカラフルな絵を描き始める。カメラは追従してスムーズに回転、動きの速さを表現。
5秒から8秒は、空中で回転しながらダイナミックに描き続ける。絵がキャンバスいっぱいに広がる。背景は軽くぼかして、主人公と絵にフォーカス。
8秒から10秒で着地して、満足げに絵を見上げる。耳としっぽが揺れる演出で可愛らしさを強調。最後に絵が完成してキラッと光る。
みたいな感じで、秒単位でカット割りまで考えてます。我ながら「いつからこんな細かい人間になったんだ」って思いますけど、これがまた楽しいんですよね。止まらない。
こうして作った映像は、単なる「綺麗な映像」ではなく、感情や物語が伝わる映像になるんです。少なくとも自分ではそう感じてます。
なぜこんなことになったのか
振り返ってみると、いくつか理由がありました。
ひとつは、映像だけだと満足できなくなったこと。最初は「すごい!綺麗!」で十分だったんですけど、だんだんそれだけじゃ物足りなくなってきたんですよね。綺麗なだけの映像って、世の中にいくらでもあるし。「で、これ何が言いたいの?」って自問自答するようになって、答えがないことに気づいて、それでストーリーを考え始めました。
もうひとつは、Sora2の表現力が思った以上に高かったこと。複雑なプロンプトでもちゃんと再現してくれるから、「こんな細かいこと指定しても無理だろうな」みたいな諦めがなくなったんです。むしろ「どこまで表現できるか試してみよう」ってワクワクする感じ。これは嬉しい誤算でした。
そして一番大きいのは、創作の本質に気づいたことかもしれません。映像制作って本来、ストーリーを伝えるための手段なんですよね。当たり前のことなんですけど、それに気づいたら自然とストーリーから考えるようになりました。遠回りしたけど、多分正しい道に戻ってきた気がします。知らんけど。
まとめというか整理
整理するとこうなります。
初期の頃はイメージ中心で単発プロンプト。とにかく視覚的な美しさ重視。ストーリー?知らない子ですね、みたいな。
中期になると動きや演出を加えた単発プロンプト。簡単なストーリー要素が入ってきて、ちょっとドラマっぽくなった感じ。でもまだ浅い。
現在はストーリーを先に作ってからプロンプト化。生成AIと対話しながら物語を構築して、それをカット割りまで考えて映像化してます。完全に沼。
Sora2って、使い方次第で「映像生成ツール」にも「物語制作の相棒」にもなるんですよね。今は完全に後者です。一緒にストーリー作ってる感覚。楽しいけど時間溶ける。
もしあなたがまだ単発プロンプトで「綺麗な映像できた〜」って喜んでるなら(それも全然いいんですけど)、一度ストーリー作ってから挑戦してみてください。多分、新しい扉が開きます。私みたいに「あれ?私いつの間にこんなことやってる人になってる?」ってなるかも。
それでは、楽しいSora2ライフを。時間はあっという間に溶けますが、それもまた楽しいものです。
あなたのSora2の使い方はどう変化しましたか?
一緒に沼にハマりましょう。
きれい…#Sora2 #パフォーマンスアート pic.twitter.com/9UHzxyoBuL
— 緑どんぐり (@green_donguri) October 12, 2025
※実際に作成した動画です。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
作成した動画は、
ストーリーをChatGPTと作る→Sora2に合わせたプロンプトに変換してもらう
ということをしています。
そこからさらに微修正、微修正です。
Sora2が楽しすぎて完全に沼にハマってますw
まだまだ試行錯誤中ですが、また新しい発見やいい動画ができたら紹介したいと思います。
ちょくちょくXで作成した動画載せてるので、よければ見てください〜
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