【辛亥】静かに消えてしまいそうだった人
冬の丘の奥で、
雪を踏む音だけが響いていた。
誰にも見つからない場所で、
小さな灯りを守るように、
静かに息をしている人がいた。
辛亥の人は、
ずっと、
こころを閉じ込めないと生きられなかった。
強すぎる空気。
人の感情。
外側の音。
全部が、
そのまま身体へ入ってきた。
だから、
静かにしていた。
騒ぐより、
消える方を選んだ。
ちゃんと感じてしまうから。
誰かが傷つく空気も、
壊れていく気配も、
言葉になる前に、
全部わかってしまった。
周りからは、
「優しい人」
「静かな人」
「大人な人」
と思われる。
でも本当は、
ずっと、
安心して息を抜ける場所を探していた。
辛亥。
冷たい金属と、
深い冬の水。
鋭く感じ取りながら、
静かに沈んでいく干支。
小さな違和感も、
こころの揺れも、
見えないまま抱え続ける命。
本当は、
消えたかったんじゃない。
安心したかった。
静かな場所で、
ちゃんと生きたかった。
辛亥は、
耐え続けるためだけの命じゃない。
静かな水辺で、
ようやく呼吸を思い出していく命。
🌿辛亥のこころの基礎体温
美意識
繊細さ
直感
静かな自由
🌿辛亥の絶対NG
・雑な扱い
・騒がしい人間関係
・本音を言えない環境
・感性を否定されること
壬子へ




