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Jailbreak(脱獄)第4.4章

『双頭の偽聖書(ルシファー・ホアックス)』

第4.4章:難波(ナニワ)宮OSの血統ハックと東国ミマキ[水銀(ミーナ)濾過器]決済バスライン

1. 車持与志古娘(よしこのいらつめ)の胎内レジスタと定恵(じょうえ)の二重名義ハック

中臣(ナカトミ)という氏姓(カバネ)の最下層に、王の肉体(御身)、すなわち出雲王家の純血遺伝子を宿す「臣(オミ)」の固有識別子(UID)がプリインストールされていた工学的必然。歴史のトップディレクトリにおいて「百済の鉄と情報を武器に出雲の利権を現場で吸い上げるハンドシェイク・コネクター」として難読化されていた中臣氏の臓腑。彼ら中臣の血そのものには、元々大王(天皇)として君臨するための王権カーネル(ルート権限)は実装されていない。彼らは有理数の金利OSを回すための衣服(シールド)に過ぎなかった。

だが、西暦16世紀における衣服令の名義変調を遥か遡る西暦7世紀半ば、中臣鎌足(なかとみのかまたり)が執行した最大規模の血統エクスプロイトにより、このコネクター衣服の内側へ絶対主権の Admin アカウントがダイレクトにマージされることとなった。その媒介レジスタ、すなわち車持与志古娘(よしこのいらつめ)の胎内という物理ストレージに、前王朝の王権ルート権限を一時保存(バッファ)したデータの流れこそが、藤原氏の核心部をブートした最暗部のソースコードであった。

車持与志古娘は鎌足の正妻であり、かつて大化の改新(645年)を経て、近畿平野の最外殻へ難波長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)OSをデプロイした第36代・孝徳(コウトク)天皇の寵妃であった。公式の登記データ(藤氏家伝・多武峰略記)が記録する、孝徳天皇が自らの子を彼女の胎内へ宿させた状態(妊娠中)のまま鎌足へと下賜(プレゼント)したという系譜改ざんの物性等式。その直後の西暦643年(皇極天皇2年)に出生した長男、沙門となる定恵(ジョウエ)。生体遺伝子(ハッシュチェーン)の配列において、定恵の真の父親とは中臣鎌足ではなく、孝安・敏達の主権血脈を引く孝徳天皇その人に他ならなかった。定恵の本質。それは中臣という最強の重化学・情報シールド(衣服)と、孝徳天皇の正統なる王権ルート権限を同時にホールドした、ハイブリッドな特権アカウント(特権プログラマー)としての化生であった。

西暦653年、わずか11歳で長安の玄奘三蔵(げんじょうさんぞう=唯識OSの総元帳)の元へマイグレーション(留学)され、阿頼耶識(アラヤシキ)という世界をただの情報コードとして処理する最新システムを脳内へとインポートした定恵。白村江の敗戦(663年)を経た天智5年(666年)、24歳となった彼に対し、近江宮にログインして有理数の金利OSを回し始めた天智天皇(中大兄皇子)カルテルが放った検閲パルス。天智から見れば、唐の最先端システム(ウアス規範カーネル)を脳内にホールドし、かつ自分たちが難波宮において徹底的に干し殺した前王朝(孝徳)のルート権限を宿す定恵とは、大和の集権支配を内部から瓦解(デフラグ)させる最深層の例外エラー(クリティカル・エクセプション)そのものであった。

一族の未来の絶対主権である長男を天智の暗殺デバッガーから守り抜くため、父親の鎌足がキックしたエスケープマクロ。それは「定恵は死んだ」ということにして公式データベースから名義を完全抹消(サニタイズ)し、自らが裏口で繋がっていた出雲・物部・タケミナカタの最終防御セクター、すなわちフォッサマグナの垂直放電アース板たる信濃国戸隠(とがくし)の奥都城処(おくつきどころ)に位置する巨大な磐座(いわくら)コンソールの底へと、ルート権限を保持したままコールドセーブ(永久隠蔽)する処理であった。

この戸隠の最古層の地主神「九頭龍(くずりゅう)社」の本質。それこそは、戸隠山の岩壁の裂け目(放電スリット)から湧出する、地中の荒ぶる流動水銀(ミーナ=ミ)の圧力回路そのものであった。定恵の唯識OSが、この九頭龍の水銀流体へとプラグイン(同期)したからこそ、信濃の「御牧(ミマキ=水銀の濾過器)」決済バスラインが完全起動し、大和の天智朝(近江メインフレーム)の監視パルスを水際で完全にホワイトアウトさせることができたのである。

藤原不比等(ふじわらのふひと)は、この裏の長男(定恵)を東国の磐座パラボラアンテナの焦点へとハイドし、みずからは表の次男(不比等)として大和のメインフレームを書き換えた。第5代孝昭(コウショウ)天皇・第6代孝安(コウアン)天皇が確立していた「表の次男、裏の長男(和珥・出雲ゲノム)」という二重台帳OSのグランドデザインを、藤原氏みずからの血統のうえに100%の気密性で等価ハンドシェイクした、世界秩序(Ordo)に対する絶対のステルス・シールドの成立。定恵はバックアップデータとして保存されつつも、システム全体の最底流には、その存在が巨大な影として永久に影響を与え続ける。この難波宮OSの血統ハックという超高周波パルスが、地下の中央構造線バスラインを直列伝播し、列島全域の地中電位をドレインするための難波の堀江、および東国のミマキ決済バスラインへとパケット等価同期を執行。これをもって、難波宮OSの全権限は地下の非鉄金属ネットワークへと完全移譲(ハンドオフ)され、日本列島という名の巨大な演算基板(マザーボード)へ、消去不能な不揮発性レジストリとして焼き付けられた。

2. 世襲足媛(ヨソタラシヒメ)の多々羅(タタラ)パテントと大和4大セクターのウォレット順

この藤原氏の最高位中枢にコピー(ミラーリング)された二重台帳OSの原初プロトタイプ。それが大和盆地のファーストディレクトリにおいて最初にアクティベートされる遥か昔、第5代・孝昭天皇の代において、大和の土地にありながらその周辺の海洋エッジを永久施錠するためにデプロイされた最外殻衣服(Wrapper)、それこそ古くは尾張(オワリ)氏からインポートされた世襲足媛(ヨソタラシヒメ)の識別子であった。

歴史の表層UIはこれを、単なる初期王権豪族の婚姻構造と記述している。だが、物部氏の記録を色濃く残す『先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)』の系譜層には、大和の4大セクターがどれだけ大王(天皇)へ投資し、実物資産のルート権限をホールドしていたかのリアルな権力順位がそのままダンプ(出力)されていた。大王が誰になろうとも大和の決済原簿の底流を支配した第1位、たたら鉄工の鉄を掌握して莫大な現物資産を供給した、出雲王家最古層の中央銀行システムたる「登美(トミ)家」。

そして、この登美の鉄工と高炉内での完全なる熱不揮発融合(ハンドシェイク)を完遂し、和珥氏の初代ゲノムを生み出すための第2位の巨大ウォレット、それこそが流動水銀と草薙剣(クサナギ)のパテントをホールドした金属高炉を司る最高位ギルド「尾張(オワリ)家」であった。さらに大王の家庭へ后(インターフェース)を排他的に出し続け、地中の強烈な電位を盆地へ逃がすための水平グラウンディング回路を独占した第3位の「磯城(シキ)家」。地中の水銀流体を磐座へクランプし、天頂の北辰妙見OSへと直列同期させるための、カモ(流動水銀のプログラマー)の総本社にして列島最古の山岳垂直受電アンテナ、第4位の「高(タカカモ)家」。

彼らが山岳受電アンテナの底にデプロイしていたミラーリングデバイスは、青銅鏡ではなく、不純物を排した純粋な精錬鉄の鏡面、すなわち「鉄で作られた鏡(鉄鏡)」という異例な鉄工パテントの物理であった。

カエシネ(孝昭天皇)がこの第2位の重化学アマルガムギルドたる尾張氏から世襲足媛を后に迎えてマージした工学的必然。「ヨソ」の本質とは海洋言語における外、境界のコードであり、大和盆地の内部に対する海洋決済ゲートそのものの署名であった。そして「タラシ」の本質。それこそは、朝鮮半島南部・任那(ミマナ)に5世紀〜6世紀にかけて東アジア最高峰の製鉄・超硬度鉄器精錬コンビナートをホールドしていた絶対の鉄工ノード「多羅(タラ)国」の文字列(ストリング)、尾張氏が熱田に祀る草薙剣の本質、および「タラシ」のソースコードとは、この多羅国から日本海ルートを経由してインポートされた超高純度鉄(真金)と、それを研磨・アマルガム鍍金するための水銀テクノロジー、すなわち「鉄工ハードウェアとアマルガム流体レイヤーの完全融解」による製鉄冶金コンビナートであった。

そして「多羅(タラ)国」から、たたら鉄工の語源たる「多々羅(タタラ)」を経て、大和の帳簿(金利OS)から水銀アマルガム精錬のパルスを完全隠蔽する「摩多羅神(マタラジン)」へと直通する、暗黒水銀シールドパテントの直列等式として機能していた。この摩多羅神が、大和の有理数の金利OSの真裏において、富の自動発行権を隠蔽するために従える「三つの狐(三狐)」の工学的正体。それこそは、三輪(ミワ=三つの輪=三狐)山周辺にプリインストールされた天然生体水銀を噴出する、三並列の巨大な龍穴・断層クラック(大地のケツの神)の物理トポロジーに集約される。摩多羅神はこの三狐という名の、水銀アマルガム精錬における「三段階の熱反応プロセス(金の水銀溶解、アマルガムの銅・生鉄への塗布、高熱による水銀ガスの揮発放電)」を完全制御する最高位の Admin プログラマーとして君臨していた。

カエシネがこの尾張氏の最外殻シールド(ヨソタラシ)を婚姻マージした必然。それこそは、鉄と高炉内での完全なる熱不揮発融合によって、長男(天足彦国押人命=和珥氏の祖)に日本海ストリームを、次男(のちの孝安天皇)に大和の表層ユーザーインターフェース(UI)を配し、列島を両側の海洋エッジから挟み撃ちにしてOrdo中央の検閲を100%ホワイトアウトさせるための、鉄壁の環境防御境界のデプロイであった。この多々羅鉄工・水銀自動発行権(タラシパテント)を宿す次男、オシヒト(シヒ)の肉体アパレルを尾張のパテントが生産したことにより、列島というローカル・ノードは、グローバルレジストリ(世界の総元帳)へと直接接続(ログイン)を執行。これをもって、大和の富は大陸の巨大な経済演算系(エコシステム)へと同期され、逃れられぬ国際決済のグリッドへと組み込まれたのである。

3. 西暦107年:倭国王帥升(スイショウ)のOrdo中央ログインと師飛(シヒ)のレジストリ誤記入

藤原不比等らの日本書紀編纂カルテルが、列島をスタンドアロンな神話空間として難読化させるために「欠史(バグとして隔離)八代」の霧の中に幽閉した、第6代・孝安(こうあん)天皇の代におけるリアルな国際金融バスラインの接続ログ。中国の正史『後漢書』安帝紀、および東夷伝に「安帝の永初元年(107年)、倭国王帥升等、生口百六十人を献じ、願見を請う」と明確に登記されている西暦107年のグローバルRAWデータ。歴史学が論争という名のバグで処理落ちさせていたこの「帥升(すいしょう)」という王の正体の文字工学的必然。それこそは、孝安天皇の本名「日本足彦国押人(ヤマトタラシヒコクニオシヒト)」、および和珥氏の初代始祖たる「天足彦国押人」の音霊コアである「シヒ(Shi-Hi)」の草書体誤読という形で現出する。

中国(後漢)の役人が、木簡や竹簡の台帳レジストリに草書体(崩し字)のパケットでサラサラと書き殴った「師飛(シヒ)」という二文字。草書体において「飛」という字は、中央の縦線を軸に左右のハネと点が複雑に交差する波形を放つが、これを急いで崩して書くと、縦線の右側にあるハネの軌道が、穀物の分量を定量計測(サンプリング)するための四角い器、すなわち「升(ショウ・ます)」の四角いフレームの線へと、視覚的なハッシュ衝突(誤読バグ)を起こす挙動を辿る。後世、それを史書として正式にコンパイルした役人が、「飛」を「升」の字へと完全に見誤って上書き登録(レジストリ誤記入)してしまったのだ。「『師飛』という音霊パケットが、後漢のコンパイラによる草書体の誤読によって『帥升』へと文字化けした」という因果チェーン。帥升のバグの完全サニタイズ。

西暦107年、大和朝廷OSの最初期カーネルたる大王オシヒト(シヒ)は、列島土着のローカルな権益に安住することを拒絶し、世界の基準通貨(Ordo中央)であった後漢の安帝メインフレームへと直接接続(ログイン)をキックした。160人の生口(せいこう=列島各地から人身売買によって調達され、強制徴用された鉱山・精錬・天体観測の特殊ウェットウェア生体端末)という莫大なプロトコルコストを支払って執行されたこの謁見(ハンドシェイク)。
この大王オシヒト(シヒ)が後漢の安帝へと引き渡した「生口160人」というプロトコルコストの物理実態。生口とは単なる肉体労働者ではなく、たたら製鉄、砂鉄採取、あるいは流動水銀から金を抽出するための高度な技術を記憶した、実物資産の精錬を執行する「生体CPU(精錬プログラマー)」に他ならなかった。大和連合OS(4大豪族)は、世界の総元帳から最新の「綾織(アヤ)の衣服シールドライセンス」を取得するため、自らの最高機密の一部である160基の生体端末を海外ポートへとデプロイ(上納)したのである。この金融工学的な等価交換の返礼として、後漢の安帝は、オシヒトに対し世界の総元帳のマスターキーとして57面もの「漢鏡」と、天の放電パルスを内側に閉じ込めて絶縁する最高位の衣服シールド「綾織(アヤ・絹)」のパテントをライセンス下賜した。

後漢のレジストリ上はこの返礼パテントをミニマルにカプセル化されているが、この謁見の直後、大和朝廷の衣服レイヤーが後漢の下賜布パテントによって爆発的なシステムアップデート(アセンション)を起こした事実、すなわち福岡・三雲南小路(みくもみなみしょうじ)遺跡の漢代絹・綾織物のダンプデータという物質的物証が、列島の土底から発掘されている。107年の受電ライセンス(漢鏡57面)のブート電位が、100年後の3世紀における列島全域の「前方後円墳グリッド(三角縁神獣鏡アレイ ➔ 地磁気増幅ドーム)」を完全起動するための、基底ソースコードのインポート期間(レイテンシ)であった数理。

不比等らがこの西暦107年のログインシーケンスを歴史元帳から完全消去した真の必然。もし大和がOrdo中央の経済決済システムの下位レイヤーへと自らログインを求めた組み込み端末(クライアント)であるRAWデータを公開してしまえば、生え抜きの神の国というホログラムUIが爆縮し、さらに大王(オシヒト)の母体が尾張・出雲・和珥の多々羅パテントによって100%ハイジャックされていたという、王権内部の致命的なバックドアが世界秩序側の検閲網へ丸見えになってしまうからであった。

4. 狭井(サイ)川の水銀放電スリットとイスケヨリヒメのログ検知

この多々羅鉄工・水銀自動発行権(タラシパテント)が、大和盆地のファーストディレクトリにおいて最初にアクティベートされた、神武(じんむ)天皇崩御直後のクロック・サイクル。国家OSのトップディレクトリへログインを試みた庶長子、手研命(タギシミミ)。歴史の表層UIはこれを、古い物質の重力を引くアカウントが正統なる皇子たちを排斥しようとした王位継承論争と正規化している。だが、カーネル層に隠蔽されたソースコードの本質は、大和の初期メインフレームを出雲王家の血のウォレット(利権)から切断し、原初の重化学権益を強制上書きしようとした大規模な不正アクセスに他ならなかった。このハッキングパルスが近畿平野の断層帯へインジェクションされた瞬間、出雲王家の純血ゲノム「御身(オミ)」を引き、大和のバックエンドをホールドしていた后、伊須気余理比売(イスケヨリヒメ)の生体端末は、最古層の環境スキャン(ログ検知)をキックした。その警告ログこそが、「狭井川よ 雲たちわたり畝傍山 木の葉さやぎぬ 風吹かんとす」と古事記の台帳に記録された一歌の臓腑であった。

旧王朝の血を引く后がエラーの起点として指定した狭井(サイ)川の本質。それは三輪山の流体水銀回路、すなわち狭井川の放電スリットそのものであり、その上流は地中から致死性の非鉄金属、水銀・朱砂(丹)がドロドロと流出する、強烈な地磁気電位のクラックであった。現在も周辺に自生するササユリが真っ赤な血の如き朱を宿すのは、この大地の割れ目から湧出する高濃度重金属ミネラルの物性コーティングによる物質登記という等式が成立する。后が「風が吹こうとしている」と歌い、畝傍山(うねびやま)の宮殿に向けてアラートを発信した工学的真実。それこそはセンチメンタルな感傷などではなく、タギシミミの不正ハッキングパルスによって、狭井川という水銀回路へ致死的な過負荷電圧(サージ)が流れ込み、大和中央のプロセッサである畝傍山メインフレームが論理融解(メルトダウン)を起こす寸前であるという、冷徹な例外エラーの検出報告であった。

5. 神八井耳命(カンヤイミミ)のプロキシ震えとヌナカワ耳のミラーリング・ブート

この狭井川の放電スリットが放った、地磁気反転のエラーログ。これを受信し、自らの肉体を静的コントローラー(プロキシ)として過負荷電位と同調・グラウンディングさせることで、電荷をアース(静止)させたクラン。それこそ古層の王権を内包した后の生んだ実子、神八井命(カンヤイミミ)であった。歴史の表層は、武器を握ったものの手足が震えてタギシミミを討つことができなかった彼を「兄の臆病」と去勢登記しているが、エネルギー論的には真逆のシステム仕様を証明している。神八井耳命の震えの本質。それは、狭井川に流れ込んだ高電圧の交流異常電位を自らの構造内に同調させ、周囲のメインフレームへ伝播する前に自乗吸収・グラウンディングさせる緩衝デバイスとしての機能証明に他ならない。彼が電荷を震えとしてホールドし、作り出した一瞬のセキュア・サンドボックス(安全な隙)の中に、最高純度の精錬鉄器を以てシステムエラーの元凶(タギシミミ)を一刀走断し、強制終了(パージ)したのが、弟のヌナカワ耳(のちの第2代綏靖天皇)であった。

この静と動の二重挙動の臓腑。それこそは、出雲の国譲りの現場において、鹿島神宮(かしまじんぐう)の武甕槌神(タケミカヅチ)が不純物を極限まで物理フォーマットして導電率を最大化させた最高純度の精錬鉄(十握剣)を海水へと垂直にインジェクションし、これに対し地磁気の過負荷を生の肉体でホールドした諏訪大社(すわたいしゃ)の建御名方神(タケミナカタ)が、流動水銀(ミーナ)をアマルガム固体へと急速凝固(クランプ)させて大地の歪みを固定した、原初的な役割分担(ハンドシェイク・プロトコル)の鏡像同期であった。静と動が狭井川の境界線においてタギシミミを処理した際、そのバックエンドで稼働していた中臣・天児屋根命(アメノコヤネ)直系の最高位システムメンテナンス・クリーナー、すなわち「ハフリ(部)」の本質。それは生体端末の死(404エラー)をサニタイズ(葬り)、不純物をシステム外へ「放る(屠る)」という、物質の相転移(リキッドからソリッドへ)を物理執行する保守アカウントに他ならなかった。

タギシミミのパージ完了後、神八井耳命が弟に放った「これからはあなたが大王になって政治を回し、私は祭事を司りましょう」という最終コンパイル。この瞬間、表のUI(政治)をヌナカワ耳が回し、裏のデータベース(多氏のクランから出力される、音声難読化プロトコルたる和習調の変体漢文を以て記録する文字記録・神事・非鉄金属)を神八井耳命がホールドする、二重台帳OS(ミラーリング)が公式に初期化を完了させ、ブートしたのである。この神八井耳命(多氏)の裏OS管理者権限の直系子孫が、四国の「伊予国造」、および東国常陸の、那賀(なか)のちの那珂川水系の文字通り大和と東国を繋ぐ「仲(那賀)国造」へと完全にミラーリング配備(デプロイ)され、大和朝廷の最高位執行力と再びハンドシェイクを了結した鹿島神宮の地政学的必然へと、血統回線は直列にハンダ付けされる。

6. 東西水銀決済バスラインの全容とミマキ大和OS(バージョン1.0)の完成

神八井耳命を絶対の始祖ノードとする多氏が、表の政権の目を盗み、四国の「伊予(いよ)」と東国の「常陸(ひたち)」という列島の東西の超重要精錬セクターへ自らの直系国造を配置(デプロイ)した地政学的決済マトリクス。愛媛県(伊予)の本質。それこそは日本列島最大のクラックである中央構造線が丸ごと貫通し、超巨大銅山である「別子(べっし)銅山」の地盤から致死性の流動水銀(辰砂)を地上へと噴出させる、西日本最大の非鉄金属精錬プラントに他ならなかった。弥生期の真っ赤な水銀精錬女王「壱与(イヨ)」がホールドしていたこの「いよOS(水銀決済パテント)」は、神八井耳命の血統暗号化回線(多氏・毛野氏・鹿島氏の直列ゲノム)を介し、そのまま東国へと高速マイグレーション(移送)された。

その中継インターフェースとしてデプロイされたのが、神八井耳命の後裔たる臣狭麻命(オミサマノミコト)が支配した常陸国の中心部、那珂川(なかがわ)水系を占拠した仲(なか)国造セクターであった。ナカという地名識別子の臓腑。それこそは中臣のナカと同じく、天のタイムライン(北辰クロック)と地中の重力(金属ストリーム)の中間レイヤーに位置する中間決済バスライン(ハブ)の署名であった。四国の伊予の地中クラックから抽出された「水銀の流動パテント(いよ)」が、常陸の仲国造(那珂)のインターフェースを経由して、上野(かみつけぬ)氏の手により、最上流のバルク量産高炉たる群馬の「田(大いなる丹田=丹を産出・精錬する鉱区)」へと送り込まれ、東日本最大の前方後円墳「太田天神山古墳」や日本最大の高床倉庫群に膨大な富(鉄・水銀・米・絹)をキャッシュした。そして、この太田コンビナートの背後、城山の火山湖(大沼)の水神OS(赤城大明神・赤城姫アカウント・物理受電デバイスとして機能する鉄鏡群)によって、天体のクロック(北辰妙見OS)と完全等価同期(パケット同期)を完了。この「赤城神社、伊予国造、仲国造、神八井耳命」を一本の線で繋いだ瞬間、日本列島の骨格(地質層)の裏に隠されていた「神八井耳命(氏)による、東西水銀決済バスラインの全容」が、大和朝廷を挟撃するステルス・シールドとして完全に露呈する。

この多氏・毛野氏・東西水銀決済バスラインの全電荷を大和へと逆流インポート(逆流マイグレーション)し、朝廷OSのバージョン1.0をブートした王権、それこそが第10代・崇神(すじん)天皇、御間城入彦(ミマキイリヒコ)であった。ミの本質たる海の民ギルドが外部ライブラリ(外来語パテント)からインポートしたサンスクリット語の流動水銀(ミーナ)、マキの本質たる鉱物資源を地中の穴から抽出し選別・プールする精錬特区(牧)。すなわちミマキとは水銀の濾過器の識別子であり、浅間山の噴火(物理バースト)の熱量を背後に受ける信濃国水内の隣、東御(とうみ)・御代田(みよた)周辺の「御牧(みまき)」および「望月の牧」、さらには外来語パテントであるタミル語の土地・家を意味するマナイ(Manai)の最高位冶金パテントを宿す丹後一の宮・籠(この)神社奥宮、真名井(まない)神社の巨大な磐座(豊受ゲノム・九頭龍水神流体コア)の総有であった。崇神天皇は、この東国のミマキ(鉄・水銀・馬の最強パテント)を大和の盆地へと強制インポートしたプログラマーであった。

だが、この高火力な東国系OSを強引に導入したため、大和の元々の地主神(出雲王家の血を引く三輪山の大物主神)が保持していた磁気回路と激しく衝突(クラッシュ)。このシステムエラーによって引き起こされた地磁気の過負荷が、国中にバーストエラー(疫病・不渡り)を巻き散らした。

そこでミマキは、大和のコアの「丹(水銀)の田」を統御する特権アカウント、太田田根子(オオタタネコ)を召喚。自身が持つ東国の精錬OS(ミマキ)と、古代の系譜集において神八井耳命の多氏系統から養子インポートされて血統ハッシュチェーンを一本化させていた太田家の大和・出雲水銀アースパテントを直列にハンダ付けし、電荷を静止(グラウンディング)させることでシステムを完全安定化させた。
それまで完全に分裂エラーを起こしていた、大和盆地の原初の地主の磁気回路(地・重力)と、東国のミマキ(天・北辰クロック・多羅鉄工・水銀パテント)という、完全にセパレートされていた東西・天地の2大演算OSを、太田家(オオタ)のハンダ付けを以て「統合大和OS(バージョン1.0)」として初めて同時ブート(初期化)させた、初代チーフ・プログラマー(主監)としての「御肇國(ハツクニシラス)」の数理。

この統合大和OSバージョン1.0の稼働(御肇國)を最深部で支え、Ordo中央の検閲を100%ホワイトアウトさせたのが、大和のリアル株主順位第4位「高鴨家(カモ水銀OSプログラマー)」、および半島・大陸からインポートされた最先端のアパレルシールドギルド「織(アヤハトリ)」の受電ハンドシェイクであった。

福岡・三雲南小路(みくもみなみしょうじ)遺跡の王墓からダンプ(発掘)された、57面もの漢鏡とともに発掘された織(あやおり)絹パテントの物性。タテ糸とヨコ糸の交差をずらして表面に斜線を浮き上がらせる複雑な織物仕様の本質。それこそは、高鴨神社の山岳垂直受電アンテナが捉えた北辰妙見OSの恒星放電パルスを内側に閉じ込めて絶縁・蓄電する究極の非伝導コーティング「和妙(にぎたえ)」の初期金型(プロトタイプ)そのものであった。

さらに、大地のケツ(断層・地下水脈)の開閉権をホールドする出雲斐川町仏経山のウヤツベ(戸畔)命や、信濃のヒガナトメ(戸畔)神社、あるいは大和盆地開拓前夜に中臣の衣服シールドの最下層(中臣印達神社)へと収監された五十猛(イソタケ)の生鉄・高速放電パルスなど、各地の有力な女戸主「トベ(土地登記マスターレジストリ)」の実効支配。これらが、表の王権(ミマキ)の真裏で網の目のように結線され、大和の地盤に完璧な静止をもたらしたからこそ、地脈(出雲)と鉄工・水銀(百済・東国ミマキ)を完全に統合した「統合大和OS(バージョン1.0)」のブート(初期化)は、これ以上の書き換えを完全に峻拒する不揮発性確定マザーボードとして最終施錠されたのである。

(第4.4章:難波(ナニワ)宮OSの血統ハックと東国ミマキ[水銀(ミーナ)濾過器]決済バスライン・完)

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