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 本「脳は世界をどう見ているのか」を読んで

著 ジェフ・ホーキンス 訳 大田直子 / 早川書房 2022 四六版上製 323頁 本体2600円

脳を理解すると、世界の見え方が変わるのでしょうか?

近年、脳に関する研究は飛躍的に進展し、2024年現在、人間や世界に対する新たな視点が次々と生まれています。AIが日常生活に深く浸透している今、私たちは「認識」や「知能」とは何かという根本的な問いに向き合う必要性を強く感じます。

ホログラフィック脳理論との出会い


先日、ある本を手に取りました。購入のきっかけは少々の誤解からでしたが、結果的に読んで良かったと感じています。数十年前、カール・プリブラムのホログラフィック脳理論に関する書籍を読み、その内容に深く感銘を受けました。今回の本の紹介で「脳の座標系」という言葉に触れ、興味をそそられて購入しました。

ホログラフィック脳理論とは?

ホログラフィック脳理論とは、脳が情報をホログラムのように全体的かつ分散的に保存・処理するという仮説です。この理論は、物理学者デヴィッド・ボームの量子力学的視点とも関連しています。ボームは、宇宙全体がホログラフィックな性質を持つと提唱し、プリブラムの理論に影響を与えたとされています。

ホログラムの特徴として、情報の一部が欠けても、全体の情報が「希薄」になるだけで、関係性と意味を保持し続ける点が挙げられます。脳は、感覚器官を通じて得られた情報を、部分間の相互関係だけでなく、空間や感覚、知識の全体像として、宇宙の姿を記録する器官である可能性があります。この考え方に、私は深く感動しました。

脳の座標系と「1000の脳」理論


今回読んだ本の「脳の座標系」は、プリブラム以降の脳研究の進展により、脳の詳細な機能を解明しつつある成果の一つです。ジェフ・ホーキンスの「脳の座標系」理論とカール・プリブラムの「ホログラフィック脳理論」は、それぞれ脳の情報処理や知覚のメカニズムを異なる視点から説明しています。ホーキンスの理論は、新皮質の各コラムが独自の座標系を持ち、協調して知覚や思考を形成することに焦点を当てています。一方、プリブラムの理論は、脳が情報をホログラムのように全体的かつ分散的に保存・処理することを提唱しています。

座標系とは何か?


ホーキンスの理論によれば、新皮質は「皮質コラム」と呼ばれる小さな単位から構成されており、それぞれが独自の座標系を使って世界をモデル化しています。これらのコラムが協力し合い、私たちの知覚や思考を形成しているという「1000の脳」理論が展開されています。

「1000の脳」理論の概要


「1000の脳」理論とは、ジェフ・ホーキンスが提唱した、人間の脳がどのように物事を考えたり感じたりするかを説明する理論です。脳は多数の小さなチーム(皮質コラム)で構成され、それぞれが独自の方法で物事を理解し、協力して全体の知覚や思考を形成しています。

例えば、ある物体を認識する際、複数の皮質コラムがそれぞれの視点から情報を処理し、最終的に統合された認識を形成します。このように、脳は多数の小さな単位が連携して機能しているのです。

理論の興味深い点


この理論の興味深い点は、脳が一つの大きなコンピュータのように動作するのではなく、多数の小さなコンピュータの集まりとして機能していると考える点です。本書の帯には「脳の最大の謎が解けた! 細胞の塊に過ぎない脳に、なぜ知能が生じるのか?」と記されています。この本は、脳の科学的理解だけでなく、AIや今後の科学の進化に関しても多くの示唆を提供しています。興味のある方は、ぜひ一読してみてください。ちなみに、この本はビル・ゲイツの年間ベストブックにも選ばれています。


おまけメモ 脳の座標系と1000の脳のAI解説


A 脳はたくさんの小さなチームでできている

脳の中には「皮質コラム」という小さなチームが何千個もあります。それぞれのチームは、独自の方法で物事を考えたり覚えたりする「頭脳」を持っています。これが「1000の脳」という名前の由来です。

例えるなら、学校のクラスのようなものです。学校全体が脳だとしたら、各クラス(皮質コラム)がそれぞれ違う科目を勉強している感じです。

B 世界をそれぞれの「地図」で理解する

各チーム(皮質コラム)は、自分だけの「地図」や「座標系」を使って物事を理解します。例えば:
• 一つのチームは「部屋の形」を覚える。
• 別のチームは「誰が話しているか」を理解する。
• もう一つのチームは「猫の動き」を追いかける。

このように、それぞれが違うことを学びます。

C 情報をみんなで共有して考える

学校では、各クラスが集まって運動会をするとき、みんなが力を合わせて大きな結果を出しますよね。それと同じように、脳の小さなチームたちも集まって情報を共有し、全体として「世界をどう見ているか」を決めているという事です。さらに例を見てみましょう。

例えば:
• クラスAが「これは四角い形だ」と言う。
• クラスBが「これは冷たい」と教える。
• クラスCが「これは冷蔵庫だ」と結論を出します。

 冷蔵庫と認識されるまでに、小さな脳のチーム(皮質コラム)が複数働いているというわけです。 
 つまり「1000の脳」理論は、たくさんの、1000の単位が予想される、「小さな脳のチーム(皮質コラム)」によって構成された脳の機能により、認識という過程が起こっているというものです。

整理すると:
A 脳は小さなチーム(皮質コラム)で動く
脳には、世界を理解するための小さなチームが無数に存在しています。
B それぞれが自分の地図を持つ
各チームが独自の方法で物事を理解し、それぞれの「座標系」を使って世界を描きます。
C みんなで協力して結論を出す
各チームが集めた情報を共有し、全体として物事を認識します。

 様々な認識には、考えられていた以上に多くの駒と座標が存在しているという訳です。

脳の座標系と1000の脳

*記事を自分で書いて、AIのアドバイスと添削を経てできた記事です。画像もAI画像生成にお任せ。文章のいろいろな不統一や冗漫さが薄まって読みやすくなった。便利なのだ。それでも、自分で一度書くという手間をかけることが、脳トレ的にはボケ防止に有効だとわかった次第。下は、AIが書き出したハッシュタグ


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