【AIイラストの考え方】プロンプトは呪文じゃなかった
🔮 完璧なプロンプトを探していた
AIイラストを始めたばかりの頃、プロンプトは「呪文」のように感じていました。
正しい言葉を、正しい順番で、正しく組み合わせれば、理想の絵が出てくる。そんなふうに思っていました。
だから、うまくいっている人のプロンプトをそのまま真似してみたり、ネットで見つけた「おすすめプロンプト集」を試してみたりしました。
「masterpiece, best quality, highly detailed」みたいな定型文を冒頭に入れて、あとは単語を並べる。それで良い絵が出る人もいるから、自分も同じようにやってみました。
でも、なぜかうまくいかない。同じ言葉を入れているのに、思った通りの絵が出てこない。
それで、また別のプロンプトを探す。「このキーワードを追加すると良い」という情報を見つけては試してみる。そんなことを繰り返していました。
💬 プロンプトは指示だった
ある時、気づいたことがあります。
プロンプトは呪文じゃなくて、ただの「指示」だったんです。
呪文だと思っていたから、正解を探していました。でも、指示なら、正解はありません。伝えたいことを、言葉にするだけです。
たとえば、誰かに「絵を描いてほしい」と頼む時のことを考えてみます。
「森の中の家を描いてほしい」と言われたら、描く人は色々と想像します。明るい森なのか、暗い森なのか。大きな家なのか、小さな家なのか。新しい家なのか、古い家なのか。
もし「明るい森の中の、小さな木造の家」と言われたら、もう少し具体的にイメージできます。さらに「窓から光が漏れている」と付け加えれば、夕方か夜の雰囲気だと分かります。
プロンプトも、それと同じです。AIに「何を描いてほしいか」を伝えているだけです。
魔法の言葉を唱えているわけではなくて、ただ説明しているだけ。それに気づいたら、少し肩の力が抜けました。
🧩 言葉には役割がある
プロンプトに入れる言葉には、それぞれ役割があります。
「森」は場所を指定しています。「小さな家」は対象を指定しています。「明るい」は雰囲気を指定しています。「窓から光が漏れている」は状態や時間帯を指定しています。
これを「呪文」だと思っていると、言葉の役割が見えなくなります。ただ単語を並べているだけになります。
「森、家、温かい、詳細、高品質、美しい」みたいに、とにかく良さそうな言葉を詰め込んでしまう。それで何が伝わるのか、考えていませんでした。
でも、「指示」だと思えば、何を伝えたいのかが整理できます。
場所を伝えたいのか。対象を伝えたいのか。雰囲気を伝えたいのか。状態を伝えたいのか。
言葉の役割が分かれば、プロンプトはもう少しシンプルになります。必要な言葉だけを選べるようになります。
🛠️ 言葉を足すか、減らすか
プロンプトが指示だと分かると、「足すか、減らすか」を考えられるようになります。
出てきた絵を見て「もっとこうしたい」と思ったら、言葉を足します。「もっと暗く」とか「人物を追加」とか。
逆に「何か違う」と思ったら、言葉を減らしてみます。余計な指定が多すぎて、AIが混乱しているのかもしれません。
呪文だと思っていた時は、「足す」しか考えていませんでした。うまくいかないから、もっと言葉を増やす。もっとキーワードを追加する。
でも、指示だと分かってからは、「減らす」こともできるようになりました。
シンプルな指示のほうが、うまくいくこともあります。
🔍 正解を探すのをやめた
プロンプトを呪文だと思っている間は、ずっと「正しい言葉」を探していました。
誰かが成功したプロンプトを見つけては試して、うまくいかなければまた別のプロンプトを探す。そんな繰り返しでした。
でも、指示だと気づいてから、探すのをやめました。
代わりに、自分が何を伝えたいのかを考えるようになりました。
それでもうまくいかないことはあります。でも、うまくいかない理由が分かるようになりました。
伝えたいことが曖昧だったのか。言葉が足りなかったのか。それとも、余計な言葉が多すぎたのか。
プロンプトは呪文じゃなくて、ただの指示です。
完璧な言葉を探す必要はありません。伝えたいことを、ちゃんと言葉にするだけです。
それだけで、少し楽になった気がします。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
言葉ってほんと難しいです。
なににおいても言葉にするっていうことが重要なのかもしれない。そんなことを思いました。
私は苦手だーw
「フォロー」や「スキ」をしていただけると励みになります!
今後ともよろしくお願いします!

※シリーズ一覧用のマガジンです。よければ〜
いいなと思ったら応援しよう!
気に入っていただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。
いただいた応援は、今後の記事作りの励みになります!